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No913 はがき文 あれこれ

まだ小さかった通信欄
明治40年から大正7年まで葉書の1/3のスペースに

0309o15  古い亀川の砂湯の写真を使った絵葉書。この絵葉書の右上にも「この絵葉書の通り海岸の砂を掘れば主に湯が出る也」と説明を書き加えている。
 ところで、前回まだ通信文を書くスペースがなかった明治39年差し出しの絵葉書を紹介したが、今回掲載のものでは仕切の線が印刷され、通信文を書くスペースが全体の3分の1の大きさで設けられている。小さな文字で書いてもなかなか書ききれなかったのではないかと想像される。
 絵葉書の歴史では、明治40年4月1日から3分の1のスペースが設けられるようになり、さらに大正7年4月1日からは2分の1に広げられている。ということで、通信欄の有無や大きさで印刷された時代の見当が付く。
0309o15_2  今回掲載したのは差出人が大正4年8月19日の日付と、「別府 日名子旅館」と宿泊先も書いている。大阪からの船旅の様子や、この日名子旅館に投宿したことなどを認めて、横浜へ差し出している。(続く)

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