本紙購読

特集ページ

« 士気を鼓舞する便り | メイン | 国連PKO活動とは »

2016年2月24日 (水)

別府署が女性2人に感謝状

 別府警察署(安部一二三署長)は24日、振り込め詐欺(特殊詐欺)被害を防止した古川春美さん(71)=松原町、無職=と、馬服京子さん(65)=若草町、無職=に感謝状を贈った。

02243

 感謝状を手渡した安部署長は「一般市民の2人が声かけをして被害者を追いかけてまで食い止めてくれました。広報啓発活動が、皆さんの力を借りながらですが、浸透してきた成果だと思います」とお礼を述べた。
 古川さんは今月15日、浜脇にある金融機関の現金自動預払機(ATM)コーナーで、携帯電話で会話しながら画面を操作している高齢女性に気づいた。「詐欺じゃないの。電話の相手は知っている人なの」と声をかけた。電話の相手から別の場所に行くように指示があったのか「市内の大型商業施設に行く」と話して、自転車に乗りその場をあとにした。金融機関の駐車場に入ってきた馬服さんは古川さんから「絶対、振り込め詐欺だ」と言われたので、車で追いかけていった。
 馬服さんは、大型商業施設のATMコーナー付近のソファーに座っているその高齢女性を発見。警察に通報するとともに、サービスカウンターの女性を呼び、2人で高齢女性の動向を見張った。高齢女性が電話をしながらATMコーナーに並んだため、その後ろに並んだ。すると高齢女性が「お先にどうぞ」と列を譲ったため、ゆっくりとATMを使い警察が到着するまでの時間を稼ごうとした。その直後、警察官が到着。警察官が、突然のことで激昂する高齢女性をなだめながら、振り込みを止めて被害を未然に防止した。
 その後、高齢女性は「市役所から『保険料の還付金がある』と電話があった。その後、銀行員から電話で、ATMに行くように指示されたので、ATMに行き、言われるがままに操作していた」と話しており、還付金名目の特殊詐欺被害者と判明した。
 古川さんは「感謝状を贈られて、驚いています。女性に話しかけたとき、すごい剣幕で怒られました。もしかすると、振り込め詐欺ではないかもしれないと思ったけど、被害に遭ってほしくないとの思いが強かったです」
 馬服さんは「反射的に体が動きました。詐欺被害を防止できたのは良かったと思いますが、被害に遭いそうになった人が『被害に遭わずに良かった。ありがたい』と思ってくれたらいいです。すごいことをしたと思っています。『自分だけはだまされない』と思わないでほしいです」と話していた。

google

  • 検索(β)

    サイト内検索
    ウェブ全体から検索

大分の天気