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2016年4月28日 (木)

市役所庁舎アスベスト問題

 別府市役所庁舎等検討委員会は、庁舎のアスベスト除去や庁舎機能の取り扱い、老朽化、長寿命化等に関する方針を協議した結果を公表した。
 平成17年に、昭和30年以降に建設又は改修された建物を目視などで確認し、吹付けアスベストを使用している可能性のある23施設のサンプル調査を実施した。本庁舎の天井裏の梁にアスベストが吹き付けられていることが判明した。
 平成25年度に本庁舎全体を対象に、長寿命化の一環で対象建材95サンプルの採取及び詳細分析を実施した。結果、95サンプル(30種類)のうち42サンプル(13種類)において、アスベストが含有されていることを確認。アスベスト含有建材は庁舎全体で使用されており、中でも、天井内に吹き付けられている「耐火被覆岩綿吹付材」や床材の「ビニールシート」は広範囲に使用されていることが分かった。「耐火被覆岩綿吹付材」は、著しく発じん性(破砕、選別などの処理又は堆積に伴い、発生し又は飛散すること)が高いレベル1であり、今後の対応には慎重な扱いが必要になる。
 浮遊粉じん濃度については、環境省が定める管理濃度を大幅に下回っており、現時点では、人体に与える影響は低いと考えられる。
 協議会では、①市役所機能を維持しながらアスベスト除去をする方法②市役所機能を空いている施設に本移転し、現庁舎はアスベスト除去工事後、他の施設として活用する③庁舎の建て替えーの3つの案を提案している。①は、各棟やフロアごとに少しずつ仮移転をして除去する方法と一括して仮移転する方法を示している。部分移転では小規模のため移転先を見つけやすく、業務の支障を最小限にできるが、工期が6年と長くなる。一括移転の場合は、工期は2年と短く設備工事も一括して行えるが、場所の確保が必要になる。
 ②は、移転先のリニューアル工事が終わればすぐに移転でき、移転先周辺の活性化が期待できるが、議会棟にもアスベストが使われているため、検討が必要になる。その際には、山の手中学校跡地や別府商業高校跡地などが挙げられている。③は耐震性能やユニバーサルデザインなど安心安全な庁舎設計ができるが、多額の費用が必要となる上、候補地の選定が必要となる。
 協議会では、今後も検討を重ね、市民にとってどの方法が有益なのか等を考え、市民との合意形成を図っていきたいとしている。

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