2017年2月27日 (月)

ネコも市民?

 別府のあちらこちらを歩いていると、ネコの多さに驚かされる。こちらを見るや近付いて頭をなでることを要求したり体をすりつけてきたり、何もしていないのに一目散に逃げ出したりと、反応は様々。それはどこに住むネコも同じことだが、側溝から湧き出る湯けむりで恍惚の表情を浮かべて温まるネコの風景は、まさに別府ならではと思う。人間の文化の発展に合わせて、面白く順応しているものだなあ。
 そういえば2月22日はネコの日だった。別府の街中を気ままに歩くネコがいつになく気になったのは、そのせいか。(大平)

別府市消防団の春季訓練に300人

 別府市消防団(片岡典之団長)の春季訓練が26日午前9時、市立別府商業高校グラウンドと柔剣道場で開催され、17分団及び女性分団から約300人、車両20台が参加した。

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 水・火災などの災害から国民の生命、身体、財産を守るため、その部隊行動を確実軽快にし、厳格な規律を身につけて消防諸般の要求に適応させる基礎を作ることが目的。
 開会式で、団本部と各分団が分列行進を行った。
 続いて、片岡団長が「短時間の訓練だが、真剣に取り組み事故がないよう、最後まで気を緩めずに取り組むように」。
 来賓の長野恭紘市長は「防災力は地域の力と同じです。その防災力の中核を担うのは、消防団員の皆さんです。これからも、片岡団長をはじめとした皆さんの力なくしては地域力を上げることはできません。これからも、市民や観光客の安心、安全のために尽力して下さい」。
 堀本博行市議会議長は「いざというときには、地元の地理や事情に精通した消防団があるからこそ、地域の皆さんが安心して暮らせると思っています。自分たちの地域は、自分たちで守るという強い精神で市民のために一層の尽力をお願いします」とそれぞれあいさつした。
 グラウンドでは、3班に分かれた17分団が訓練礼式、車両3台をホースでつなぎ放水する中継訓練、車両運転・誘導訓練を行った。女性分団は柔剣道場で、訓練礼式と応急手当指導を学んだ。

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 訓練終了後、河原靖繁消防長が講評を述べた。


猪の瀬戸湿原で野焼き実施

 猪の瀬戸湿原野焼き実行委員会(代表、渡邉新十郎NPO法人猪の瀬戸湿原保全の会理事長)は26日午前10時頃から、野焼きを実施した。保全の会メンバーや城島高原オペレーションズなどから約50人が参加した。

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 湿原の乾燥化、森林化の防止および害虫を駆除して湿原を保全するのが目的で、今回で6回目。
 猪の瀬戸湿原は、鶴見岳と由布岳の南斜面の間にある標高700㍍の山地湿原で、周辺の自然林により涵養された水によって支えられている。サクラソウやヒメユリなど貴重な植物も含む豊かな植生があり、動物の生息環境としても優れた地域。
 野焼きの対象は輪地面積を含む12・36㌶。毎年3つのブロックに分けて実施していたが、今年は2つにし、6班が1ブロックごとに燃やして移動した他、輪地の内側を例年より狭めて、少し広い範囲で行った。
 風向きを見ながら国道側から火をつけると、大きな炎が上がり、あっという間に赤い稜線が広がり、周囲を黒く染めていった。また、野焼きに驚いたシカが慌てて逃げ出す姿も見られた。

福祉フォーラムin別杵速見実行委員会

 福祉フォーラムin別杵速見実行委員会と別府市は、「障がいのある人もない人もともに暮らすまちづくり」として取り組んだ、小学校・幼稚園訪問ワークショップ事業の報告会を25日午後1時半、県立社会教育総合センターで行った。約40人が参加。

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 実行委員会は、平成28年度の別府市協働のまちづくり事業補助金で、行政提案型協働事業としてワークショップを実施した。将来を担う子どもたちが、障がいを身近に感じることで理解を深めてもらおうというもの。
 はじめに、首藤健太さんが学校での様子を報告。2幼稚園と3小学校を訪問し、約620人の園児・児童と触れ合った。視覚障がいの体験や盲導犬との触れあい、卓球バレーやボッチャなどのスポーツと様々な分野の講座・体験を実施した。報告会終了後、首藤さんは「私たちの方が身構えている部分があったと思う。低学年ということで大丈夫かなと思っていましたが、すごく落ち着いて話を聴いてくれて、いろんな質問をしてくれた。これからも続けていきたい」と話した。
 報告会2では、徳田靖之弁護士をコーディネーターに、講師として学校に行った西田幸生実行委員会代表、湯澤純一県盲導犬協会長、発達障がいの子どもを持つ江藤裕子さん、難病で車イス生活をしている川野陽子さん、障がいを持ちながら障がいのある人の相談員として活動している五反田法行さん、絵手紙教室を開くなどしている原野彰子さんが体験を語った。「子どもたちの質問にどう答えるか迷うこともあった」「いろんな生活をしている人がいると知ってもらうきっかけになればと思った」「子どもの頃から障がいに理解を持つと、大人になっても手助けをしてくれる人になると思う」「もっと多くの学校に参加してほしい」などの意見が出た。
 引き続き、授業体験もあり、盲導犬との触れあい、視覚障がい者の誘導、絵手紙、発達障がいについて学んだ。
 29年度は、まちづくり事業の市民提案型協働事業として、中学生まで対象を広げて実施することにしている。

2017年2月25日 (土)

忙しい人

 平成28年度みどりの少年団椎茸ほだ木駒打ち体験の取材に行ったとき、「常連」サンと会う機会が多いと感じた。
 大分県椎茸農業協同組合理事の小川建さんもその一人で、別府市消防団第16分団長だったことが分かった。
 取材前日の17日、別府市消防団幹部研修会を取材。小川さんも出席していた。駒打ち体験では「昨日も取材に来ていたね」と言われてた。
 忙しい人とは仕事以外にも多くの役をこなす。忙しい人とは公に尽くす機会が多い人と解釈している。(田口)


みらいしんきん三支部合同講演会

 みらいしんきん同友会三支部(南支部、本店・野口支部、山の手支部)合同講演会が24日午後6時半、県立社会総合教育センター2階視聴覚室で開催され、約90人が参加した。

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 みらいしんきん同友会は、大分みらい信用金庫の取引先の経営者で構成されている。
 講演会に先立ち、山の手支部常任幹事の中島一志さんが花束を作った。
 続いて、同友会南支部の後藤明文常任幹事が「毎年、3支部合同の講演会を行っており、今年は南支部が担当します。私は浜脇に住んでいますが、空き家がどんどん増えています。神鳥先生の話は分かりやすく、ためになる講話になると思います。最後までご聴講を」とあいさつ。
 講師の神鳥税理士事務所の神鳥慶子所長が「あなたの家、住んでくれる人いますか?~~夫婦・親子で考える実家問題」をテーマに講演した。
 空き家の現状として、全国の空き家数および空き家率は昭和38年に52万戸で全体の2・5%だった。平成25年では、空き家数820万戸(13・5%)と増加している。その原因は①人口減少②少子高齢化の進展③人口移動の変化―とした。しかし、最大の原因は「相続」。両親が亡くなり子どもが相続する際、子どもは持ち家があるため、実家が空き家になる可能性が高い。
 「空き家の問題点は、火災の発生、建物の倒壊、衛生・景観の悪化、防犯力の低下、自然災害発生時の二次被害などが挙げられる。そのため、平成27年5月に『空き家対策特別措置法』が施行された」と話した。
 これまでは特例で、家を撤去せずに放置しておいた方が、土地にかかる固定資産税などが安かった。平成27年度税制改正後は「勧告」を受けると特例から除外され、最大で固定資産税が6倍、都市計画税が3倍になる。
 固定資産税、譲渡所得の特別控除の特例、相続された実家をどうするかなどを説明した。
 「老後資金は、3つに分けられる。それは日常生活のために使うお金、何かあったときのための備えるお金、万一の際に子どもたちに残すお金となる。また、遺言書、エンディングノートなどがどこにあるかを残された人たちに伝えてほしい」と述べた。
 最後に、大分みらい信用金庫南支店の末廣功二支店長代理が花束を神鳥所長に贈り、本店・野口支部の菅健一常任幹事が謝辞を述べた。


杵築市議会が高校生と意見交換

 杵築市議会(河野正治議長、18人)は、初めての高校生との意見交換会を24日午後2時から、本会議場で開催した。県立杵築高校の2年生20人が参加した。

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 将来の担い手である高校に、自分たちが生活しているまちのことを知り、未来に向けた夢や想い、行政サービスへの疑問などを率直に話してもらうことで、今後の参考にするとともに興味を持ってもらおうというもの。また、選挙権が18歳からに引き下げられたこともあり、身近な市政から政治への認識を深めてもらう。
 河野議長が「平成26年に議会基本条例を制定し、身近で開かれた議会として活性化を目指している。昨年7月の参議院選挙では、初めて18歳からの投票があり、大分県で投票率が58%で、18、19歳の率は約40%と政治への関心の低さが目立った。次世代を担う高校生に議会の役割や市政への理解、関心を深めてもらいたい。明るく伸び伸びと質問をし、議員も簡潔でわかりやすい答弁をしてほしい」とあいさつ。議長役の手島遼太さんに委嘱状を手渡した。
 「議員の任期は4年である」「定数は20人」など議会に関する質問10問に挑戦。埋田凪さんが9問正解した。7問以上正解した人には蛍光ペンが景品としてプレゼントされた。
 引き続き、意見交換会を実施し、一般質問形式で1人5分の持ち時間の中で、日頃の生活で疑問に感じていることを質問。「通学路で道路の崩落部分があり、危険。対応はどうするのか」「地方創生で、他都市に乗り遅れないためにすべきことは何ですか」など、条例制定や文化財、杵築ブランドへの取り組み、人口減少など幅広い質問が出た。
 答弁に立った市議は「大田の崩落については、規模が大きく迷惑をおかけてしているが、拡幅は困難な場所で、看板を設置するなどして安全を確保していきたい」「人口が減少し産業の生産額も減少している中で、地域全体を活性化することで人口の減少に歯止めをかけるものが地方創生。これは、1個人や1つの事業で出来るものではなく、本質的な課題を理解し、関係機関・団体・市民と協働で連携しての取り組みが必要」などと答えた。
 意見交換会には、永松悟市長も出席し、感想を述べた。

2017年2月24日 (金)

広瀬流ダンディズム

 大分県知事広瀬勝貞氏の後援会「21世紀の大分を創る会」=高山泰四郎会長=の定例総会が22日夕、大分市内のホテルで開かれた。高山会長の開会あいさつに次いで、広瀬知事があいさつ。29年度県予算総額は6098億600万円。4年連続で対前年度より増額。借金にあたる県債残高は前年を下回る。積極かつ健全な財政運営を強調。
 また日本一をめざす「子育て満足度」「健康寿命」「障害者雇用」に積極果敢に取り組んでおり、地元経済の更なる活性化策としての、企業誘致については、昨年一年間で36社の誘致実績を紹介。過去最高となった。積極予算の源泉は「長いこと知事やってますと、(予算計上面で)東京で友人、知人が応援してくれまして……」
 企業誘致については「手強いライバルが現れました。アメリカのトランプさん。国内企業の生産拠点を外国に出さないという方針だそうで少し苦労しています……」と会場を沸かせる。ひょうひょうとジョークを交えるトークは一流だ。開口一番、「毎日元気にやってます。私のパートナー(堯子夫人)は私以上に元気ですが……」
 東京の名門麻生高校―東大法学部―通産、経産の両省次官、県知事就任直後から前任者の巨額の負債を返済することに奔走した。血のにじむような日々だったに違いない。エリート中のエリートが後援者を前に笑いを誘い、会場を盛り上げる。
 「弱音や否定的な発言は聞いた事がない。激務を重ね、人間的な温かみのある生き方が広瀬さんらしい。――と後援会幹部の弁。
 広瀬流ダンディズムだ!
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べっぷ鶴見岳一気登山大会

 べっぷ鶴見岳一気登山大会実行委員会(伊豆富生委員長)は、4月8日に開催される大会で、30回の記念を迎えるため、記念誌を制作した。4500部作り、大会参加者全員と関係者に配布する。

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 記念誌には、一気登山の歴史がつまっている。永久名誉実行委員長で第1回大会から実行委員長として活動してきた、村津忠久さんが思いを綴っている。海抜高度表示をまるまるストレートに登る、つまり「海抜0㍍」からの登山に昭和39年年10月、高月利夫氏と2人で挑戦した。流川を上がり、乙原の滝を越えて鳥居バス停から昔の登山道を通った。この体験が一気登山発想の原点となった。一部生活道路を除いて、自動車道を一切利用せず「成功すれば、全国唯一の特異な登山道となって、市民の大きな誇りとなるに違いない」と考えたという。昭和62年からルート調査を行い、同年5月に「第0回一気登山」を74人で実施。翌年4月3日に第1回の大会を開催した。
 30回という長い歴史の中には、雨で中止になったり、強風でロープウェイが動かずショートカットになったり、自然災害で登山道が壊れたりと様々なことがあった。記念誌では、写真で当時を振り返っている。また、多くのボランティアに支えられている大会でもあり、各団体を紹介している。
 昨年4月には、熊本地震が発生して、堀田の一部で登山道が崩落し、ルート変更も検討されるなど、記念大会を前に不安視されていたが、別府市が復旧工事を迅速に行い、これまでと同じルートを使えるようになった。
 1回大会から「山の会接点」や「市役所アマチュア無線クラブ」としてボランティア活動に携わってきた伊豆実行委員長は一昨年、村津さんから委員長職を引き継いだ。伊豆委員長は「恵まれた自然を生かさない手はない。参加した人も『キレイでいい所ですね』とか『来年もまた来るよ』と言ってくれると、とてもうれしい。体力に自信のない人でもハーフなら参加できると思う。歩くことで普段気づかないものが見えたり、足の裏で感じることが出来る。是非、参加してほしい」と話した。
 いだてん天狗タイムレーズはすでに定員に達しているが、ウォークののびのびくさらウォーク(フルコース、2千円)、GO、GO、GOハーフウォーク(前長約8㌔、千円)はまだ受け付けている。申し込みは3月24日まで。申し込み・問い合わせは実行委員会(電話242828)へ。


日出町議会の第1回定例会開会

 日出町議会は、平成29年第1回定例会を24日、開会した。会期は3月17日までの間の22日間。

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 はじめに、議員から後期高齢者広域連合会議会や別杵速見広域圏議会など、議員派遣をしている各種議会の報告。本田博文町長から成人式や消防団の訓練など行政報告が行われた。
 引き続き、平成28年第4回定例会閉会後に所管事務調査について、森昭人総務産業委員長、金元正生福祉文教委員長、川西求一議会改革特別委員長、森議会報編集特別委員長が審査結果を報告、表決で各委員長報告どおり可決された。
 本田町長が上程中の議案について、提案理由を説明。「川崎工業団地(旧テキサス)のさらなる企業誘致に努め、ブランド化などで農林水産業の振興、がん検診などの受診率アップで町民の健康意識を高めたい」などとした。平成28年度の補正予算案は、一般会計が2億143万7千円の減額で、補正後の予算は100億8969万2千円、特別会計は1億8975万5千円の減額で、補正後は74億8234万2千円となる。
 また、町長、副町長、教育長の退職手当を支給しないことや簡易水道事業を廃止し、水道事業に統合する条例など、議案36件、同意2件の38件が上程されている。
 28日に本会議を再開。議案質疑を行う。一般質問は28日から3月2日までの3日間。2、6~10、13日は常任委員会を開き、予算関連や所管する各議案について審議。最終日の17日は午前10時から本会議を開き、委員長報告や表決などを行う。

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