2012年1月27日 (金)

思い出のテキサスグッド・バイ

 先日、発表された「テキサス・インスツルメンツ日出工場」の1年以内での閉鎖。日出の大企業が一つ姿を消してしまおうとしている。
 自分は日出工場と同じ校区に住んでいる。子供の頃は夏に「テキサス祭り」という祭りが開催され家族や友人と遊びに行っていたが、資金などの問題で取りやめになってしまった。子供の頃の思い出のひとつになっている。ありがとう!テキサス日出工場。(見明)

人命救助表彰

01272_2  渡辺正信消防長は26日、昨年9月に起きた2件の火災で人命救助した計6人を表彰した。自分の危険を顧みず、火の中に飛び込んで行った勇気が命を守った。
   ◇   ◇
 別府市両郡橋の同町自治会長の無職田中義蔵さん(80)、パート従業員松崎富士美さん(59)、看護師東里健一さん(36)は昨年9月30日、両郡橋3組の木造2階建て市営住宅G棟の火災で、1階に住む無職藤原美智子さん(76)を救出した。
 3人とも藤原さんと同じ両郡橋に住んでおり、台所が燃えていることに気づき、同住宅に設置された消火器計3本を持ち室内に入った。煙が充満する中、消火器で初期消火して延焼を食い止めた。藤原さんが室内にいる可能性があるため探し出し、3人で抱えて外に運び出した。藤原さんは救急車で市内の病院に搬送され気道熱傷の軽傷ですんだ。
 田中さんは「助け出せて本当によかった。町内は四季の行事を通じて地域住民の絆は強まっている。私は町内を歩いて町民と話すことで、顔と名前を一致させるようにしている」、東里さんは「無我夢中で、まず消火しようと思った」、松崎さんは仕事の都合で出席できなかった。
  ◇
01272_3  扇山町の建設会社経営渡辺正彰さん(58)、息子で同会社員渡辺真孝さん(34)、南立石生目町の建設会社経営大野勲さん(40)は昨年9月16日、南立石生目町の無職山口久雄さん(70)宅の火災で、2階ベランダから山口さんの妻マス子さん(66)を助け出した。
 近くにいた渡辺さん父子が煙に気づき、現場に行くとマス子さんが2階の部屋から助けを求めていた。父親正彰さんが119番通報、消防団第13分団員の真孝さんがベランダに逃げるよう声を掛けて指示した。延焼が拡大すると、マス子さんが危険と判断し、父子は近くの工事現場から持ってきたはしごを2階ベランダに掛け、真孝さんがベランダに登った。
 同じ13分団員の大野さんも煙に気づき、ヘルメットとはっぴを着て現場に行くと、2階のベランダにマス子さんと真孝さんがいて、正彰さんがはしごを抑えていた。火の勢いが強く熱気もすさまじかったため、火元の家にあった散水用ホースで3人に放水し熱気から守った。
 マス子さんは真孝さんに守られ、ベランダからはしごで降りた。マス子さんと真孝さんは左腕に軽い火傷を負った。
 父親の正彰さんは「自然と体が動いた。女性は怯え、体が思うように動かなかったようだが、助け出せて良かった」、息子の消防団員真孝さんは「マス子さんを少しでも火から守ろうと必死だった」、大野さんは「現場を見たとき、窓ガラスは割れ火が吹きだしており、ぞっとした。現場では同じ消防団の真孝さんがいたため、連携が取れて救出できた」と話した。
 渡辺正信消防長はお手柄の6人について「当日の火災現場を想像すると、高熱で煙が充満する室内に、身の危険をかえりみず初期消火し延焼を食い止め、尊い命を救い被害を最小限に食い止めた。地域の力の重要性を改めて認識した」と感謝した。

皇室の弥栄を

01272  皇室は高円宮家に伝わる「根付」コレクション展は大盛況で幕開けとなった。高円宮久子妃殿下ご来県の25日は、特別講演に予想の倍を上回る400人近い市民がつめかけ立ち見が出た。歓迎レセプションには300人。広瀬勝貞知事、浜田博別府市長らVIPがズラリ。26日のトキハ大分店のテープカット直後も大入り満員。舞台裏は「民間」として大島由美子さん(ゆめさき女将)、波多野美代子さん(御幡社長)の女性パワーが奏功した。資金集めから講演会の動員、パーティー演出まで八面六臂の大活躍。
 また、実務経験豊かな大分県神社庁職員や若手神職で組織する大分県神道青年部の活動も光った。ご隠居生活を楽しむ安藤昭三前大分県商工会議所連合会長は全面に立って、現役時代なみの情熱でその役割をはたした。副実行委員長の津末武久さん、福島知克さんらは「寝食を忘れて没頭した…」とポツリ。まだまだ影の功労者は多いが、紙面の都合でお許し願いたい。
 年が明けて皇室がお見えになり、一夜を別府で過ごされ、県民市民代表が大歓迎して、その弥栄(いやさか)を祈念した。「東日本大震災」で過ぎた昨年。何か今年は幸先がいい。コレクション展は来月1日まで開催。関係者らの奮闘はつづく。
 この事業成功の要因を聞いたら、神日出男・県神社庁長「関係者の努力はもちろんですが、何より高円宮久子妃殿下の温かいお人柄。このことにつきると思います」
 これだ!
     (陽)


中村諭美さん

0124o2  ユニークな「竹ハンガー」で、第48回くらしの中の竹工芸展の県竹産業連合会会長賞に選ばれた中村諭美さん(36)=市内朝見2丁目、岐阜県出身=。
 1本の竹を“火曲げ”してハンガーの形に。竹の節が同じ位置に来るようにと、材料を選んでいるという。
 12年間家具職人として働いたキャリアがあり、竹を編んで作る「編組」よりも、木工的な製作スタイル。竹のはさみや木の鉛筆削りといったアイデア作品も手がけている。
 竹工芸歴3年。現在は東荘園の県竹工芸・訓練支援センター別棟(旧産工試)にある貸し工房「未来工房B―スクエア」で活動している。

両郡橋陳情

0127t2  別府市の両郡橋自治会が26日、浜田博市長に道路整備を陳情した。田中義蔵自治会長と自治会役員6人に堀本博行、穴井宏二両市議が同席した。
 陳情は、市道赤野~鳴川線について、国道10号から入るとすぐのJR高架の道幅と、山側に行った場所の急カーブの2カ所を整備してほしい、というもの。田中会長が「両郡橋地区は道幅が狭く、特に、緊急時には消防車や救急車の走行が以前から懸案事項でした。早急に対応してもらいたい」と要望書を手渡した。
 浜田市長は「要望を事前に聞き、道路河川課が調査をしました。重要な生活道路と認識しているので、対応したい」と答えた。糸永好弘建設部長が図面を示しながら「ガード下は高さ制限もあり、これ以上は無理で国道10号側は改修は難しいですが、山側は少し低くすることが出来るのではないかと考えています。急カーブの場所は、一部民有地があり、自治会から話をしていただき、民有地を使わせていただければ、改修は可能だと思います」と説明した。

鉄輪俳句湯けむり散歩

 町作りグループ鉄輪愛酎会が主催する、鉄輪俳句湯けむり散歩の第77回(平成23年秋分)の優秀3句が決まった。選者は俳人倉田紘文さん。今回の投句数は547(市内86、市外461)、投句者は324人だった。
▽「湯けむりの方に歩きて秋散歩」鹿児島市・芦谷七海。(評)七海ちゃんは十三歳。湯けむりの美しい鉄輪の秋の空を仰ぎながらの楽しい散歩。若い心と体がとっても清らかで爽やかですね。
▽「温泉の同窓会や星月夜」横浜市・斉藤雅弘。(評)別府温泉、鉄輪温泉。その温泉の名所での同窓会。温泉宿の明るい集いの様子と共に、窓の外には秋の夜の星月夜が美しく祝ってくれている。心に残る思い出の一夜。
▽「湯けむりの一人遊びや萩の風」別府市・古賀宣道。(評)萩は秋の七草の代表的な花で、昔から日本人に愛されてきた。可憐な花が枝ごとしなかやに揺れるさまは、もののあわれを誘う。そして、その空には湯けむりが風とたわむれている。まさに別府の秋の天地。

ヒーリングサロン「KAGURA」

0126o2  昭和2年築の古民家でアロマセラピーやタイ式ボディケア、フェイシャルなどを施術する、ユニークなヒーリングサロン「KAGURA」が昨年12月にオープンした。
 場所は朝見1丁目2―26で、茶房たかさきの奥。京都でリラクゼーションサロン店長の経験を持つ井上愛さん(38)が、「落ち着いた場所でゆっくり時間を過ごしてほしい」と開いた。
 リフレクソロジー(足裏反射療法)は足の疲れや不眠・ストレス、タイ式ボディケアは肩こりや腰痛ほかさまざまな症状に、アロマセラピーはリンパの流れをよくするのでむくみや冷え性にお勧めだという。
 料金は足裏30分+タイ式60分のおすすめコース7000円など。好みのメニューを30分間体験できるお試し(3000円)もある。
 井上さん自身も子育て中で、子供連れのお客向けにキッズルームも。育児中のお母さんたちには「たまには育児の毎日から離れて癒しの時間を過ごしてみては」と呼びかけている。
 店名は最初に勉強した場所が東京の神楽坂だったので初心を忘れないようにするため。また、お神楽が好きなことから名づけたという。
 営業時間は午前10時から午後4時で、日曜日・祝日は休み。予約・問い合わせは電話212212へ。

2012年1月26日 (木)

青空流コミュニケーション

 野口中町の訪問マッサージ「青空別府」(藤澤三恵店長)は利用者の自宅に行き、マッサージするのが人気。近くのマッサージに行きたくても歩くのが困難な人に便利。
 利用者の多くがマッサージを受けている間の先生との会話が楽しいという。何気ない天気の話題や「お元気ですか」と声をかけることで、利用者とのコミュニケーションをとる場となっている。
 現代はパソコンや携帯電話で会話をする時代だが、やはり顔と顔を合わせて会話することが温かく大切だとしみじみと感じる。(福島)

高円宮妃が根付の講演

01263_2  高円宮妃久子さまの講演会「高円宮家根付コレクション」が25日、別府市のビーコンプラザであり、350人が参加した。
 根付は、着物の帯に吊るす煙草入れや印籠などを留める装飾具で、江戸庶民の間に広がった。江戸時代から大正にかけての「古根付」と昭和や平成の「現代根付」に分けられる。
 「根付の魅力は、緻密で細かい彫りだけでなく、くすっと笑えるユーモラスな部分があることです。例えるなら根付と印籠の関係は能と狂言、とひねりをきかせたものです。多くの人に伝統文化“根付”を感じてもらえればと思います」と話した。
 故高円宮殿下が熱心な根付コレクターで、婚約の際、久子さまに初めて贈ったのが干支の十二神将をかたどった根付だったことや、生前、高円宮さまが根付作家にコレクションを見せて勉強してもらったことなど、根付師育成に力を注いだエピソードも紹介した。
 「材料、テーマ、大きさに制限がない根付は、海外のコレクターも多いです。日本にあった根付が戦争で消失の危機に直面したとき、米国のコレクターが日本に戻してくれて伝統文化が今に継承できています」と話した。貴重な根付の写真がスクリーンに映し出され、参加者は興味深かそうだった。
 レセプションホールに会場を移して歓迎レセプションが開催され、津末武久元別府商工会議所会頭と広瀬勝貞県知事が開会あいさつした。浜田博別府市長ら300人が出席し、久子さまは笑顔で出席者と記念写真に応じ、ふれあっていた。
 「高円宮家根付コレクション展」は26日から2月1日まで、大分市のトキハ本店で開催される。

アフリカをもっと知ってほしい

0125o2_2  市立南小学校(辻修二郎校長)で25日、3―6年生(217人)を対象に別府市国際理解教室があった。
 アフリカ出身者を中心に立命館アジア太平洋大学(APU)の学生6人が訪れ、ダンスやゲームなどで児童と交流した。
 ケニア出身のバコラさんはアフリカに52の国があることやスワヒリ語のあいさつ言葉「ジャンボ」を紹介。ヤフーさんは出身国マラウイが九州ほどの小さな国であることや、シマと呼ばれるトウモロコシが主食であることなどを話した。明るい人柄の学生らの話に児童らが引き込まれていた。
 同小では年間2回国際理解教室を行っており、昨年12月はインドネシアの学生を招いた。「いろんな国の人と交流し、自分たちの生活と比べる中で、視野を広げてほしい」とねらいを話している。

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