楠港埋め立て地(市有地=約2万平方㍍)への大型複合商業施設誘致に反対している別府商工会議所は28日、浜田博市長、永井正市議会議長に「もっと話し合いの場を」と要望したが、議長室では、かなり踏み込んだ意見が交わされた。議会側は正副議長が応対した。
kkイズミ(本社、広島市)の「ゆめタウン別府」誘致問題は、市がイズミとの交渉を“凍結”したまま9カ月が経過したが、商議所側は「凍結解除→12月定例議会に誘致関連議案提案」となることを心配している。
高松右門会頭は「市議会の各会派の皆さんと意見交換の場をもちたい。決して議会の皆さんにプレッシャーをかけるとかではなく、まちづくりや中心市街地活性化の観点から、気持ちや問題意識を共有していただければありがたい、そういう願いです」と述べ、永井議長も「意見交換して勉強することは大いに結構なこと」と応じた。
堀本博行副議長は「議員それぞれが視察や調査をして勉強したが、我々は専門家ではない。市執行部、議会、商工会議所の3者がしっかり話し合い、問題点を見据えて、しっかり吟味することは意義がある」としたうえで、「このまま議会内の賛否が拮抗した中で突入(議会提案)すると大変なことになる」との考えを述べた。
永井議長は「楠港跡地をあのまま放置しておくのはよくない」と述べ、高松会頭も「その点は私たちも同じ思いです」として、有効利用に向けて市、議会、経済界、などが協議の場を持つことの必要性を強調した。
永井議長は「市民の間でも、議員の間でも、賛否両論がある。(議会への誘致関連議案提案が)例えば15対14のやり方はまずい。ある意味で(賛成が)最低でも7割の状況にならないと」との認識を示した。
商議所関係者が退出したあと、永井議長は誘致関連議案の提案時期について、「扇山ゴルフ場問題がある中で、執行部が楠港問題の議案を12月議会に出してくることは、私としては考えにくい」とコメントした。
別府市は28日、任期(2年)満了に伴い、市清掃問題懇話会委員(15人)の委嘱替えを行った。懇話会委員は、学識経験者や関係団体代表で構成。ゴミの減量や資源の分別と再利用、ゴミの排出モラルと意識高揚などについて話し合う。
浜田博市長が委員に委嘱状を交付し、「平成16年度の可燃物、不燃物の収集は2万7984㌧で、ピーク時(平成13年)の3万3661㌧と比べ、約5700㌧減少しています。再資源化、リサイクル化が推進され、順調に減量しているようです。ピンクの資源袋を導入し、分別も徹底されているようですが、新たな分別収集にも取り組まなければいけないと思います。提言などをお願いします」とあいさつ。
吉冨英三郎市議会厚生委員長を会長に、石田梧郎市自治委員会監事を副会長に選任。別府市のごみ減量、罹災区推進事業について説明を受けた。
イラストレーターの種村国夫さん(62)が28日、別府市に海から見た別府のイラストを寄贈した。種村さんは長崎県出身だが、小、中、高校と子ども時代は大分市で過ごしたこともあり、大分県は“第2の故郷”。
種村さんは10年ほど前からクルーズの旅に興味を持つようになり、“客船の目線”から見た世界の港風景を描く「世界100名港」シリーズを描いており、現在30港が完成している。週刊文春、日刊ゲンダイ、専門誌「船の旅」などで多くの連載を持っている。
以前からフェリーで帰郷する際に見る別府の景色をスケッチしていたものを元に、完成させた。また、今回は27日に寄港した豪華客船「にっぽん丸」(2万1903㌧)の文化講演会の講師として来別したことから、イラストには「にっぽん丸」が描かれている。
浜田博市長にイラストを手渡し、「別府はシチュエーションが最高。私は別府市とは縁もあって、別府のために何かやれればなあ、と思っています。是非、『世界100名港』の1つに入れようと思っています。もっとランドマークのようなものを作って、『別府に来たな』という感じを出すといいと思います」と話した。浜田市長は「海から見た別府の絵というのはなかなかないので、うれしい。国による海岸整備も行われており、海からの風景はもっときれいになると思います」とお礼を述べた。
町おこしグループ鉄輪愛酎会が主催している鉄輪俳句・湯けむり散歩の第51回(平成17年春分)と第52回(同夏分)の優秀句が決まった。選者は俳人倉田紘文さん。投句数はそれぞれ399句(投句者207人)、261句(同137人)。第51回の優秀3句は次の通り。
▽「湯の町のホテルを抱きて山笑ふ」松山市・品川守人。(評)大らかで暖かな句。「湯の町」でけでも心が癒されるのに、「山笑ふ」の大自然が優しく包んでくれている。
▽「手習いの絵筆を持って春湯治」奈良県・上西順正。(評)春の湯治はこの上なく心身を安らげてくれる。自然の有難さと季節の温かさのその恵みの中で、「絵筆」を使う僥せ。
▽「掛け湯して春のポーズで浸りけり」別府市・永野忠彦。(評)さっと「掛け湯」をして身を正し、それから軽々と「春のポーズ」をとって湯に浸る。その春のポーズが明るくて、健康の証。
第52回の優秀3句は次の通り。
▽「湯けむりの路地裏マップ夏つばめ」大分市・後藤秀子。(評)「路地裏マップ」にいかにも懐かしい湯町気分がある。夏つばめが涼しく飛ぶ。
▽「地獄蒸し食べて極楽せみしぐれ」春日井市・溝口節二。(評)俳句は滑稽の文学でもある。「地獄」と「極楽」の言葉遊びが絶妙。短命の蝉がしきりに鳴く。
▽「湯けむりの立つ大空の月涼し」大牟田市・松吉良信。(評)「涼し」は褒め言葉。夏の昼の暑さに比べて、湯けむりの上る夏の夜空の月の美しさ。それが「涼し」である。
20周年記念の別府アートクラブ展が31日から11月6日まで、別府市中央公民館よこの市民ギャラリーである。
出品者は岩尾秀樹(特別出品者)、池田三恵子、内藤哲也、清末由美、竹内昭文、高部ムツコ、檜垣正喜、永野逸男、若杉健一、渡辺牧子、和田清のみなさん。
16園540人の作品ずらり
別府市内16の市立幼稚園の園児540人の作品を一堂に集めた「いきいきのびのび公立幼稚園作品展」が29、30の両日、トキハ別府店1階で開催中。絵や工作、人形など生き生きとした日々の活動の様子がうかがえる作品が、園ごとに所狭しと展示されている。
また30日は「親子のつどいinべっぷ」が午前10時から正午まで、市立北小学校体育館で開かれる。
全国の国公立幼稚園一斉の取り組みで、別府市内では国公幼「全国幼稚園ウイークinべっぷ」(24日―30日)として、ほかに各園でも様々な催しが期間中に開かれた。
別府市幼稚園教育推進協議会と別府市公立幼稚園PTA連合会の共催。主催者では公立幼稚園のよさを知ってほしいと来場を呼びかけている。
別府山野草・盆栽クラブ(黒田忍会長)の「秋の山野草展」が29日から杉乃井ホテル琥珀の間(アクアビート東側)で始まった。30日まで。入場無料。午前9時から午後5時まで。
約60人の会員が丹精込めて育てた山野草や盆栽など約400点を展示。今が季節のハマボウ、リンドウ、ダルマギク、ピラカンサ、ハゼ、フジバカマなど秋本番を感じさせる色とりどりの作品が並び、「ノコンギクとススキ」「ギボシとヤマラッキョウとリンドウ」の組み合わせによる寄せ植えは、まさに山野草作りの妙味といったところ。山野草や盆栽、鉢物販売コーナーもあり、指導コーナーではベテラン会員らが無料で指導と植え替えサービスをする。
「瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会」の平成17年度担当者会議が11月1日午後1時30分から別府市の亀の井ホテルであり、瀬戸内海沿いの地方自治体や国土交通省の実務者約70人が参加する。全体会、分科会で意見交換し、2日は西大分港ウォーターフロント、別府市餅ケ浜地区の海岸保全施設整備事業などを現地視察する。
全国市区選挙管理委員会連合会の理事会・研修会が27、28日、新潟県長岡市の長岡リリックホールであり、別府市選挙管理委員会から祝園隆至委員と事務局の清田由記子主事が参加した。
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