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2016年7月30日 (土)

「べっぷ火の海まつり」始まる

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 「べっぷ火の海まつり」(別府まつり振興会、別府夏の宵まつり実行委員会主催)が29日午後6時、開幕した。歩行者天国となった駅前通りの夕涼みワイワイ市(30日まで)や、海門寺公園のべっぷ屋台村(31日まで)は大勢の人で賑わった。
 19年ぶりに「火の海まつり」の名称を復活させた今回、近年「別府夏の宵まつり」の名称で開催されていたが、今年は熊本・大分地震の影響で被害を受けた別府観光の復興への起爆剤とする目的。
 オープニングセレモニーが海門寺公園特設ステージであり、主催者の梅野朋子別府まつり振興会長(市観光協会長)が「これから3日間、皆さんには『べっぷ火の海まつり』を堪能していただければと思います」

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 来賓の長野恭紘市長は「『夏の宵まつり』も良いネーミングですが、やはり別府人は『火の海まつり』です。この3日間、楽しみまくって下さい」とそれぞれあいさつ。
 続いて、来賓の長野市長、山本一成市議会観光建設水道委員会委員長、千壽健夫別府商工会議所会頭、太田貴信九州旅客鉄道株式会社別府駅長、林道弘別府駅前商店街振興組合理事長、山本眞郎大分みらい信用金庫常務理事ら、主催者の梅野会長、丸山徹別府夏の宵まつり実行委員長が紹介された。
 丸山実行委員長が開会宣言をし、まつりムードが一気に高まった。

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 駅前通りは43店・団体が68の露店を出し、家族連れ、友人同士、留学生などが空揚げ、かき氷、焼肉、スリランカカレーなどのグルメや、金魚すくい・くじ引きなど「まつり」を楽しんだ。
 海門寺公園会場の「べっぷ屋台村」では、たこ焼き、焼きそば、わたあめなどの店舗が並び、多くの人が舌鼓を打った。
 ステージでは、北浜美人クイズ王決定戦やべっぷ屋台村カラオケ大会が行われて盛り上がった。
 また、同公園東側では、「おんせん県おおいたinべっぷ 光のアート」が行われており、別府溝部学園短期大学のライフデザイン総合学科の学生が作った灯篭が並んでいる。
 まつりのイベントスケジュールは、次のとおり。
 ▽別府駅前通り会場=夕涼みワイワイ市(30日午後6時から10時)▽海門寺公園会場=べっぷ屋台村(30、31日午後5時から10時半)、光のアート(30日午後6時から9時)、ステージ(30日午後5時からチャリティーオークション、7時からライブ、31日午後5時からダンスコンテスト、7時半から豊勇會の太鼓、8時45分からフラハーラウオハルのタヒチダンス、9時15分からstudioAmaniのベリーダンス、9時45分からフィナーレ)▽別府スパビーチ会場=露店(30、31日午後5時から)、ダンスイベント(30日午後5時から7時半)、熊本・大分復興支援DRUM TAO LIVESTAGE(30日午後8時から9時)、納涼音頭大会(31日午後6時から7時45分)、納涼花火大会(31日午後8時から9時)▽本願寺別府別院=お坊さんが本気で考えたお寺できもだめし(31日午後5時から8時、入場料はお賽銭)

陸自41普連第37期レンジャー帰還式

 陸上自衛隊第41普通科連隊の平成28年度第37期部隊集合教育「レンジャー」帰還式が29日午前9時30分から、別府駐屯地で行われた。レンジャーは、自衛隊の訓練の中でも過酷な訓練を終えた者に与えられる戦闘特技で、肉体的にはもちろんのこと、強い精神力も求められる。別府での訓練は1年ぶり。

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 今回は、第41普通科連隊(別府駐屯地)、第4偵察隊(福岡駐屯地)、西部方面特科隊(湯布院駐屯地)から28人が参加し、5月9日から6月30日まで基本訓練、7月1日から29日まで行動訓練が行われた。基本訓練では、地図判読や生存自活、格闘などを行い長期にわたる任務に耐えられるように訓練を行う。行動訓練は、基本訓練で得た知識を使い、長期にわたる任務を遂行。最終想定は、1人約60㌔㌘のリュックを背負い、久住連山及び由布岳一帯で給水、給食の制限を受けながら、不眠不休で約50㌔の距離を訓練しながら歩いて移動するという過酷なもの。訓練をすべて終え、バッジを受けたのは11人。
 顔も迷彩色にしたレンジャー訓練隊が、音楽隊の演奏に合わせてしっかりとした足取りで正門から入ってくると、各部隊や関係団体、家族らが出迎え隊員の頑張りを称えた。

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 学生長の相沢雄太2等陸曹(32)=西部方面特科隊=が帰還を報告すると、泉英夫第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令が「よく帰ってきた」と労い、11人全員の胸にレンジャーバッジをつけた。泉連隊長は「肉体的にも精神的にも最もキツイ訓練を克服し、晴れあるレンジャーの仲間入りを果たしたことは、連隊にとっても国にとっても誇りであり、宝である。おめでとう、ご苦労様。レンジャーとしてはスタートラインに立ったばかり。より過酷で厳しい任務に耐えられるように、気力、体力、技術を磨いてほしい」と訓示。
 来賓の江藤勝彦大分県自衛隊父兄会長(別府市議)も「目的完遂おめでとう。厳しい訓練で17人がリタイアする中で、無事帰還した。バッジを胸に、他の隊員の模範となるようにこれからも精進してもらいたい」と激励した。
 隊員は各中隊に戻り、中隊ごとに花束を贈呈したり胴上げするなど無事の帰還を祝った。また、出迎えた家族らと一緒にゆっくりとした時間を過ごした。

2016年7月29日 (金)

求められる解説力

 帰り道、「この近くに温泉ってありますか?」と声をかけられた。スーツケースを手にした旅行者だった。
 家の近くには地元の人の入るような小さなものしかない。しかも、もう夜だ。公営だとお湯もにごり始めているし、道も分かりづらいだろう。どう案内したものか。
 目線を遠くに移すと、コンビニが見えた。そうだ、困ったら、あれだ。
 コンビニで「温泉関係の本」を見せながら説明すると、「へえ、これは便利ですね、分かりやすい」と言われた。旅行者に親切にでき、別府の利益にも貢献できたと感じた。

(徳田)

高齢者及び障がい者虐待防止ネットワーク

 平成28年度第1回別府市高齢者及び障がい者虐待防止ネットワーク委員会(会長・田中利武弁護士、18人)が28日午後3時から、市保健センターで開かれた。

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 平成27年度の別府市が受け付けた高齢者虐待に関する相談は、67件(前年度比13件増)。事実確認をし、虐待と判断したものは26件、判断に至らなかったものは25件、虐待ではないと判断したものが14件だった。起こる恐れがあるケースや事実確認が出来ていないケースが各1件ある。
 相談の経路は地域包括支援センターからが20件と多く、行政14件、親族8件、警察7件、居宅介護支援事業所6件などとなっている。虐待を受けている(疑いも含む)高齢者の要介護状態は、未申請が34件と全体の半分を占め、要介護3が7件、同2が6件、同1が5件、要支援1と2が各4件、要介護4が3件、同5が2件、認定切れが2件となっている。女性の被害が全体の68・7%。
 虐待をしている(疑いを含む)人は、夫が19件と一番多く、息子13件、妻8件、その他の親族4件、娘3件、知人・第3者1件、その他2件。相談により、施設入所や医療機関への入院など分離を行ったケースは18件だった。また、要介護施設従事者等による高齢者虐待の相談は1施設で、7件の虐待が認められた。
 障がい者に対する相談で別府市が平成27年度に受け付けたのは、4件(前年度同数)。うち2件を虐待と判断し、2件は虐待ではないと判断した。虐待を受けた(疑いも含む)のは、知的障がい2件、精神障がいと身体・知的障がい各1件。虐待者は父親2件、母親1件、弟1件。福祉施設従事者等による虐待相談は、2件で、うち1件を虐待と判断した。
 28年度は、高齢者の虐待防止事業は、支援関係者等の養護者による高齢者虐待に関する知識・対応技術の向上、啓発、早期対応・早期解決のための体制整備などを行う。
 障がい者の虐待防止事業は、関係者を対象とした研修、相談窓口の周知、見守り体制の構築、関係機関との連携、虐待防止対応マニュアルの作成の検討などを行う。
 さらに、今後のネットワーク委員会のあり方についても協議。これまで委員会のあり方について議論を重ねており、本委員会の他に実務者会議を立ち上げ、課題の抽出などを行うことを事務局が提案。ケースに応じて10人程度で年2回ほど行い、本委員会を1回にする案が提示された。委員からは「本委員会を1回というのは少ないのではないか」「ケースによって会長が招集して話し合う形にしてはどうか」など様々な意見が出たが、結論は出ず、実務者会議を立ち上げることと次回、結論を出すことが決まった。

幼年少年消防クラブの研修会

 別府市少年婦人防火委員会(会長、河原靖繁消防長)主催の幼年少年消防クラブ研修会が28日午前9時、市消防本部で開催され、新別府幼年消防クラブ4人、火売少年消防クラブ7人、保護者6人の計17人が参加した。

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 4階大会議室で、予防課員が火災や地震についてDVDを使って説明した。続いて、通信指令室で119番が鳴ったときの対応などを見学した。
 駐車場に移動し、消防署員が消防車や救急車などの消防車両を説明。放水体験では消防署員や保護者に子ども用の防火衣を着せてもらい、署員と一緒に放水した。
 消防本部東側訓練塔前に移動し、無害の煙を充満させた3・5㍍のテント内を歩く煙体験を行った。また、はしご車体験では、子どもは浜町出張所のシグマ型屈折はしご車で約7㍍の高さまで行き、十分に安全が確保された状態で訓練塔の3階部分に渡った。
 救助体験では、署員が補助をしながら大型油圧救助器具の油圧カッターで鉄パイプの切断をした。
 後藤悠輝さん(8)=朝日小3年=は「はしご車から3階に渡るとき、下を見て怖かった。放水やパイプを切るのが楽しかった」と感想を述べた。

「スライド・ザ・シティ」

 昨年に引き続き「スライド・ザ・シティin別府」が29日午前10時、別府公園東側を使って始まり、初日から多くの人が滑り盛り上がった。31日まで。

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 今年は、別府公園東側の超巨大スターターから全長240㍍、スタートからゴールまでの高低差30㍍というコース。
 オープニングで、長野恭紘市長が「このスライド・ザ・シティから始まる『火の海まつり』を、遊びまくって楽しみまくっていただき、盛り上がっていきましょう」とあいさつ。ミス別府の篠田菜央さん、早川愛さん、福岡のアイドルが紹介された。
 初滑りは、長野市長、ミス別府の篠田さん、早川さんが行った。
 その後は、時間制のチケットを持っている人から順に温泉スライダーを楽しんだ。
 友人2人と来ていた男児は「最後に着水するところが、楽しかった」、大分市から来ていた母娘は「涼しくて、気持ち良かった。昨年より高低差があったので、滑り始めは少し怖かったが、スピードが出て楽しかった」と感想。
 ステージでは、大分のアイドルSPATIO(スパティオ)の歌、立命館アジア太平洋大学(APU)の「よっしゃ虎威」によるよさこいなどが披露された。30日は、大分のアイドルSPATIO(午前10時半予定)、Chimo(11時予定)、Niimo(11時半予定)や、午後からは大分のDJがステージに立つ。31日は、フラダンスやDJなどが会場を盛り上げる。

2016年7月28日 (木)

大衆演劇の応援団長

 「鉄輪温泉には大衆演劇がよく似合いますね」と帆足和枝さんは言う。すでに東京、横浜、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、佐賀などの芝居小屋を回ったというから大衆演劇の大ファンであり、応援団長格の1人。
 ヤングセンターの魅力を「隣りの席に津久見から、列車で見に来た90歳のおばあさんがおまんじゅうをくれたんです。こんなふれあいもヤングならでは。昼夜3時間のショーがあり、テレビや映画にないナマのステージ。役者さんは全力で踊りに芝居に打ち込みます。泣いて笑ってストレスを発散でき、このおばあちゃんの肌のつやのいいこと」と話す。
 帆足さんのお気に入りの劇団は大阪の「たつみ演劇BOX」。「男の花道」や「瞼の母」を鑑賞したという。
 「大衆演劇は九州が発祥の地で、大切な日本文化、温泉観光地の文化です。昔はラクテンチ、スギノイパレスもありましたが、今はヤングセンターだけになりました。ヤングは創業66年の歴史があります。ファンの高齢化で昔と比べると観客は少なくなりましたが、70年、80年と頑張ってほしい!」とエールを送っている。
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7代目育ドル娘がPR大使就任

 別府大学短期大学部食物栄養科の7代目育ドル娘(1年生7人)が27日、大分県米消費拡大推進協議会から「ごはんで元気!PR大使」に委嘱された。昨年に続き、2年連続。任期は、同日から平成29年3月31日まで。

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 大使として、県産米の消費拡大運動への参加と食育イベントなどで「ごはん食」を中心とした日本型食生活の重要性を伝えることが目的。今年10月に予定されている農林水産祭での米のPRや、園児を対象としたおにぎり教室などのイベントで活動する。
 委嘱式では、米長伸彦県農地活用・集落営農課長から委嘱状が伝達された7代目育ドル娘の伊藤愛菜さん(18)は「県産米などのお米の良さを、広めていけるよう活動していきます」と決意表明した。
 また同日、同協議会から「季節のおむすび開発」の依頼を受けた同科が1年生61人による「季節のおむすびコンテスト」を開催した。
 県産米を使い、ただ握るのではなく、ピザのように焼いたり油で揚げるなど、それぞれが工夫した一品を作った。
 完成した創作おむすび61品を、池部譲九州農政局大分支局農政業務管理官、JAおおいた本店農畜産課の波津久由利子さん、大分県農地活用・集落営農課の光長伸彦課長、亀井伸一郎課長補佐、杉田麻美技師、金澤寿美嘱託職員の6人が審査した。
 選ばれた12品は、同協議会と同科で作成するカレンダーに掲載される。

故・山本前理事長の遺言で寄付

 医療法人山本記念会山本病院の山本隆正理事長兼院長が27日午後1時、社会福祉法人別府市知的障害者育成会「別府朝日園」(萩野忠好理事長)を訪れ、前理事長の故・山本恭正氏の遺言を受けて同園に100万円を寄付した。前理事長夫人の照子さんと現理事長夫人の真奈巳さんも同席。

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 山本前理事長は、別府朝日園が開園した昭和57年からずっと嘱託医を務めてきた。これまでも嘱託医の報酬を寄付するなど、朝日園の運営を気づかってきた。
 山本理事長は「父は養護学校の学校医もしていたので、利用者の多くを子どもの頃から知っていたこともあり、ここの嘱託医が好きだったようです。几帳面な性格で、朝日園のことをいつも気にかけていた」と話し、寄付金を萩野理事長に手渡した。
 萩野理事長は「山本先生には、とてもよくしていただいた。威張ることなく、優しく声をかけてくれ、利用者も先生の診察を楽しみにしていた。色々とご迷惑をおかけしたこともあるが、本当にありがとうございました」とお礼を述べた。
 山本院長らは園内を見て回り、作業をしている利用者に声をかけて回った。今後、嘱託医を山本院長が引き継ぐという。

豊後絞り

 豊の国千年ロマン観光圏協議会(会長、伊藤慶典別府市ONSENツーリズム部長)は、別府絞り・豊後絞りセミナーを25日午前10時から、県立社会教育総合センターで開催した。講師は、工房遊草庵の安藤宏子主宰で、テーマは「別府絞り・豊後絞りの定義、歴史などについて」。44人が参加した。

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 「別府絞り」のルーツは、「豊後絞り」。豊後絞りは、江戸時代初期に鶴崎地方が発祥と言われている。名産の三浦木綿に施された絞りは、旅人のみやげ物として人気があった。その後、大分県全域に広がり、家庭用の布団や衣類の文様として受け継がれてきた。明治の中期頃になると、絞り業者も増えて技術も向上し、「別府温泉絞り」として販売された。
 安藤さんは豊後絞り、別府絞りの歴史的背景などを当時の写真などを見せながら説明した。参加者は真剣な表情で話に聴き入っていた。

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 今後、豊の国千年ロマン観光圏協議会とNPO法人BEPPU PROJECT、NPO法人別府八湯温泉道名人会、ぶんご遊草会が実施主体となって、ワークショップを定期的に開催していくことにしている。

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