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2016年11月22日 (火)

別府ONSENアカデミア始まる

 別府ONSENアカデミアのメインイベントとなるシンポジウムが21日から、ビーコンプラザで始まった。22日まで。

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 午後1時からの開会式で、長野恭紘市長は「国は2020年までに外国人観光客4千万人を目標に掲げており、国も地方も努力を続けている。しっかり目標を達成し、日本のファンを増やすことが大切。日本の素晴らしい温泉文化を世界中に発信するため、率直に意見交換をし、どう気持ちよく滞在してもらえるか考えていきたい。温泉の可能性と未来を考える2日間にしたい」とあいさつ。
 来賓として、環境省前事務次官で現在は顧問を務める別府市出身の関荘一郎氏、堀本博行別府市議会議長らが祝辞を述べた。
 引き続き、ハンネス・ヘイミソン駐日アイスランド特命全権大使が「世界一の露天風呂ブルーラグーン」、別府市と姉妹都市でもあるニュージーランド・ロトルア市のスティーブ・チャドウィック市長が「ニュージーランドにおけるツーリズムの誕生地ロトルア」と題して、それぞれ記念講演を行った。
 ヘイミソン大使は「アイルランドは活火山が多く、地熱発電の多くは住宅の暖房用だが、その副産物がブルーラグーン。アイルランドを訪れる人の75%が人が訪れる。料金は4500円だが、楽しむことが出来る。観光にとって重要な資源」とし、地熱を使って農産物を作ったり、収益をクリーンエネルギーに投資している現状について話した。
 チャドウィック市長は、マオリ族の伝統としてのタトゥーを取り上げ「マオリ族にとってタトゥーは暴力団を象徴するようなものでなく、アイデンティティであり、個人や部族の歴史。(タトゥーで入浴を拒否されたりしても)他の文化に抗議したり、無礼なことはしない」などとし、ロトルアが取り組むマオリ文化のアーチイノベーションやマウンテンバイクのディスティネーションなどを紹介した。
 斉藤雅樹東海大学海洋学部海洋文明学科教授を交えてトークセッションを行い、その中でヘイミソン大使は「観光客のためだけに施設を作るのではなく、地元の利益のためにならないといけない。他の地域にアドバイスを求めるのを躊躇するべきではない。失敗例を知ることも大切」。チャドウィック市長も「近代的なことももちろん大切だが、文化的経験ができる魅力を取り除いてはいけない。人は文化を求めてやってくる。それをなくしてはいけない」と苦言を呈した。



第62回西日本弓道大会に688人出場

 第62回西日本弓道大会が20日午前9時、べっぷアリーナで開催され、大分県、岡山県、愛媛県、福岡県など14県から688人が出場した。

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 開会式で、長崎県で開催された全大会優勝の熊本県菊池チームから優勝旗が返還されたあと、小倉正樹大分県弓道連盟会長が「今から弓道を志そうとする新人の方、健康で弓の醍醐味を堪能しようとするシニアの方、向上心で大会に臨む方と人それぞれの目標に対して頑張って下さい」とあいさつ。
 来賓の広瀬勝貞大分県知事が「多くの人が弓道を通じて、道を究めようと参加していると思います。多くの日本人が、皆さんの技を見て感動することが日本の伝統的な魅力と思います。皆さんの健闘を祈念しています」。
 阿南寿和副市長(市長代理)は「これまでの修練の成果を発揮し、お互いに交流を深めて思い出深い大会にして下さい」。

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 中野秀也全日本弓道連盟副会長(会長代理)は「今大会は西日本最大規模をほこり、弓道の普及や振興をはかる上でとても重要な大会。日々の練習の成果を発揮するとともに、地域を越えて交流を深めて下さい」とそれぞれあいさつした。
 江藤麻妃さん(大分県選手代表)が「日ごろの修練の成果を十二分に発揮し、今年、熊本・大分を中心とした震災で被害を受けた別府市から復興のパワーを届けられるように『頑張ろう西日本』のもと、精一杯、最後まで正々堂々と弓を引くことを誓います」と選手宣誓を行った。
 「矢渡し」があり、大会会長の小倉範士8段が射手、第一介添を園田将巳教士6段、第二介添を才川義昭教士6段が務めた。矢渡しとは、試合前に勝負の公平さを証明する行為で、的などに仕掛けはなく、普通に引けば的中することを示すもの。
 その後、競技予選が始まり、団体は3人1組で1人4射。12射のうち9中以上が予選通過となる。個人は男子が4射すべて、女子が4射のうち3中以上が予選通過。
 決勝戦は、団体が1人2射、計6射で5位までの順位を決定した。個人は24㌢の的に対して、予選通過者が1射ずつ矢を放ち、外れた人を除いていき、最終的に残った人が優勝する射詰(いづめ)を行った。2位以下は、36㌢の同じ的に対して1射し、中心に近い人が上位となる遠近競射で順位を決めた。
 会場には、それぞれの選手が放つ矢の風切音と的などに当たる音が響いた。

本音會の創立記念祝賀会

 八幡朝見神社の本神輿渡御奉仕につとめる本音會(四辻信治會長)が19日、花菱ホテルで創立40周年記念祝賀会を開催し、関係者142人が出席した。

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 開会にあたり物故支援者や物故者會員に黙祷を捧げ、四辻會長が「40年の歴史は歴代會長をはじめ諸先輩方、會員、賛助會員が常に別府市民の皆様と歩んできた道だと思っています。今年4月は大分でも地震があり、各団体の協力のもと、八幡朝見神社夏越祭に合わせて地震復興祈願渡御を行いました。本日はこれまでの歩みを振りかえり、今以上に絆を深め精進していく新たなスタートだと考えております」とあいさつ。
 来賓として神日出男八幡朝見神社宮司が「神輿を台車で引っ張っていた時代がありました。40年前、今日新聞社の会長である檀上栄翁をはじめ有力者の皆さまの支援で結成されたのが本音會です。九州有数の重い神輿を10人で担いだ時代もあります。神社には7基の神輿が鎮座しています。本音會、白鳳会、郷神会、青年團睦会、地獄会、別府宵酔女まつり、市職労青年部、女性部それぞれの皆様がお祝いに駆けつけて下さいましたことを嬉しく思います」。
 広瀬勝貞大分県知事が「英雄たちの話を聞かせていただいた。別府に対する皆様の熱い思いを感じました。熊本地震の被害がありましたけども別府の人は団結して復興を成し遂げた。皆様は祭りを通じて別府に元気を送っていると思います」。岩屋毅衆議院議員が「二十歳の頃、神輿を担がせていただいた。先輩方や若者たちが集まり街おこしの連帯ができたのは最大の功績だと思います」。長野恭紘市長が「13年間、郷神会で神輿を担がせて頂いてます。街を守り、磨いていく中心として活躍されている皆様は凄いと思います」とそれぞれあいさつ。江戸消防千組(山口新次郎組頭)が昭和31年に110曲が東京都無形文化財に指定された「江戸の鳶木遣り」から、ご祝儀木遣りを披露。神輿関係諸団体頭による鏡開きの後、堀本博行市議会議長の乾杯の発声で祝宴が開幕した。

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 本音會の軌跡スクリーン映像や40周年を記念して作成した祭礼木遣りに合わせて書家・中村土筆氏が書道パフォーマンスを披露。最後に本音會賛助會員を別府木遣り3本締めで賞賛。梅野朋子観光協会会長の万歳三唱で祝宴の幕を閉じた。

2016年11月21日 (月)

4市1町の温泉担当者が会議

 別府市は、別府ONSENアカデミア・温泉担当者会議を20日午後2時、市役所で開いた。

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 温泉は入浴のみならず、美容、グルメ、地熱発電など幅広い活用が行われている。温泉所在都市が温泉の持つ可能性について意見を交わし、お互いの取り組みからヒントを得ながら新たな取り組みを模索しようというもの。
 初回となる今回は、全国の温泉所在都市の中でも温泉行政が所管の「温泉課」のある自治体に呼びかけ、群馬県草津町、長野県松本市、静岡県熱海市、佐賀県嬉野市、別府市が参加。温泉を所管する環境省と大分県をアドバイザーに迎えた。
 はじめに、中島尚子環境省自然環境局自然環境整備課温泉地保護利用推進室長が、環境省における温泉地活性化策について説明。温泉旅館等の数や宿泊者数は減少傾向にあるが、温泉利用者数は横ばいとなっており、日帰り利用者が多くなっていることがうかがえる。温泉地を活性化させるキーワードを「宿泊」として、温泉を活かした健康づくりや外国人旅行客へのPR、温泉と自然を活用した地域の魅力向上の新型湯治プランなどを掲げている。
 大分県から「おおいた温泉基本計画」の紹介があり、別府市が「別府八湯の魅力向上と活性化の取り組み」、草津町が「草津町の観光と温泉温水供給事業」、松本市が「白骨温泉ヘルスツーリズム事業について」、熱海市が「温泉事業のあらまし」、嬉野市が「温泉資源を活かした観光振興の取り組み」と題して、集中管理システムの導入や徹底した掘削管理、インバウンド対策などについて話をした。それぞれの取り組みについて、参加者は興味深そうに聞き、熱心に予算や効果について質問をした。

鉄輪地区で「湯けむりのキセキ」

 鉄輪地区で19日、一夜限りのイベント「湯けむりのキセキ」が行われた。別府ONSENアカデミアの一環。

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 午後6時半から、湯けむりをライトアップ。赤、緑、青といった色とりどりの湯けむりが夜空を幻想的に演出した。海地獄とかまど地獄では、夜間限定オープン。海地獄では湯煙プロジェクションと長屋門マッピングで迫力ある夜の地獄を作り出した。夜間営業は初めてとなったかまど地獄では、かまど名物の煙を使った実験を幻想的な雰囲気の中で楽しませた。
 午後7時から、地獄蒸し工房鉄輪で、モデルの道端カレンさんのトークショーが行われ、大勢の人で賑わった。道端さんは以前別府に来た際に「湯の花を買って帰ったんですが、とてもスベスベになったので、今回も沢山買って、友達に配りたい。化粧水ももらったのですが、下の妹が乾燥肌で『これは良い』と持って帰ってしまって」とエピソードを披露。
 一緒にトークショーに登場した長野恭紘市長は「温泉はお湯につかることだけでなく、機能浴というのがあって、例えば明礬温泉で古い角質を落としてから、鉄輪温泉に入るとお肌に良いというようなことがある。たくさん温泉があるので、それぞれ自分だけの隠れた名所が作れる」と話した。

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 また、美容の秘訣について道端さんは「美は健康の先にしかないと、私は思います。外から高いクリームを塗るよりも、しっかりとご飯を食べ、ゆっくりと睡眠をとり、適度に体を動かすと内側から健康になり、その先に美があるというのが大事だと思います。別府は散歩して体を動かし、温泉でリラックスして美味しいものを食べることができ、アンチエイジングにつながると思う」などと語った。
 引き続き、この日だけの特別バージョンの町歩きが行われ、20人ずつ3組に分かれて、この日だけの竹灯籠が幻想的な雰囲気を作り出す石畳を歩いた。

別府市軟式野球連盟創立70周年の記念式典

 別府市軟式野球連盟の創立70周年記念式典が19日午後6時半、亀の井ホテル2階由布の間で開催された。別府市軟野連加盟チーム代表、県軟式野球連盟関係者などから約170人が出席した。

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 物故者に黙とうを奉げた後、後藤一彦市軟式野球連盟会長が「創立当時から別府市軟式野球連盟に貢献していただいた小石さんが今年4月、亡くなりました。本当に、ここにいないのが残念です。連盟の若い人たちは、小石さんの指導を見習いながら一生懸命してきました。別府市の連盟の理事は若い人が多いため、今後も青少年育成に励み、子どもたちに楽しい野球をさせようと考えています。これからの創立80年、90年のため、若い人たちが頑張ります」。
 来賓の堀本博行別府市議会議長は「スポーツは、運動した後の爽快感、連帯感、高度な技術に挑戦する達成感など、豊かな市民生活を送る上で欠くことのできない極めて重要な要素です。市議会としても、スポーツの振興育成のため、一層の努力が必要であると考えています。皆さんも、これまで以上に相互の融和などを図り、本市のスポーツ振興や地域社会の発展のため、より一層の尽力を賜りますようお願い申し上げます」。
 佐保洋介大分県軟式野球連盟会長は「別府市の野球に関する思いや情熱が、大分県連のためにとなっている」とそれぞれ述べた。
 寺岡悌二別府市教育長ら来賓が紹介され、後藤会長が特別表彰6人・連盟功労者7人・チーム表彰11チームを表彰、感謝状を1団体に贈呈した。表彰者を代表して、軟式野球・高校野球の発展に貢献した山本晃正さんが謝辞を述べた。

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 荒金成司市軟式野球連盟副理事長(県連常任理事)の乾杯の発声で、懇親会がスタート。
 その途中、来賓の長野恭紘市長が到着。「70年の間に、ずいぶんと環境が変化しており、特に子どもの総数が減りました。野球によって上下関係、マナー、礼儀を教えられた部分がありますので、これからも自分や関係者の子どもを勧誘し発展させましょう」とあいさつした。
 続いて、お楽しみ抽選会があり、今宮健太選手(ソフトバンク所属)のサインボールやレプリカユニフォームなどが景品だったため、番号が読み上げられると歓声が上がった。
 最後に、市原伸一市軟式野球連盟副理事長による万歳三唱で締めくくった。
 被表彰者・団体は、次のとおり。(敬称略)
 ▽特別功労者=小石和博(故・別府市軟式野球連盟創立に貢献)、山本晃正(軟式野球、高校野球の発展に貢献)、梶原三郎、出口元彦(軟式野球の発展に貢献)、和田茂幸(学童野球の発展に貢献)▽特別表彰(審判員)=佐原順次、菊地博文、佐藤武義(軟式野球の発展に貢献)▽特別表彰=【Aクラスチーム】別府市役所野球部、慈愛会向井病院、殿様クラブ、大分みらい信用金庫野球部【Bクラスチーム】新風クラブ、ノービスクラブ【Cクラスチーム】萬洋クラブ、鶴見病院野球部、球遊クラブ、湯の町クラブ、スクラップス、和田組クラブ、別府市水道局野球部【中学校チーム】浜脇中学校、山の手中学校、中部中学校、鶴見台中学校、明豊中学校、朝日中学校、青山中学校、北部中学校【女子野球チーム】長野遥奈、陽菜奈子、小柳千紘、伊藤みなみ(朝日中学校)、楠莉奈、原佑妃(青山中学校)

2016年11月19日 (土)

いいたい砲台

 「無理させて、無理をするなと無理を言う。」――サラリーマン川柳の大傑作である。天皇陛下が「生前退位」の思いを伝えられた。大手新聞社は各社とも1面トップで報道。テレビでは陛下御自身がカメラの前に。「玉音放送」として国民の衆目が集まった。政府は有識者会議を急遽招集して、陛下の退位について論議を重ねた。皇室典範の改正か。在位存続か。――有識者会議は「摂政」による「代役」で事を治め、皇室典範の改正には消極的なようだ。
 「生前退位」という重大な決断に踏み切られた陛下のご心情を際すると、何と情けない。
 今上天皇は終戦後、民間人の正田美智子様とご成婚、二重橋前のパレードによってテレビが普及、避暑地軽井沢のテニスコートで実った愛は、このパレードで国民に歓喜のウズをもたらした。終戦の暗いイメージから、新生日本を象徴する歴史の始まりと国民に映った。
 昭和の厳しい時代、終戦を機に、人間宣言された昭和天皇とは一味違った皇室のあり方を求め続けた。今上天皇ご即位28年、皇太子時代からはるかに身が押しつぶされるような責務を味わっておられているに違いない。陛下の御公務は年間300回を越える。
 皇室外交として諸外国にも足を伸ばされる。昨年だったか御自身を納める「陵墓」を視察された。皇后とともに納めてほしいというご希望に、美智子様は「もったいないお言葉です。私などとても…」と、ともに入るべき墓にご辞退の意向。
 陛下が陵墓を視察するという状況を感じ取らなければならない。なぜご自身を納めるべき場所に足を運んだのか。生前退位のご決断と国民への思いを述べられた覚悟に対し、お茶をにごした「摂政」では軽すぎる。人間天皇への人権侵害もさることながら、全身全霊をこの国に捧げた一生を思うと、有識者の結論は大御所心に叶うものではない。
 残された時間、軽井沢で実った愛、美智子様と大いに「私的」に時を過ごされ、一人の人間を楽しまれてみては…?
 後の事は立派な息子達が継いでくれるはずだ。  (陽)

別府四季のカレンダー表彰式

 別府市は、平成29年「別府四季のカレンダー」で使用した写真の入選者表彰式を18日午後1時半、市役所で行った。

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 カレンダーは、四季折々の風景やイベントなど別府の風景を切り取った写真と市の年間行事を掲載しているもので、写真は毎年公募。市秘書広報課職員と市美術協会の関係者で審査している。
 今年は、49人(うち市外からは17人)、385点の応募があった。町の風景や志高湖、神楽女湖、地獄、祭りなどのイベントといった多彩な写真が集まった。その中から7点を選んだ。
 猪又真介副市長(市長代理)が1人ひとりに表彰状と記念品を手渡し「多くの市民が皆さんの写真を見て、癒やされると思います。四季が現れ、色彩豊かな別府らしさがあるものとなりました。カレンダーを見るだけで、その季節のことを考え、楽しくなります」とあいさつした。

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 受賞者はそれぞれ、写真と撮った時の季節や時間帯、苦労話をして盛り上がった。カレンダーは市報12月号と一緒に配布されるとともに、市役所、各出張所、各地区公民館にも配置する。また、応募した人全員の写真を1人1枚ずつ、24日から市役所正面玄関付近に展示する。入賞者は次のとおり(敬称略、タイトル内のカッコは撮影地。回数は入選数)。
 ▽表紙=「朝日に照らされて(鉄輪)」吉田巧(堀田、3回)▽1・2月=「酷寒の朝に(志高湖)」平野俊久(火売、6回)▽3・4月=「春のシンフォニー(別府公園)」工藤逸生(宇佐市、2回)▽5・6月=「霧と光の二重奏(志高湖)」仲野太郎(北中、3回)▽7・8月=「復活火の海まつり(スパビーチ)」牧つや子さん(南立石生目町、2回)▽9・10月=「富士見通り、虹(富士見通り)」根井由佳(石垣西、初)▽11・12月=「公会堂、空を映す。(市公会堂)」若杉優貴(東荘園、3回)

別府署藤本さん逮捕術大会で優勝

 別府署の藤本里菜さん(24)が17日、大分市の県立総合体育館で開催された「平成28年度大分県警察逮捕術大会」の女子の部で優勝した。

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 逮捕術とは、被疑者や現行犯人などを制圧・逮捕・高速・連行するための術技で、警察官がけがを防ぐための護身術としての意義もある。
 大会は、県警本部や県内の15署から個人・団体戦に約240人が出場。
 個人戦は女子のみで24人が出場し、藤本さんはシードだったので2回戦からだった。2本先取の戦いで、試合が始まる前は緊張したが、試合が始まった瞬間から対戦相手に集中できたという。優勝までの4試合すべて2―0と、相手に1本も取らせない試合展開だった。
 藤本さんは警察学校のとき、逮捕術大会に出場。1位から4位まで警察学校チームが独占したが、藤本さんは4位でメダルに届かなかった。その際、当時の教官だった吉良誠一別府署交通課長らから手作りのメダルが贈られた。また、日出署(現杵築日出署)勤務時、術科特別訓練のメンバーに選ばれており、そこで経験を積んだ。今大会出場者とともに2カ月前から練習し、今回は絶対に負けない、負けられないという気持ちで臨んだという。
 藤本さんは「優勝し金メダルを獲得できたことが嬉しかったし、皆さんの期待に応えることができたと思います。両親に報告したら、喜んでくれました。また、吉良交通課長も喜んでおり『俺も嬉しい』と言ってもらえました」と語った。
 衞藤靖彦別府署副署長は「今回の優勝は、市民の安全・安心を守る強い警察官として喜ばしいこと。これからも、市民のために精進してほしい」と応援している。
 また、男女混合の団体の部では、別府署は3位に入賞した。

2016年11月18日 (金)

別府溝部学園高校初めての地域交流会

 別府溝部学園高校の第1回地域交流会が17日正午、同校総合実習棟1階試食室で行われた。亀川地区の野田・古市町・亀川中央町1区・同町2区・亀川東町・亀川四の湯町1区・国立第一・スパランド豊海から60人の地区住民が出席した。

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 交流会で溝部仁理事長は「短大では福祉分野の地域交流をしてきたが、高校では初めて。学園としてもアピールしているが、まだまだ十分と言えない。今回を機に…」。
 佐藤清信校長は「今年3月に完成した総合実習棟の調理室を使って、料理を作ったので楽しんで下さい」とそれぞれあいさつ。
 食物科2年生の発表グループがこれまでの学習の成果として、学園の活動や、学習面ではとくに、栄養摂取などに効果的な食べ物の飲み込み方などを発表した。
 食事に移り、同科調理グループが作った「炊き込みちらし寿司」「吉野鳥のお吸い物」「タイと野菜の炊き物」「ホウレンソウの白和え」「和風デザート抹茶アイス」の5品が配膳された。参加者は生徒が作った料理を食べて「美味しい!」と感想を口にしながら、箸が進んだ。

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 スパランド豊海在住の女性らは「これだけの料理が作れることに、おどろいた。とても美味しかったし、盛り付けは参考になった」。
 また、亀川中央町2区の女性は「新しい施設の設備が良い。そのような施設で学んでいるので、生徒は自信を持って勉強してほしい」とそれぞれ感想を述べた。
 食後は、看護専攻科1年生10人が参加者の血圧測定を行った。
 発表グループの野里香織さん(17)は「鹿児島県から来ているので、亀川地区の方とはあまり面識がありませんでした。そのため、緊張したけど『ありがとう』『美味しかった』と言われて、食物科に入って良かったと感じて、今後の励みとなりました。これからも一人ひとりが技術を高めて、次回の交流会では皆さんにさらに満足してもらえるように頑張ります」。
 調理グループの岩崎司さん(17)は「お世話になっている地域の人に料理を美味しく食べてもらえるよう、丁寧に味が濃くならないよう注意しました。調理室から見て、地域の人が笑顔だったので嬉しかった。今後も、地域の人が楽しめるような料理を作りたい」とそれぞれ語った。

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