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2017年10月11日 (水)

現場第一主義を貫く

別府市議会議長 
黒木 愛一郎さん(65)

 9月の定例別府市議会で議長に選出された。現在5期目。

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 別府市生まれの別府市育ちで「こんな最高な町はないと思う。別府をよくしたいと議員になり、これまで別府のためにと頑張ってきた。議員はみんなそうだと思う。その気持ちを忘れず、議会運営をしていきたい。『愛言葉』は全力投球です」と語る。
 これまで「現場第一主義」を貫いてきた。東日本大震災の時は4回にわたり岩手県大槌町で、5年前の豪雨では日田市で災害ボランティアを会派で行った。昨年の熊本地震では、旧西小学校に開設された避難所で住民と共に避難所運営をした経験も。
 「何か出来ることをしたい、という思いから災害ボランティアをして、活動の中で防災について考えるようになった。困った人を助けるのは当たり前。しかし、わがままはダメだと思う」と話す。旧西小では最後は避難者が自主的に掃除をするなどしてまとまりのある避難所となった。
 5人兄弟の4番目で「父親がまとめ役で、兄弟仲良くと教えられてきた。毎日『福澤心訓』を読んでいるのを聞いて育ち、中でも『世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です』や『世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です』というのは、自分の中で大切にしていること」と話す。
 体育の先生になろうと福岡大学体育学部体育学科を卒業したが、家業のお茶屋を手伝ってほしいと兄に言われ、いつかは戻って手伝いたいとの思いもあり、家業を手伝うことに。40歳の時に南高架商店街の会長になり、お客を呼びこむために名称を「べっぷ駅市場」にするなど活動。
 会長4期目に周囲から市議に出てはどうかと言われたが「自分は才能もないし、口下手。あるのは、ハートだけ」と断るも「それが大事だ」と言われ、立候補。平成11年に初当選を果たした。
 平成12年には総務文教委員長、19年に副議長を務めた。長野恭紘市長が市議時代には2人で会派を組んでいたことも。「当時最年少だったが、すごい人だなと思った。行政と議会は車の両輪。もちろん、是々非々でやっていく。認めるところは素直に認めるべきだし、筋が通らないことは意見を言っていきたい」としている。
 西小、山の手中、別府鶴見丘、福岡大学卒。学生時代は野球をしていたが、スポーツ全般が好き。8年前から毎年100㌔ウォークに参加。今年もエントリーしていたものの、公務のため出場が叶わず。家族は妻と1男、2女で、子どもたちは独立し、現在は光町で夫婦水入らずの生活。

2017年10月 2日 (月)

地域との絆で創立60周年

陸上自衛隊第41普通科連隊長
山田 憲和さん(46)

 8月21日付で着任。別府での勤務は初めてで「人も土地も食も温泉も良い。気候も良いし、最高だと思います」と印象を語る。

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 隊員についても「よくやってくれているので、勤務のしがいがある。隊員には、当たり前の事を当たり前にやれと要望しています。平時においては、互いに切磋琢磨してとことんしっかり訓練をし、家族も大事にして地域との信頼関係をつくることも大切。有事においては、まさに『事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、国民の負託に応える』という入隊時の宣誓の通り。規律の維持も大事」と話す。
 近年では、災害時の出動も多く、日頃からの地域との連携は重要となる。「任務完遂のためには、地域の理解と協力が必要不可欠。歴代連隊長や諸先輩同様に、引き続き、信頼を得られるように頑張っていきたい。日頃からの積み重ねが、いざという時に迅速な対応につながる」とする。
 別府駐屯地は今年、創立60周年の節目を迎える。「感謝の一言です。諸先輩の努力もそうですが、地域の人が色々としていただき、関係を築きあげてこれてことに感謝しています。自衛隊は人。人を大事にすることは、単に優しくすることだけではなく、厳しくも優しくしっかりと人を大事にすることだと思う」と語る。
 昭和46年第38期防衛大学校卒業。一旦は一般段大学に入学したものの、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んで、一念発起して防衛大学校に入った。学生時代はハンドボールをやっていて、「体を動かすのは好きで、自分に向いていると思った」と言う。陸上幕僚監部人事部人事計画課、国際活動教育隊、陸上幕僚監部、運用支援・情報運用支援課、外務事務官(レバノン、シリア、ヨルダン)、幹部学校教官統合幕僚監部総務部総務課渉外班長などを歴任した。
 東チモールへのPKO活動派遣経験もあり「国内だけを見ると、日本は何て平和な国なんだろうと感じた。この平和を守ることが使命だと痛感した」と振り返る。
 仕事をする上で大切にしていることは、五省。海軍兵学校の校長で松下元少将が考案したもの。十分に努力したか、最後まで十分に努力したかなど5つの反省について書いてありもので「常に振り返るようにしている」と話す。
 家族は妻と娘1人で、現在は官舎で単身赴任。大分県の史跡をめぐったりして楽しんでいる。青森県出身、46歳。

2017年8月 1日 (火)

国際ソロプチミスト別府第30代会長

女性リーダー達の国際奉仕団体

草本 貴美子(くさもと きみこ)さん(79)

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 「国際ソロプチミスト別府は今年で30周年。今後も別府の特徴を生かし、諸活動を絶えることなく続けていきたい」。――――
 ソロプチミストは実業界や専門職に従事する女性の、世界的なボランティア奉仕団体。国際親善と理解活動などを通じて、女性の地位向上、人権の擁護やその回復などを求めて、社会への理解促進と提唱活動を行っている。
 大正10年10月3日に米国カリフォルニア州オークランドに、最初のソロプチミストクラブが設立されたのが始まり。昭和35年に東京で日本初のクラブが認証された。日本は国際ソロプチミストアメリカ連盟に所属し、現在は5リジョン497クラブ、1万1214人の会員が在籍。別府クラブは九州・沖縄8県からなる日本南リジョン(93クラブ)に所属、昭和62年10月18日に39番目のクラブとして認証された。現在の会員数は24人。
 別府ではアルゲリッチ音楽祭への支援や各種募金、大分いのちの電話、チャリティコンサート、バザーなどの活動を展開。収益金を地域社会や世界への奉仕事業支援に役立てている。
 地域での奉仕活動は、支援を必要とする女性と女児のための「夢を生きる賞(女性のための教育・訓練賞)」、地域に顕著な貢献をした女性へ贈る「クラブ賞(女性栄誉賞)」などの受賞者を表彰するほか、DVキャンペーン、コーラス教室開催、高校生による討論会など幅広い。「表彰は毎年、候補者を探すのが大変なんです。対象となる素晴らしい方を推薦していただけると助かります」と、情報提供を求めている。
 今年で創立30周年の節目を向かえるにあたり、来年1月に記念式典やチャリティコンサートを企画。「とにかくメンバーの増員、これに限る。例会や卓話などのイベントを開催することで会員が楽しめる組織にしていきたい。ボランティア精神にのっとってコツコツと活動し、女性、女児の役に立っていきたい」と今後の意気込みを語った。
 昭和13年、食料品の卸問屋「草本商店」(現・若草町)の一人娘として生まれた。別府市出身の79歳。同34年3月、東京女子大学短期大学部国語科卒業。国際ソロプチミスト大分の広報委員長として別府クラブの創立に関わり、平成29年に別府クラブ第30代会長に就任。
 家族は夫と1男3女で、現在は夫の修三さんと2人で暮らしている。趣味はバドミントンで、別府市バドミントン協会レディース連盟の会長も務める。短歌もたしなみ、神奈川県横浜市の「青天短歌会」に所属している。以前は能を舞うこともあったと、多芸な一面をのぞかせた。

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