2017年8月19日 (土)

別府やよい商店街20年ぶり改装

 別府やよい商店街振興組合(釘宮輝善理事長)は、やよい天狗通りのさらなる活性化を図るため、年ぶりに20大幅なリニューアルを行った。

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 同組合は昭和57年に設立。以来、空店舗を利用した「チャレンジショップ」や「日曜空間」などに取り組んできた。平成25年からは、毎月19日を「天狗の日」として19%オフなどのイベントをしてきた。「天狗の日」の由来は19日を「10(テン)」と「9(グ)」と読むことから設定した。
 今日のリニューアルで「天狗の日」は、中身をさらに充実させるため、商店街内の店ではプレゼントや値引きなど様々な特典を用意。
 また、新たな気持ちで利用客を迎えるという思いから、アーケードの支柱を鳥居の色にちなんで赤く塗装したり、JR別府駅側の入り口にちょうちんと幕、アーケード内への天狗の羽うちわのフラッグ45枚を設置するなど、20年ぶりに装飾を一新。今後は商店街内店舗で利用できる商品券の進呈など、市民や観光客の集客に磨きをかける企画をしていく予定。
 さらに、中小企業庁の「商店街・まちなか集客力向上支援事業補助金」を活用して、アーケード内で使えるフリーWi-fi(公衆無線LANサービス)の提供や免税手続きカウンター設置(10月オープン予定)も行い、利便性をさらに高める。
 釘宮理事長は「少しずつ改善を図り、市民や観光客が気軽に立ち寄れる場所にしていきたい」と話した。

第99回全国高校野球選手権大会10日目

 第99回全国高校野球選手権大会3回戦に大分県代表の明豊が大会10日目第3試合となる18日午後1時20分、神村学園(鹿児島県代表)と対戦し9―8でサヨナラ勝ちし、目標の8強入りを果たした。大分県勢の8強入りは、平成21年の同校以来8年ぶり。

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 明豊の留守番応援団は、明豊高校女子ソフトテニス部17人、明豊中・高校卓球部43人と教員・保護者ら約80人が図書室でテレビ応援し喜びを大爆発させた。
 3回裏、明豊の9番管大和(2年)が投手内野安打、1番三村鷹人主将(3年)が四球で出塁。2番琉尚矢(3年)が1塁前犠打で、1死2、3塁と得点圏に走者を進める。神村学園は投手を、エース青柳貴大(3年)から中里琉星(2年)に変更した。明豊の3番濱田太貴(2年)が右翼線2点適時2塁打を放ち、2点を先制した。
 5回裏、濱田が左越えの大会第44号となる本塁打を放ち、3点目。
 神村学園に1点を返されて3―1で迎えた7回裏、三村が中前安打を放つ。琉のバントが投手ゴロとなり2塁封殺されるが、琉は1塁へ。濱田の中前安打で1死1、2塁となり、4番杉園大樹(3年)の右前適時打で1点を追加し4点目。5番佐藤祐貴(3年)の遊ゴロで2塁封殺の間に3塁走者が本塁に戻り5点目を挙げた。

 その後、神村学園は8回1点、9回3点を取り同点に追いつく。また9回裏に投手を中里から金城伶於(2年)に代えており、明豊打線を抑えて延長戦に突入。
 10、11回は、互いに走者は出すがあと1本が出ず、得点に至らなかった。
 試合が動いたのは、12回表の神村学園の攻撃。内野安打、四球、死球で2死満塁となり、1番後藤拓真(3年)の1塁線バント適時安打で1点を勝ち越す。9回表に佐藤楓馬(3年)から代わった投手の溝上勇(3年)の1塁送球が悪送球となり、2者が生還し5―8となる。
 12回裏、6番松谷尚斗(3年)が中前安打、7番吉村建人(3年)が左前安打、8番溝上の代打・三好泰成(3年)が四球を選び、2死満塁となる。9番管大和(2年)のとき、暴投で3塁走者が生還し、6―8となり、走者はそれぞれ進塁し、2死2、3塁。管が左前2点適時打を放ち同点に追いつき、管は2塁へ。三村が投手強襲安打、琉が四球で2死満塁となる。

球史に残る名試合

 ここで、今試合2塁打、本塁打、安打を放っている濱田が打席に立った。神村学園の金城がフルカウントから投じた1球は、ボールで押し出し四球となり、明豊がサヨナラ勝ちとなった。
 応援団は、1点入れるごとに青いメガホンを打ち鳴らした。9回表、同点に追いつかれると「いやー」と悲鳴が。12回表にリードされると「なんでー」と絶叫となった。しかし、12回裏に最後まで明豊の勝利を信じて続ける応援が届いたのか、明豊打線がつながりを見せると図書室内はメガホンを打ち鳴らす音と歓声が響いた。勝利が確定した瞬間、目を潤ませながら飛び上がって喜ぶ生徒や万歳しながら歓声を上げる教員・保護者の姿があった。
 校歌が流れ始めると、留守番応援団全員が起立し肩を組んで、甲子園にいる選手と一緒に歌った。
 試合を明豊勝利を祈るような姿で見ていた保護者の杉田由佳さん、井上寛子さん=いずれも別府市在住=は「子どもが高校3年生で、三村君や佐藤君らをよく知っている。3点リードされたときは、ダメかもしれないと思ってしまった。しかし同点に追いついたとき、勝てると感じた」。
 12回裏の途中から目を潤ませていた吉竹里海さん(15)=高校1年=は「勝つと信じていたけど、リードされたときはあせった。プレーを見てドキドキしたけど、勝ったので嬉しい。まるで、自分がプレーをして勝ったような感じがした」とそれぞれ話した。
 明豊の次の試合は大会12日目の第2試合(20日午前10時半)から、天理(奈良)と対戦する。
 九州勢の残りは、明豊(大分)のみ。

天理は強力打線がウリ

 明豊と対戦する天理(奈良)は、2年ぶり28回目の出場と甲子園常連の強豪校。
 奈良県大会では、5試合で33得点(1試合平均6・6点)、14失点(1試合平均2・8点)と攻守が安定したチーム。4番の神野大樹(3年)は、明豊の杉園大樹(3年)と同じで2年前の夏の甲子園を経験している。神野は「天理のバレンティン」の異名を持ち、左右どちらへも長打を放つパワーがあり、打線の中核を担う。
 また、3番を務める太田椋(2年)は1年夏からレギュラーをつかんでおり、本塁打は通算12本。県大会でも、5割以上の出塁率をほこる。
 エースの右腕の碓井涼太(3年)、左腕の坂根佑真(2年)、右腕の輪島大地(3年)の3人の継投で乗り切っていく形をとっている。

2017年8月18日 (金)

多目的グラウンドプレオープン

 別府市は、整備を進めている実相寺多目的グラウンドのプレオープンを17日午後6時25分から行った。スポーツ関係者など子どもからお年寄りまで大勢の人が参加して盛り上がった。

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 多目的グラウンドは、2019年のラグビーワールドカップの公認キャンプ地を目指すために整備されているもので、2020東京五輪・パラリンピックのキャンプ誘致や別府市民の生涯スポーツの場としても活用される。天然芝1万1703平方㍍で、総事業費は3億4679万7千円。
 開会式で看板の除幕式が行われた。長野恭紘別府市長、堀本博行市議会議長、西謙二市ラグビーフットボール協会長、中尾和広市サッカー協会長、山下義男市グラウンド・ゴルフ協会長、猪又真介副市長が紐を引き、新しくできた看板をお披露目した。
 長野市長は「工事中は、多くの利用者の皆さんにご不便をおかけしましたが、素晴らしい青々とした天然のグラウンドが完成しました。これから、このグラウンドで沢山のストーリーが生まれ、多くのはじけるような笑顔が見られるのだろうなと思うと、本当にワクワクします。このグラウンドを活用して、スポーツ観光にもしっかり取り組んでいきたいが、一番は市民の皆さんがこのグランドを様々なスポーツで日常的に使っていただくことです」とあいさつ。来賓の堀本議長が祝辞を述べた。

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 記念撮影のあと、ストレッチ体操をして体をほぐしてから、それぞれ分かれてタグラグビー、ミニサッカー、グラウンドゴルフを楽しんだ。途中からはライトもつき、明るい中でスポーツに汗を流した。

「友達都市」試行プロジェクト

 別府市は、世界初の音声翻訳ツール「ili(イリー)」を開発した株式会社ログバー(吉田卓郎取締役兼CEO、東京都)とタッグを組み、世界初の「友達都市(TOMODACHIーCITY)」試行プロジェクトを開始すると発表。17日午後2時から、市役所で記者会見を開いた。

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 会見には、永井正之市観光戦略部参事兼DMO準備室長、山崎貴之ログバー代表取締役兼COO(最高執行責任者)、中野敦史同コンテンツディレクターが出席した。
 「ili」は、人と人をつなぐデバイスを図でイメージしたもの。縦12㌢、横3㌢、重さ55㌘の端末を通して、一瞬で音声翻訳をする機械で、旅行に特化したもの。空港、移動(交通機関)、食事、買い物、観光、自己紹介、トラブル、宿泊の8つのシチュエーションに対応できる。また、固有名詞を追加する機能もあり、使う場面によってカスタマイズできるのが特徴。管理ソフトで入出力言語を変えることで多言語に対応でき、ログシステムによってどのようなフレーズが一番使われているか、どんなことに困っているのかなどのニーズを把握することもできる。一番の魅力は、インターネットを利用しないオフライン状態で利用することができること。操作も簡単。ボタンを押しながらしゃべると、言葉を変換してくれる。英語、日本語、中国語、韓国語(9月から)に対応する。ただし、商談や交渉、専門用語、医療、長く複雑な文章などは苦手。

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 別府市は、インバウンドの観光客の増加、客単価の増加、市内事業者のコスト削減を必須事項に掲げ、翻訳システムについて様々なアプリやソフトを検討してきた。結果、使用料は1本月3980円かかるものの、ネットワーク環境に左右されず、固有名詞の登録が可能など総合的に判断して、「ili」を導入することにした。
 9月から試験的に導入する。まずは20台程度、地獄蒸し工房鉄輪、別府海浜砂湯、市営竹瓦温泉、市竹細工伝統産業会館の4カ所からスタートし、10月以降は、交通機関や観光施設、土産品店、飲食店、旅館・ホテルなどからモニターを募集し、60台を導入するが、最大200台まで導入可能。国の地方創生推進交付金を活用する。
 29年度は別府市がログバーと一括契約をしてサービス使用料などを支払い、民間施設には無料で貸し出す。結果を見て、本格導入となれば、市が初期設置費やカスタマイズのオペレーター経費を負担するものの、サービス利用料は使用する事業者負担を考えているという。
 別府市の試算では、本格導入を行った平成30年度以降で800台導入されれは、約1億円の消費拡大が期待できるという。対応する店にはシールやマップなどで分りやすくすることで、外国人旅行者も気軽に店に入ることが出来るようになり、消費拡大が見込めるという考え。
 別府市を訪れる外国人観光客は、平成23年が15万7374人、24年が18万6027人、25年が25万1302人、26年が33万6332人、27年が43万7764人と右肩上がりに増えている。消費額も少しずつ伸びており、平成27年は475万8508円だった。
 山崎COOは「いつでもどこでも使える。しっかり使えるデバイスとして、提供していきたい。別府市を言語の壁がない都市にしていきたい」と話し、今後はスペイン語やタイ語なども増やしていくと説明した。

2017年8月17日 (木)

心温まる冷たさ

 JR別府駅構内に、今月11日から15日まで「ひんやりスポット」が設置されていた。中にたくさんのスーパーボールが入った氷柱を、駅の利用客は物珍しげに触っていた。

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 私が取材に来たとき、高知県から家族で観光にやってきた江口想乃さん(12)が、ボールをもらうために氷を指でこすって溶かしていた。あと少しで取れそうな様子を見ていた周囲の人が集まり、溶かすのを手伝った。ボールを手にした瞬間、周囲から大きな拍手が。溶かすのに1時間かかったという。ひんやりスポットながら心温まる瞬間だった。(大平)

地獄蒸し工房鉄輪の指定管理

 別府市は、第1回別府市観光戦略部指定管理者選定委員会(河村貴雄委員長、5人)を開き、地獄蒸し工房鉄輪の指定管理者の選定についての協議を行った。

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 地獄蒸し工房鉄輪の指定管理は平成24年から行われており、29年度に終了するにあたり、引き続き同じNPO法人を選定していたが、事業報告書の収支報告書に事実を異なる掲載があり、基本協定書に違反していることが判明したことから、指定を取り消し、3月から別府市が直営で運営をしている。
 平成30年度から新たな指定管理者を選定するため、再び委員会を開き、募集要項案と業務仕様書案について協議、承認した。
 これまで、約1100万円の指定管理料を支払っていたが、これを止め、独立採算制とする。また、7月に改定されたガイドラインに沿って、応募資格の欠格条項として、指定管理の取り消しを受けてから2年間は応募できないことを明記。さらに、収支報告書は公認会計士などによるものでなければならず、運営などに際して改善指導などをしても改善されない場合は指定を取り消すなど、厳しいものになっている。
 現在、地獄蒸し工房鉄輪には約10万人が訪れており、年間1000人増を目標とし、外国人観光客も多いことから、インバウンド対策も必要。運営協議会を設置し、利用者アンケートを取るなどしてニーズを把握し、利用者の声を反映できるような運営を求めていく。
 23日から募集要項を配布し、30日に現地説明会、9月19日から28日まで申請書を受け付け、資格審査や面接などを行い、12月の定例別府市議会に提案する。
 松川幸路観光課長は「利用客に最適な運営を行い、当然のことながら、健全で透明な財務運営が出来るところに担ってもらいたい」としている。

日出町糸ケ浜パークゴルフ場 30日にオープニング式典を開催

 日出町の糸ケ浜海浜公園内に建設中だったパークゴルフ場が30日にオープンを迎える。

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 日出町は、日出パークゴルフ協会(佐野故雄会長)からの要望を受け、最低1㌶以上の用地が確保できる場所を探し、十分な広さがあり用地買収などの必要がない糸ケ浜海浜公園内での設置を決め、平成27年5月から整備に取りかかった。
 造成から張り芝まで、同協会の会員有志が協力して整備を進め、昨年9月に半分の9ホールでプレオープンした。残り半分の整備を進め、今回、全18ホールのフルオープンとなる。総事業費は1億820万円で、うちtoto(スポーツ振興くじ)助成金が1213万6千円。
 当日は午前10時から記念式典が行われ、一般への開放は午後1時から。使用料は、18ホール一般400円、高校生以下300円、個人会員(年会費1万円で登録)100円、。1日使用は一般700円、高校生以下500円、個人会員200円。用具の貸し出しは、クラブ1本100円、ボール1個100円。営業時間は午前9時から午後5時で、受け付けは午後4時まで。
 海の見えるロケーションに緑の芝生が美しいホールに仕上がっている。

2017年8月16日 (水)

野口の盆踊り

 野口元町1区の盆踊り大会が昨夜行われた。
 感じた事を記してみた。自治会長の甲斐直彦さんは元県立高校の校長センセー。町内をしっかり纏めて信頼も厚い。供養盆踊りは町内で初盆を迎えた2家族と、太平洋戦争の戦没者15柱の慰霊を兼ねた。
 西法寺の僧侶による読経でスタート。法要の直前、生憎の雨もピタリと止まり、別府太鼓連の加藤信治会長らメンバーがバチを手に「触れ太鼓」の役割を担った。次々と踊り手が集った。地元企業を代表して大分みらい信用金庫野口出張所の山田真弓所長ら庫員10人が揃いの浴衣で錦上花を添えると、老若男女が次々と輪の中へ。定番「別府音頭」をはじめ、振り付けの難しい「瀬戸の島々」は町内のベテランが指南役を引き受けて「伝承文化」を子どもらへ。終了後はお楽しみ抽せん会も行われ、町民親睦を盛り上げる演出も。少子高齢化に直撃された野口地区、それを打ち消すようなエネルギー。町民一人ひとりが愛郷心を表現した盆踊りの光景。野口に限らず、各地区で同じような状況での開催を感じる。それにしても「ふるさと」はありがたい。
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別府競輪場で初のGIレース

 競輪界最高峰のグレードに格付けされているGI(特別競輪)「第34回読売新聞社杯全日本選抜競輪」が平成31年2月8日から11日までの4日間、別府競輪場で開催されることが決定した。昭和25年の開設以来、初めてのGIレースとなる。

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 特別競輪にはGP(競輪グランプリ)、GI、GⅡがあり、GIには日本選手権、高松宮記念杯、オールスター、寛人親王牌・世界選手権記念トーナメント、朝日新聞社杯、読売新聞社杯の6つのレースがある。競輪選手の中でも最高ランクに位置するS級S班9人をはじめとしてS級のトップ選手のみが参加する。
 別府競輪場では、これまで平成3年と4年にふるさとダービー、20年に東西王座戦のGⅡレースが行われている。
 全日本選抜競輪は、昭和60年に第1回が開催され、平成13年度からGIに格付けされ、現在の名称になった。優勝賞金は決勝競争のみで2800万円。108人の選手が参加し、初日から3日目は12レース、最終日のみ11レースが行われる。
 現在、別府競輪場はナイター施設の整備や管理棟の建て替えなどを行っており、本場開催は休止中。日本選抜競輪では、各都道府県、地区の代表がプライドをかけた熱戦が期待されている。

25日からべっぷ浜脇薬師祭り

 別府の夏祭りを締めくくる「べっぷ浜脇薬師祭り」(ツーリズム浜脇まちづくり推進協議会・浜脇薬師奉賛会主催)が25日から27日まで浜脇温泉一帯で開催される。

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 期間中は、市営浜脇温泉が無料開放されるほか、屋台、毎年好評のおもしろ怖いお化け屋敷(100円)などで賑わう。また、別府市無形民俗文化財に指定されている、身近にある物を使って作る名物の風流見立て細工は毎年、世相を反映したユニークな物が出展され、訪れる人たちの目を楽しませている。
 25日は午後5時半から浜脇薬師如来法要で始まり、お接待、浜脇こども太鼓が花を添え、7時から開会式と見立て細工の表彰式などがある。26日は午後5時半から富くじを販売し、6時から抽選。8時から花魁道中が行われる。
 最終日の27日は午後6時から、幼稚園児から高校生まで参加するユニークダンスシアター、最後は薬師音頭大会で締めくくる。

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