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2016年3月30日 (水)

今日論壇

拒んだ理由(ワケ)

防衛大学校卒業生の任官拒否者が例年の約2倍となった。防衛省は民間企業の求人増加、マスコミは安保関連法制施行の影響という。どちらも違う!要は調子のいい自分勝手な若造が増えたということだ。
 防大生は入学時から衣・食・住は国家貸与で、ボーナスを含む棒給(手当)も支給される。体力気力を育成し、将来の指揮官(リーダー)としての資質が磨かれ、付与される。しかも志操堅固―――これが通り相場だが、実際は若干異なる。防大生はあくまで指揮官候補生の候補生。卒業後は陸海航空の各部隊、職種に配置され、半年間の幹部学校教育を受け、一般部隊に配属となり、様々な組織活動の経験を経て、初めて指揮官(幹部)と成り得る。そこには避けて通れぬ古参の下士官や叩き上げの幹部による「シゴキ」や「イヤガラセ」も当然ある。防大卒くらいでは、シャバの体育会系一般学生とそう差異はない。
 任官拒否の理由付けは星の数ほどある。問題は平成28年任官拒否47人のために防大入試に不合格だった若者達の心情。そして防大卒業者を競って雇用したがる企業、事業体。これら企業にも罰則を設けるべき。平成28年安保関連法施行時の任官拒否者は将来、人生の「心の傷」とならないか、考えて欲しい。防大に限らず防衛医大生へのスカウトは更に悪質である事も記しておきたい。
     (陽)

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