2017年3月27日 (月)

好物、ダッシュ!

 どこの高校でも、昼食時にお弁当やパンを売りに来るお店屋さんがいる。記者も高校時代はお世話になった。
 午前中最後の授業が終わりに近づくと、少し早めに終わったクラスの生徒たちの廊下を走る音がし始める。特に売り場から遠い教室の生徒にとっては、売り場に着いたとき、選択肢が多いか少ないかの瀬戸際。比較的近い教室だった記者は、その音が聞こえると早く授業が終わらないか願ったことを思い出す。
 県立別府鶴見丘高校で約50年にわたり、数多くの生徒や教員の胃袋を支えてきた「きまつベーカリー」は24日で営業を終了したが、その味と思い出はいつまでも色あせないものになるだろう。(田口)

七ツ石稲荷神社初午祭に300人

 荘園町の七ツ石稲荷神社の初午祭(はつうまさい、同神社奉賛会主催、荘園自治会各部会協力)が26日午前10時、同神社で開催され町民ら約300人が参加した。

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 初めに奉賛会、自治会各部会などが参加して、斎藤哲奉賛会会長らが玉串を捧げる神事が執り行われた。
 荘園古戦場太鼓約20人が力強く演奏すると、太鼓の音に誘われたのか、徐々に町民が集まってきた。石垣原の戦いをモチーフにした曲では、太鼓を激しく打ち鳴らす音が大友軍と黒田軍の激突を思い起こさせる迫力があった。また、1曲終わるごとに会場に訪れた町民らが、大きな拍手を贈った。
 参加者は、太鼓を聞きながら自治会女性部会が用意したおにぎり、漬物、ゴボウ・ダイコン・キノコなど多くの具材が入った特製の豚汁を味わった。また、演奏が終わった荘園古戦場太鼓の子どもたちにも振る舞われた。会場は、笑顔で食べておかわりをする子どもらのイキイキとした表情に包まれた。
 参加者らは「地元の子どもたちが叩く迫力のある太鼓を聞き、女性部会が前日から用意した豚汁、おにぎり、漬物を食べる。この時期の風物詩であり、待ち遠しい行事の一つになっている」と笑顔で話していた。
 斎藤会長は「荘園自治会各部会の協力もあり、盛大に行え、伝統が守れている。今後も、町内だけでなく人と人との団結が強くなるよう、この初午祭を育てていきたい」と語った。

久門健太さんが絵画展

 大分県立別府支援学校鶴見校に通う高校1年生の久門健太さん(16)が絵画展を、25日から4月2日まで扇山の梅本美術研究所(梅本弥生代表)で開催している。観覧は無料。

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 久門さんは844㌘の超低体重児として生まれた。手足に麻痺があり不自由な中、小学5年生のときに当時喫茶くれよんを経営していた同研究所で絵に出会い、描くことを本格的に開始。以来、油絵をジャンルを問わず描き続けている。
 初めて描いた「花火」、暖色と寒色を使い分けて静と動を表現した「自画像」、パノラマ風に描いた「十文字原展望台から見た別府湾の光景」や、フェルメール「レースを編む女」とルノワール「ピアノを弾く少女」の模写、戦国大名の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など、幅広い分野の作品17点が展示されている。
 久門さんは「これからもジャンルを問わず、風景画や自画像をどんどん描いていきたいです」と笑顔で話した。

2017年3月25日 (土)

別府市が人事異動

 別府市は、平成29年4月1日付の人事異動を24日午後2時、内示した。総合戦略の取り組みを強化し、地方創生を加速するために組織改編を行ったことで、465人の異動となった。
 企画部を企画部と共創戦略室に再編し、迅速な意思決定と着実な政策実現を目指すために共創戦略室に部長級を配置。ONSENツーリズム部を観光戦略部と経済産業部に再編し、部長級を増員して別府ブランドの構築と発信を強化するため、観光課に課長参事ポストを新設した。
 また、商工課を産業政策課に改称し、B-bizLINK担当を含む3人を増員。文化国際課内に国民文化祭準備室を新設し、職員2人を配置。競輪事業課を公営競技事務所に改称し、対外的な交渉や新規レースの誘致などを積極的に行う。
 昨年発生した熊本地震を踏まえ、防災危機管理体制を強化するため、危機管理課を防災危機管理課に改称し、1人増員した。さらに、女性職員の管理職への登用を積極的に進め、今回は課長級に1人、係長ポストに9人を新たに登用した。
 退職した部長級を特定任期付職員(3年)として部長級で採用。機構改革により、これまで6部が8部(室を含む)、36課が38課となった。人事異動の内容は次のとおり(敬称略、カッコ内は旧職で部長級で「前」がついている人は、任期付職員。前職と現職が同じ人は部の名称変更によるもの)。
【部長級】▽総務部長(契約検査課長)樫山隆士=昇任▽総務部参事・税務担当兼市民税課長事務取扱(総務部次長兼課税課長)内田剛=昇任▽企画部長(企画部次長・別杵速見地域広域市町村圏事務組合派遣)忰田浩治=昇任▽観光戦略部長(ONSENツーリズム部次長兼文化国際課長)田北浩司=昇任▽観光戦略部参事兼DMO準備室長事務取扱兼DMO準備係長事務取扱(ONSENツーリズム部参事兼DMO推進室長事務取扱兼DMO推進係長事務取扱)永井正之▽観光戦略部参事(前ONSENツーリズム部長)伊藤慶典▽経済産業部長(ONSENツーリズム部参事・経済部門担当)松永徹▽経済産業部参事・B-bizLINK担当(前企画部長)工藤将之▽生活環境部長(総務部参事・税務担当)伊藤守▽共創戦略室長(児童家庭課長)原田勲明=昇任
【次長級】▽総務部次長兼契約検査課長(総務部次長兼職員課長)阿部陽一郎▽経済産業部次長兼公営競技事務所長(競輪事業課長)上田亨=昇任▽福祉保健部次長兼子育て支援課長(情報推進課長)勝田憲治=昇任▽建設部次長兼公園緑地課長(都市政策課長)後藤孝昭=昇任

別府東ロータリークラブ奉仕プロジェクト

 別府東ロータリークラブ(竹内孝夫会長)は20日、光の園グループホームで、「光の園マリアガーデン」の開園式を行った。

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 別府東RCは児童福祉施設の園児や障がいを持つ子ども達の生活環境の向上を図る目的で、長年にわたり造園作業を行ってきた。竹内・東RC会長は年度当初から、「身体」を動かし、実際に汗を流す奉仕活動の重要性を呼びかけ、奉仕プロジェクトの目玉として対応。在籍40人のロータリアンの参加をこまめに呼びかけた。最高齢の永嶋政人会員(93)は3回にわたる造園の全行程に参加。レンガ積みやセメントのメチ入れ、土のかく拌や運搬など、「職人技」を披露。筋肉痛に悩む若手をシリ目に、英国風の庭園仕上げに貢献した。20日のガーデン開園式では、竹内会長、一力秀次幹事、松永忠光の園施設長、園児2人がテープカット。

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 今年中学、高校を卒業した7人に卒業記念品を贈り、「これからの活躍に期待します」と激励、新たな人生の門出を祝った。またこの日は、完成したガーデンをながめながら、焼き肉パーティーを開催、子ども達の歓声に抱まれた庭園開園式となった。

別府鶴見丘高で50年営業の「きまつベーカリー」

 県立別府鶴見丘高校(酒井達彦校長、560人)で約50年間にわたり弁当・パン・ジュースの販売をしてきた「きまつベーカリー」が24日、営業を終了した。

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 セレモニーが同日午後0時20分、同校中央廊下で行われた。
 きまつベーカリーの松尾啓子さん(66)に、福田樹生徒会長が「我々鶴高生に美味しいパンや弁当を、最高の笑顔で届けてくれて本当にありがとうございました。勉強などで疲れきったとき、おばちゃんたちの笑顔を見ると、すごい元気になり、いやされました」と述べて感謝状を、高橋萌衣生徒会副会長が花束を贈呈した。
 続いて、生徒有志のラグビー部員が「毎日、鶴見丘高校に美味しいお弁当やパンを届けてくれて、本当にありがとうございました。おばちゃんたちのおかげで、毎日充実した日々を過ごせました」とお礼を述べて、ラグビー部と家庭部が協力して作ったお礼の品を贈った。
 松尾さんが「皆さんの盛大なお見送りを、心から感謝いたします。きょうの一日を私の宝物にいたします。感謝の言葉しかありません」と涙ぐみながら話した。生徒は、涙を流して最後の日を惜しんでいた。
 セレモニー終了後、販売が始まり、多くの生徒が押し寄せた。
 松尾さんらは普段と変わらない様子で販売をしていたが、生徒から「今まで、ありがとうございました」「とても美味しかったです」とお礼の言葉がかけられるとハンカチで目を押さえることが多くなった。
 野田翔太さん(17)=2年生=は「お気に入りは、空揚げパン。弁当やロースカツ丼など、安くて美味しかった。体操服のまま、買いにきたときは『お疲れ様』と声をかけられて嬉しかった。きょうが最後なので、十分に味わいながら食べます。来年度から、もう食べれないというのは少し寂しい」。
 2年生の女子生徒2人は「冷たいパイナップルのデザートが美味しかったです。トリ天など安くて、本当に良かったです。おすすめなどを教えてくれたことを、思い出しました」。
 教員は「鶴高を卒業して、先生になって鶴高に戻ってきてからもお世話になっている人もいます。安くてボリュームがあり、多くの人の胃袋を満たしてくれたことに感謝しています」と話した。
 ・元バスケ部の卒業生3人や野球部などが、寄せ書きを渡す場面もあった。
 松尾さんは「長年続けてきて、多くの思い出ができました。卒業生に町であったとき、『おばちゃん、元気かえ』と声をかけられるのが嬉しかったです。きょうのことは、一生の宝物になりました」と笑顔で話した。


2017年3月24日 (金)

公共施設の再編検討委員会

 別府市公共施設再編計画検討委員会(委員長・福谷正信立命館アジア太平洋大学教授、6人)は、意見書をまとめて23日午前1時半、長野恭紘別府市長に手渡した。

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 別府市は、公共施設に係る総コストを今後30年間で30%以上圧縮する基本方針を打ち出しており、有識者や市民の意見を反映させるための委員会。市が保有する公共施設の今後の適正配置の方針や施設保全の在り方について定める「市公共施設再編計画」に関する意見集約を5回の会議を通して行ってきた。
 現状と課題に対し「人口1人当たりが保有する公共施設の面積は全国平均を上回り、築30年以上の建物数が7割、築40年以上が4割と老朽化が進んでいる」とし、「ハコモノありきではなく、施設と機能を分け、機能に基づく適正配置を進めて施設保有総量を圧縮する」との市の考えを評価。一方で「計画の見直しを随時行うことにより、市民ニーズとのかい離が生じないように留意してほしい」と促している。
 その上で、出張所、公民館など集会施設等、スポーツ施設、社会教育施設、温泉施設、市営住宅、保健福祉施設等、学校教育施などに分けて意見を示した。
 福谷委員長ら委員5人が出席し「(全ての施設を維持するには)膨大な費用がかかり、市の収入をどうするかが喫緊の課題」「未来の市民に負担を残さないことが大切。未来から今を見て、ステップアップする必要がある」「費用負担とサービスはセットとの認識を、市民にも持ってもらうことが大切」「新しい価値観や方法で新しい行政運営の在り方を模索していくべき。自分たちの町は自分たちで作るという意識が重要」などの意見が出た。
 長野市長は「様々な検討をいただき、感謝します。再編を進める中で、市民に痛みを伴うものもあると思うが、ていねいに説明をしながら、行政サービスを維持するためにどうあるべきかを考えていかなければいけない。将来にわたり、サービスを低下させることなく子どもたちに何を残すかを議論して、1人ひとりが自分の役割とどういう町にしたいのか、地域をどうしたいのかを考えることが必要。新しい価値観や方法で、新しい行政運営の在り方を模索していきたい」と述べた。


別府市議会の定例会閉会

 別府市議会の平成29年第1回定例会は最終日の24日、予定より5分遅れの午前10時5分に再開し、野口哲男予算決算特別委員長から審査結果、いずれも原案通り可決するとの報告が行われた。
 平野文活氏(日本共産党議員団)が介護保険事業特別会計予算と後期高齢者医療特別会計予算についての反対討論を行った。表決の結果、賛成多数で原案通り可決された。
 人権擁護委員1人が退任するに当たり、松永忠氏を推薦することを承認。議員提出議案として、議会運営委員会から行政の機構改革に伴い市議会委員会条例の一部改正をするもの、公明党から水素ステーションの整備促進を求める意見書について採択した。また、県後期高齢者医療広域連合議会議員に森山義治氏(市民クラブ)と荒金卓雄氏(公明党)を選出した。
 森山副議長(64)から辞職届けが出され、選挙を日程に追加して実施した。投票の結果、三重忠昭氏(45)=市民クラブ=が当選した。森山氏が「熱いご推挙で歴史と伝統ある78代副議長に就任させいただき、皆さんのご協力で務めてこれました。今後は経験を生かしながら、市政発展、市民福祉の向上に誠心誠意努めていきたい」と退任のあいさつ。
 三重氏が「責任の重さに身が引き締まる思い。議長をサポートし、円滑な議会運営にも努めていきたい」と就任のあいさつをした。長野恭紘市長が森山氏を労い、三重氏にお祝いの言葉を述べた。
 引き続き、監査委員に野口氏(72)=自民・創生=を選任した・
 本会議終了後、退職する24人の職員に対し、堀本博行議長からと労いの言葉があった。職員を代表し、豊永健司総務部長とお礼を述べた。


市立小中学校修了式

 別府市立小中学校で24日、1年を締めくくる修了式が開催された。新学年が始まる4月10日まで春休みとなる。

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 このうち鶴見小学校(新宅俊文校長)では1~5年生383人が体育館に集まり、午前9時から式が行われた。新宅校長が各学年代表に修了証書(通知表)を手渡し、「みなさんは1年間よく頑張ったので、心も体も成長しました。人のために相手の喜ぶことができるような、心豊かな鶴見小の生徒になってほしい。春休みが終わったら元気に学校に集まり、いいスタートが切れるようにしてください」と述べた。
 児童代表あいさつでは1年生の上田未菜美さんと山本晴己さん、2年生の岡山海翔さん、4年生の森田このみさんの4人がそれぞれ1年間を振り返り、友達ができたことや運動会、遠足、授業で特に頑張った教科などについて話し、「1つ学年が上がっても頑張りたいです」と新年度の決意を述べた。
 春休み中は、同校では30日に離任式が行われる。始業式は4月10日。

2017年3月23日 (木)

黄色信号は進め?

 20日のお中日に杵築方面から車で別府に帰る時、日出の国道で「自動車教習所」の路上教習車の直ぐ後ろを走った。教習車の前の車が黄信号にかかったが、その車は止まらず信号を抜けた。するとそのすぐ後を走る教習車もそれにつられたように走り抜け、とたんに赤信号に。
 アレ、今のは?…路上教習車は「絶対止まらな悪イやろ!」。前の車は黄色になった時は停止線を越えた時だったかもわからんが、教習車は停止線より手前で黄色になったのは明らかだ。
 ほかならぬ路上教習中の車が、黄色信号を無視して走り抜けるとは…。
 教習所の教官はそんな指導でいいのですか?(藤田)


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