3月定例別府市議会は15日の本会議で、5人が一般質問を行った。
原田孝司氏(社民クラブ)は教育行政の中で給食費滞納問題も取り上げ、「平成18年度に450万円を超えていた給食費未納金は、20年度には290万円にまで減少したが、それでも収納率は99・28%と、まだ未納がある。学校現場は大変苦労し、法的措置も含めた、いろいろな取り組みをしてきた。余裕があっても給食費を払わないケースも含めて、こうした状況をどう考えているのか」と質問。
寺岡悌二教育長は「給食制度維持のためには、保護者への督促、さらには法的措置もやむを得ないと思う。学校と連携して、保護者に理解をいただく地道な取り組みを続けていきたい」と答えた。
原田氏は「子ども手当の支給に当たって、給食費や保育料の滞納世帯の未納額を差し引いて支給する方法が検討されているという報道がある。私も給食費の公平という観点から、そうした措置は必要と思う」と述べ、市長の見解をただした。
浜田博市長は「給食費の滞納を子ども手当で解決するのは有効な手段と思う。子ども手当の趣旨からいって、別府市も国に対し強く要望していきたい」と答弁。さらに「将来的には、給食費を無償化するよう、国に強く要請していきたい。来月9日にある県市長会(定例会)に議案として私が提出する。当面の措置として子ども手当の一部を給食費に、そして将来的には、義務教育ですから、教科書と同じように給食費無償化の制度を創設するよう国に働きかけていきたい」と答弁した。
原田氏は「学校給食も教育の一環であり、教科書と同じように無償化するべきという考えは私も同じだ。一日も早く実現するよう先頭に立って取り組んでほしい」と期待を示した。
このほか、同日は松川章三氏(自民党議員団)が別府市有料広告掲載の現状と課題、荒金卓雄氏(公明党)が電動カートの安全対策、野田紀子氏(共産党)が市立図書館の在り方、平野文活氏(同)が公共交通機関の安全運行などについて、それぞれ質問した。
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