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2016年5月31日 (火)

油屋熊八が全国の教科書に採用

 「別府観光の父」と呼ばれる実業家の油屋熊八(1863~1935)が平成28年度から、全国の中学校社会科(歴史)教科書に採用されている。これまで小学校用はあったが、中学校用は初めて。

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 掲載されているのは、帝国書院発行の「社会科中学生の歴史・日本の歩みと世界の動き」第2章の中の「観光都市別府の誕生(バスガールと油屋熊八)」。
 大正時代、欧米の影響を受け、日本はめざましい発展を遂げていた。働く女性が「職業婦人」と呼ばれるなど、女性の社会進出が増えていた中、日本初のバスガール(バスガイド)が誕生。発案者であり、別府観光のアイデアマンである油屋熊八の功績が紹介されている。
 バスガールは別府地獄めぐりなどの遊覧バスの中、当時は珍しい洋装で、観光スポットを通るたびに七五調で語っていた。最初は物珍しかったことから笑いが起きていたが、次第に名解説ぶりに人々は引き込まれていき、その素晴らしさと、女性の新たな職業として、バスガールが瞬く間に全国へと広がっていったという。教科書の写真には、亀の井ホテル前で4人のバスガールと油屋熊八が笑顔で並んで写っている。
 2年前に出版社から問い合わせがあり、写真を提供したという平野芳弘別府温泉宣伝協会長は、「有名人が並ぶ中に油屋熊八がいるのがうれしい。全国の中学生が『こんな面白い人が別府にいたんだ』と興味を持ってくれて、実際に観光に来てくれたらうれしいです」と話した。

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