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2010年2月 9日 (火)

旧南小跡地暫定活用案

0209h2w  別府市は5日、旧南小学校跡地の暫定活用案を地元代表に提示したが、南地区関係者は不満を残したまま散会となった。同じ南部地区でも、朝見川をはさんだ南、浜脇両地区関係者の考え方の違いの大きさもあらためて浮き彫りになった。
 同日、市の説明を受けた旧南小跡地活用検討委員会は、両地区の自治委員や各団体代表22人で構成しており、南地区12人、浜脇地区10人。市は、本格的な整備を実施するまでの暫定活用案として、「グラウンド、遊具、トイレ、駐車場等を整備し、スポーツや地域イベント等ができる広場とする。新年度は教室棟(鉄筋コンクリート4階建て)やプール等を解体・撤去し、グラウンド、遊具、トイレ、ベンチ等を整備する。併せて、木造校舎(2階建て)および体育館の耐震診断(委託料450万円)を行い、利活用が可能であるかどうか検討する。地元は解体と活用(保存)の両意見があるため、耐震診断により判断したい」などの方針を示した。
 南地区委員は「木造校舎は歴史的建造物ではなく、保存する価値はない。体育館は天井が低く、正規の体育館でない。木造校舎、体育館とも解体・撤去してスッキリさせてほしい。その分、グラウンドが広く使える」「新しい体育館を建設してほしい。災害時の避難所にもなる。浜田市長は『ゆめタウン別府』を誘致する際、イズミから入る(土地使用料、固定資産税)年間1億5000万円は南部地区のために使う、と公約した。浜脇地区には南部地区公民館と南小に体育館があり、浜脇中と山の手中の統合計画が実現すると、浜脇中体育館を加えて3つもある。体育館建設の一つぐらい、南地区の要求を聞いてもらってもいいのではないか」と訴えた。
 「今まで、南地区は犠牲になってきた。中学の通学区再編では、それまで山の手中に行っていたのに、浜脇中の人数が少ないので浜脇中に入ってくれと編入された。小学校(旧浜脇・南)の統合でも、校地は浜脇小になった。私たち南地区が『欲しい』という新体育館建設は難しいと言い、『いらない』と言ってる老朽木造校舎は耐震診断に450万円もかけて残そうとする。残して何に使い、誰が管理するのか」と不満をブチまける自治委員もいた。
 浜脇地区の委員は、市の方針に理解を示した。南地区の委員からは「旧南小の地元は南地区であり、この跡地活用検討委員会に浜脇地区代表が入っていること自体おかしい」と辛らつな発言も飛び出した。
 梅木武・市企画部長は「跡地活用は目に見える形で、できるだけ早く取り組んでいきたい。体育館建設の件は、この場で分かりました、やりましょうとは言えないが、真摯に受け止めたい」と述べた。

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