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2016年3月31日 (木)

教育大綱

 平成27年度第2回別府市総合教育会義が30日、市役所で開かれ、「別府市教育大綱」の内容について審議、承認した。

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 長野恭紘市長が「総合戦略と総合計画と大綱をしっかりとすり合わせ、子どもたちの未来に向け、教育のまちとしての別府市をつくっていきたい。子どもの教育は、ライフワークとしてやっていきたい」とあいさつした。
 平成26年の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めることになり、策定された。
 昨年10月に策定された「まちをまもり、まちをつくる。べっぷ未来共創戦略」や28年度から施行する「別府市総合計画後期基本計画」及び毎年見直しを行っている「別府市教育行政基本方針」との整合性を図りながら、平成32年度までの5カ年の方向性を示すもの。
 学校・家庭・地域が協働した子育てのしやすいまちづくりを推進し、郷土への誇りと夢を併せ持つ豊かな人間性や社会性、国際性を備えた人材を育成することを基本理念としている。
 取り組みの方向性としては▽国際観光温泉文化都市別府の未来を創る人材の育成のための「別府学」の推進=別府の歴史・文化を伝える環境の整備、学校・家庭・地域の協働による教育の推進、グローバル化に対応した人材の育成、ICT(情報通信技術)の活用・推進▽安心して子育てができる教育環境の整備=幼児教育の充実、生きる力を育む学校教育の充実、特別支援教育の推進、教育環境の整備▽生涯を通じて学びを深める学習の場の整備=人権尊重のまちづくり、生涯学習の充実、歴史的・文化的財産の保存と活用、スポーツの振興ーを行う。
 教育委員からは、具体的な取り組みとして子ども会の再構築や地域の人の学校への協力の在り方など幅広い意見が出た。大綱は大枠を決めるもので、具体的なものついては、大綱に沿って市教育行政基本計画の中で取り組んでいくことを確認した。

美術家の藤内さん韓国・慶州市の交流行事へ

 美術家藤内龍彦さん(64)=本名・達彦、別府市亀川浜田町=が、世界遺産の仏国寺や石窟庵がある韓国・慶州市の芸術交流行事に招待作家として参加する。

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 「韓国、中国、日本作家“慶州を描く”」(4月4日―8日、慶北新聞主催)と題して、韓・中・日3カ国のアーティストが5人ずつ招かれ、現地で名所をバスツアーして絵を制作したり話し合ったりする。制作した絵はギャラリーで22日間展示されることになっている。
 旅行好きの藤内さんはかつての新羅の都だったという当地の観光とともに、韓国・中国アーティストとの交流にも期待していて「美意識もずいぶん違うと思う。そんな話し合いも楽しみ」と話している。
 ところで、藤内さんは1993年から国内外各地で30回、半面だけ塗料をはいだコーラ缶を並べるインスタレーション=「プロセス…ジャーニー…トランシション(過程・旅・変化)=を続け、現代の大量消費文明への問いかけをしてきた。2006年からはさらに訪れた場所を、「自分の体を使った表現」として先を尖らせた鉛筆を使って描く作業に取り組んでいて、これまでに36枚を完成させた。慶州市には制作済みの作品を1点持参することになっており、イタリア・シチリア島の風景にぽつんとコーラ缶を1本置いた絵を持って行くことにしている。

2016年3月30日 (水)

懐かしい「ファンシー洋装店」

 小紙の3月10日号に、別府海浜砂湯のPRに作られた「別府砂風呂サンバ」を歌った、村上知恵さんのことが掲載された。
 知恵さんの祖父母は、銀座街(今のソルパセオ銀座)で「ファンシー洋装店」を開いていた。13年前に店を畳み、南立石に家を建て移ったそうだ。
  知恵さんと一緒に来社した祖母(ゴメンなさい、まだ若いのに)に「ファンシーをしてました。良く来てくれてた人でしょ」と声をかけられ、アアー、本当にあの店の人だと思いだした。
 あの頃(20年以上前になるか)は良く店に行っていた。お客さんも多く、銀座街も賑わっていた。懐かしいナ~。(藤田)

日出町立南端中学校が休校式

 日出町立南端中学校が27日、休校式を行った。地域住民や卒業生など約100人が参加した。

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 南端小学校・中学校の前身は、明治7年に設置された上河内学校と目刈小学校。統廃合や名称変更を経て、昭和31年に南端と北部の両小・中学校が統合され、市町村合併により「日出町立南端小中学校」と改称された。当年に小学校校舎、34年に中学校校舎が完成。翌35年にはへき地第一級学校に指定されるなどした。昭和32年度には80人いた生徒も27年度は3人になり、うち2人が今年3月に卒業。12年前に幼稚園が休園、2年前に小学校が休校となり、残った中学校も在校生が1人となったことから、休校することが決まった。
 地域と一体となった活動も活発に行われ、運動会や音楽会、ふるさと祭りなど地域の人が積極的に学校運営に関わり、支えた。また、生徒がついた餅をお年寄りの家に配るなど、子どもたちも地域の人との交流を深めてきた。

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 林東洋一校長は平成23年度に教頭として赴任し、2年間勤めたあとは校長として3年間子どもたちの成長を見守ってきた。林校長は「あくまでも休校なので、このような式をするべきか随分と悩みましたが、通ってくる子どもいなくなる。地域にとっても大きな1つの節目になると思い、今回の式を行うことにしました。当たり前のように行ってきた入学式も始業式も行うことが出来ず、子どもたちの元気な声が聞けなくなるのは、本当に寂しい思いでいっぱいです。どんな状況になろうと、子どもたちがよりよい教育環境で学べるよう、地域の方から惜しみない協力をいただいた。人と人とのつながりを大切にし、前向きに生きる人間をつくってこれたのは、南端だからこそ出来た教育の賜だと思います」と式辞。
 青井和正教育委員長、工藤義見町長らもあいさつ。地区を代表して高橋圀隆南端地区区長会長が「私も卒業生の1人として、感無量。学校は地域の文化の中心的な存在。子どもたちの笑い声も聞けなくなり、すべてが思い出になる」と寂しげに語った。
 ただ1人の在校生となった吉本伊央利さん(2年生)は「小学6年の3月、初めて中学校に見学にきて、新鮮な気持ちになりました。入学式はたった1人で緊張しましたが、先輩たちが優しく話しかけてくれて安心しました。毎日の生活はとても新鮮で、沢山の思い出あり、語りつくせません。すべて、僕の宝物。この学校で学ぶことが出来て、本当にうれしかったです。この学校で卒業できないのはとても残念ですが、ここで学んだことを生かしていきたい」と思いを語った。
 PTAから、4つの地区長へ記念品として校歌の書かれた木の飾りを手渡し、地区から卒業生を含む生徒3人に図書カード、校長をはじめ先生9人に花束が贈られた。
 会場には卒業アルバムも置かれ、参加者はアルバムを見ながら当時のことを思い出していた。

浜脇バイパス全線開通

 大分県が平成10年度から整備を進めてきた、主要地方道「別府挾間線(県道51号)」の浜脇バイパス(浜脇2期工区)が完了し、別府挾間間道路改修促進期成会(会長、長野恭紘別府市長)は30日、開通式を行った。これにより、別府市側の工事はほぼ終了。別府から大分市賀来や由布市へのアクセスが良くなり、利便性が向上される。

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 県道別府挾間線は、別府市と由布市を結ぶ道路で、今回の浜脇2期工区は、湯都ピア浜脇から上河内までの浜脇トンネルを含む720㍍区間。幅員が狭く離合も難しかった場所や線形不良箇所が解消された。事業費は約80億円。
 長野別府市長は「待望の浜脇バイパスが完成し、盛大に開通式が行えることに感激する。大分県や貴重な土地を提供していただいた地権者、地元住民の協力と尽力のたまもの。災害時の国道10号の代替道路または避難路、医大へのアクセス道路、別府と湯布院を結ぶ観光ルートなど重要な機能を果たす道路。地域交流にも期待がもてる。全線の早期完成に向け、今後も取り組んでいきたい」とあいさつ。
 進秀人県土木部長、期成会副会長でもある首藤奉文由布市長、同じく理事である堀本博行別府市議会議長が祝辞を述べた。
 一ノ瀬陸典県別府土木事務所長が経過を報告。工事促進に尽力した浜脇地区自治会連絡協議会、ツーリズム浜脇まちづくり推進協議会、地元の首藤正市議に感謝状が贈られた。
 長野市長、首藤市長、堀本議長、溝口泰章由布市議会議長、進部長、戸高賢史県議、清家政人ツーリズム浜脇会長(山家自治会長)、山本一成別府市議会観光建設水道委員会副委員長がテープカットを行い、関係者による通り初めが行われた。
 一般には午後2時から開放された。

マンホール蓋を設置

 平成28年別府・日出二回目の成人式実行委員会(阿南慎治委員長)が寄贈した下水道用デザインストリーマー鉄製蓋2枚(約40万円)が24日、北浜2丁目の駅前通り南側に設置された。

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 民間からの寄付で蓋を設置するのは初めて。オリジナルデザインの蓋を新しい技術で作成し、全体を腐食加工した耐腐食タイプを使うのは全国初。
 デザインは、別府市宣伝部長「べっぴょん」が温泉に入っているものと、別府の魅力をPRしているものの2種類。いずれも、油屋熊八翁が提唱した「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」と「ようこそ別府へ」と書かれている。
 設置式で、長野恭紘市長と阿南実行委員長がデザイン部分の留め具のネジをしめた。その後、2カ所に業者によって設置された。

今日論壇

拒んだ理由(ワケ)

防衛大学校卒業生の任官拒否者が例年の約2倍となった。防衛省は民間企業の求人増加、マスコミは安保関連法制施行の影響という。どちらも違う!要は調子のいい自分勝手な若造が増えたということだ。
 防大生は入学時から衣・食・住は国家貸与で、ボーナスを含む棒給(手当)も支給される。体力気力を育成し、将来の指揮官(リーダー)としての資質が磨かれ、付与される。しかも志操堅固―――これが通り相場だが、実際は若干異なる。防大生はあくまで指揮官候補生の候補生。卒業後は陸海航空の各部隊、職種に配置され、半年間の幹部学校教育を受け、一般部隊に配属となり、様々な組織活動の経験を経て、初めて指揮官(幹部)と成り得る。そこには避けて通れぬ古参の下士官や叩き上げの幹部による「シゴキ」や「イヤガラセ」も当然ある。防大卒くらいでは、シャバの体育会系一般学生とそう差異はない。
 任官拒否の理由付けは星の数ほどある。問題は平成28年任官拒否47人のために防大入試に不合格だった若者達の心情。そして防大卒業者を競って雇用したがる企業、事業体。これら企業にも罰則を設けるべき。平成28年安保関連法施行時の任官拒否者は将来、人生の「心の傷」とならないか、考えて欲しい。防大に限らず防衛医大生へのスカウトは更に悪質である事も記しておきたい。
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2016年3月29日 (火)

鶴高スプリングコンサート

 県立別府鶴見丘高校の第10回スプリングコンサートが28日夜、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開かれ、2時間余りにわたり3部構成の盛りだくさんの内容で満員の聴衆を楽しませた。卒業した3年生の手伝いも含め57人が出演した吹奏楽部(指揮は外部指導者の浜尾格さん)を中心に、合唱部、箏曲部、司会の放送部がそれぞれ活躍した。

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 20分近い大曲のアルフレッド・リード「オセロ」など第1部クラシックステージに続き、第2部では合唱部が白雪姫のコミカルなミニオペレッタを、箏曲部が「上昇の彼方」などで緊張感あふれる演奏を披露した。
 第3部ポップスステージでは、吹奏楽部員がももいろクローバーZに扮して踊ったり、ザ・ドリフターズ「8時だョ!全員集合」のコントも演じて盛り上げた。最後に小宮桜子部長(2年)が「これからの自分につながるようなステップアップした演奏会にしたいと日々練習に励んできた」と振り返り、開催に協力してくれた人たちや来場者へ感謝の言葉を述べた。
 開会あいさつ後に中尾義且校長へ、アンコールの1曲だけタクトを振った前指揮者の友永葉子さんへそれぞれ退職祝いの花束が贈呈される印象的なシーンもあった。

自公が相互に推せん

 夏の参議院議員選挙で自民、公明両党の立候補予定者に対しそれぞれ推薦状授与式が27日、大分市内で行われた。大分選挙区で自民党公認の新人、古庄玄知氏(58)と、公明党現職で比例選出の秋野公造氏(48)の2人。自民党大分県連会長の衛藤晟一氏(参議院議員=首相補佐官)、公明党九州本部の木庭健太郎本部長、同大分県連代表の河野成司氏(県議会議員)が立ち会い自民党から秋野氏へ、公明党から古庄氏へそれぞれ推薦状が手渡された。

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 自民党大分県連が正式に公明党比例代表候補を推薦するのは今回が初めて。
 中央政界における自民党議員の相次ぐ失言などで、危機感を持った県連が一歩踏み込んだ自公の協力体制の確立をめざした。「古庄氏は弁護士、秋野氏は厚労省出身で医師の資格も。両氏とも専門職種の技能を生かした即戦力として期待がかかる」と公明党県連幹部。
 衛藤・自民県連会長は「野党は共産党主導の『野合』が成立しつつあり、党利党略。それだけに自公の連携で選挙協力を力強くしていきたい」と述べた。
 大分選挙区は民進党現職の足立信也氏(58)、共産党新人の山下魁氏が一本化に向け調整中。このほか幸福実現党の上田敦子氏(49)も立候補を表明している。



鉄輪地獄地帯公園に新遊具

 別府市の鉄輪地獄地帯公園に新しい複合遊具が完成し、29日、完成式が現地で行われた。

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 新しい複合遊具の基本コンセプトは「子どもたちの想像力をのばしたい」。遊びで大切な「自由に遊ぶ」「仲間と遊ぶ」「驚き・発見・変化」を柱としている。遊具で遊ぶことで、子どもたちが成長や発達過程で養いたい動作を楽しみながら、自然に身につけることができるようにする。地上約10㍍の高さのあるタワーでは、中程にある展望台から市街地が一望でき、一気に滑り降りるスライダーがポイント。「地獄」をイメージした赤鬼や青鬼、湯けむりがデザインされ、ユニバーサルデザインにもなっている。遊具はパーツ化されており、修繕が必要な時でも交換パーツを最小限にしてコストを抑えることが出来る。総事業費は約2600万円(現在の遊具解体費も含む)。
 完成式で長野恭紘市長が「子どもたちにアンケートをして、どんなものが欲しいか聞いた。これは、世界で別府にしかない遊具。別府への深い愛情が感じられるものになった。家族でお弁当を持って1日遊べる公園。笑顔あふれるものになってほしい」とあいさつ。
 設計・施工を担当した㈱タカオに感謝状が贈られ、高尾悦史会長が謝辞を述べた。緑地部分は、㈲豊田緑化が行った。
 この日は、朝日小学校の4・5年生約40人が招待され、抽選で選ばれた清水彩花さん(11)、大野菜々子さん(10)、塩山秋月さん(10)が大型スライダーの滑り初めをして完成を祝った。その後、一般にも開放され、大勢の子どもたちが元気に走り回り、新しい遊具を楽しんだ。

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