No824 竹瓦界隈物語
温泉すぐ裏で入浴至便
明治37年創業の平野屋 大正5年に海岸別荘も
竹瓦温泉のま裏には平野屋旅館があった。明治37年4月13日と創業が古く(大正9年現在『別府旅館能力調査表』)、同40年『豊後温泉誌』の旅館一覧にも北浜地区12軒の1つにあげられている。
掲載した明治43年『新撰南豊温泉記』の広告には「別府竹瓦温泉前/入湯旅館/平野屋/有名なる、竹瓦温泉は、直前なるを以て、入浴に至て便なり。」とあって、竹瓦温泉の入浴にはとても便利がよかった。
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子孫で平野国松長女の田辺博子さん(87)は「竹瓦温泉の裏が平野屋、その隣が伊予亀だった」と話している。
掲載した絵葉書に見える竹瓦温泉は、明治35年築の平屋建て。画面奥に2階建てが見えるのが平野屋だったと思われる。
大正5年には海岸に平野屋別荘を建てている。(続く)
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※『別府旅館能力調査表』では「平野屋/平野藤三郎/木賃/3階/(客室数)11/(収容人員)29/(創業)明治37年4月13日」、「平野屋別荘/平野藤三郎/(電話)540/木賃/2階/9/26/大正5年4月10日」とある。
※大正12年『豊後温泉地旅館名簿』では旅館主が平野国松に変わっている。


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