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2016年9月28日 (水)

海自護衛艦「くらま」最後の公開

 海上自衛隊佐世保基地所属の第2護衛隊護衛艦「くらま」(水田英幹艦長、5200㌧)が26日に別府国際観光港第3埠頭に寄港し、27日午前10時、歓迎式典が行われた。

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 「くらま」は昭和56年に就役。海上自衛隊艦艇で初めてCIWS(近接防空火器)を装備し、対艦ミサイルからの個艦防御能力を強化。長距離で潜水艦を探知できる戦術曳航ソナーも初じめて装備され、搭載ヘリと連携して、敵潜水艦が接近する前に探知・撃破を可能にした。54口径5インチ単装速射砲やアスロック、3連装短魚雷発射管などを搭載している。3年に1度行われる観艦式では、4回連続で観閲艦として、歴代総理大臣を乗せてきた。しかし、就役以来36年が経過し、来年3月で除籍が決まっており、別府での一般公開はこれで最後となった。

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 入港歓迎式で、阿南寿和副市長(市長代理)が「市民を代表して、心から歓迎します。別府は自然に恵まれ、温泉だけでなく美味しい物も沢山あります。日頃の疲れを日本一の温泉で癒やし、色々な魅力に触れてもらいたい」とあいさつ。江藤勝彦大分県自衛隊父兄会長(市議)は「市民をあげて歓迎します。別府には6回寄港してもらい、市民には馴染みの深い艦。心身をリフレッシュし、明日からの公務に励んでもらいたい」と述べた。
 ミス別府の篠田菜央さんが花束を、阿南副市長が記念品を水田艦長に手渡し、水田艦長から阿南副市長に記念品が贈られた。くらまには5人の大分県出身者が乗艦しており、代表して、別府市出身の立川一行3曹(32)が「除籍前に地元に入港することが出来て、うれしく思います。少しでも親孝行をしたい」と話した。

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 水田艦長は「昭和56年に就役以来、主力艦隊として活動をし、来年3月に退役を迎える。くらまは珍しく、定繋港が佐世保のみという艦で、九州の皆さんに愛され、協力してもらいました。そのお礼が出来ればと今回、寄港しました。伝統を次の部隊へ引き継げるように『その先へ』をスローガンに1年やっている」とあいさつした。
 市立別府中央小学校の放課後児童クラブ「ポラリス児童クラブ」から寄せ書きがプレゼントされ、お礼に缶バッジが贈られた。
 午前中は関係者のみの公開だったが、埠頭には多くの人が訪れ、写真を撮るなどして楽しんだ。午後からは一般公開を行い、大勢の親子連れなどが訪れていた。

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