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2016年2月24日 (水)

別府竹細工協同組合が新製品

 別府竹製品協同組合(岩尾一郎理事長)は、大谷健一専務理事を会長とする「別府竹細工新製品開発事業研究会」を通して、ものづくりを総合的に支援するセスタンテ(東京都)と竹製品を使った新しい商品「フラワーベース」を作りあげ、23日、長野恭紘市長に報告をした。

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 研究会は、中岩孝二さん(伝統工芸士)、渡辺文明さん、松田浩樹さん、一木律子さん、森友恵さんの若手を中心に構成されている。
 岩尾理事長、大谷専務、セスタンテの中嶋吾代表取締役、研究会の中岩さん、渡辺さん、松田さん、一木さんが出席。
 竹細工の伝統的な技術を継承しながら、現代のライフスタイルに合ったものをテーマに、竹の筒状網地をアクリル製のフラワーベースに入れ、まるで竹籠が宙に浮いているような不思議な感覚のおしゃれな作品に仕上がった。商品は、高さ16㌢、幅8㌢、奥行き8㌢。網代編み(中谷さん)、麻の葉編み(松田さん)、ござ目編み(渡辺さん)、差し六目編み(一木さん)、やたら編み(森さん)の5種類。25個制作し、価格は4万円代になる予定で、東京やニューヨークで販売する。
 また、海外でも通用するようなロゴを作った。「Beppu」と「Bamboo」の頭文字を図案化し、中央に竹のフォルムを感じられるデザインになっている。パッケージは、大分県の柑橘類を連想させる「橙」をモチーフにした。

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 アートディレクターを務めた中嶋さんは「伝統として受け継がれている技術を使って新しい挑戦が出来た。かけ算になる商品を作りたかった。ロゴを作ることで他の製品との差別化を図り、世界に売って行きたい」と話した。
 岩尾理事長も「自分たちは作る技術はあるが、こういう発想はないし、市場のノウハウも持っていなかった。伝統を守ることは大切だが、この中でジレンマも感じていた。複数年かけてやっていくべきもので、製品づくりにさらに参加する人が増えて、組合が活性化出来れば良いと思う」と述べた。
 長野市長は「透明感が高く、不思議な感じ。竹をイノベーションし、新しい商品を作り、別府ブランドを生みだしていきたい。安売りすることなく、広めていければと思う。今後とも市も一緒になってやっていきたい」と話した。
 27年度は地方創生先行型事業を活用したが、28年度は別府市が独自に補助金を出し、組合と一緒にさらなる製品開発に取り組んでいく。

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