特養老人ホーム「広寿苑」新天地へ
別杵速見地域広域市町村圏事務組合(管理者、浜田博別府市長)が運営する特別養護老人ホーム「広寿苑」(杵築市山香町野原)の民設民営化に伴う移管先は、別府市亀川内竃の社会福祉法人「太陽の家」(中村太郎理事長)と決まった。8日午後、浜田市長と副管理者の八坂恭介杵築市長、工藤義見日出町長が記者会見で発表した。
3法人から応募があり、2月5日の第6回選定委員会で「太陽の家」を選んだ。「太陽の家」は現在、“特養”を含む老人ホームを運営しておらず、これから必要な手続きを取る。新ホームは平成24年4月に開所の予定。
広寿苑は昭和50年4月に開設。築34年が経過して、建物や設備の劣化が著しい。建て替え時期を迎えたのを機に、民設民営方式による民間移管の方針を打ち出し、平成20年度にいったんは移管先法人を決めたものの、この法人が辞退を申し出たため、再公募を余儀なくされた。
新ホームの建設用地は、同じ山香町内の旧山香町役場跡地(山香病院北側)のうちの5456平方㍍。同事務組合が「太陽の家」に無償貸与し、開所後5年から10年の事業運営等を確認後、無償譲渡する。定員は現在と同じ80人。
審査の配点は「財務の評価」「事業の取り組み方」が各30点、「応募理由と職員の配置」「計画の妥当性」が各20点で、計100点満点。総合得点は「太陽の家」が66点、A法人が62点、B法人が53点だった。
浜田市長は「現施設の老朽化が著しく、一日も早く新ホームを、という思いでやってきました。当初の計画より1年遅れとなったことは申し訳なく思っているが、入所者の皆さんに喜んでいただける新ホームができるよう、移管先法人や関係機関としっかり協議していきたい」と話した。



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