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2016年11月26日 (土)

いいたい砲台

指揮官の資質
 「稲田防衛大臣は少々頼りないですが…」――自衛隊の秋田地方協力本部所属の自衛官が、募集活動のため制作したビラに「自虐ネタ」を込めて各所に配布した。
 防衛省は大臣を批判し、女性蔑視につながる、不適切な表現だったとして担当者に事情聴取し処分を検討するという。
 何言ってんだ!防衛省。よく聞け。稲田朋美さんは防衛大臣として少々どころか、大いに頼りない。大臣就任当初は改憲保守の最右翼に論陣を張り、靖国参拝を怠らず、尖閣諸島に徹底した領有権を主張し、身体を張って上陸した。
 ところが、就任するや国会審議の場で民進党の辻元清美議員から戦没者慰霊祭での欠席を咎められるや、涙してこれに答弁。徹底的に脇の甘さを突かれた。「駆け付け警護」という新任務付与のため、アフリカの南スーダンを視察するも、わずか数時間の滞在で野党からこれまた物笑いのタネに。
 稲田大臣は福井県の出身、早大卒で弁護士の資格を有し、閣内第3位の資産家でもある。福井の特産はメガネ。自身もダテメガネをかけ、特産品をPRしている。防相ポストはダテではこまる。総理大臣に次ぐ、自衛隊の最高指揮官が、人前(公前)で涙を出すこと自体、指揮官として不適切。一時期マスコミは「ポスト安倍」として持ち上げたが、防相として自衛隊に対する貢献と鋭い監督性は皆無に等しい。前途のビラを「女性蔑視」として受け止めるなら、職責逃避に等しい。男女共同参画社会の実現などという美辞に逃げるな。この「自虐ネタ」で将来の自衛官をスカウトしようとした隊員をむしろ、「よくやった!」と褒めてみろ。人様の命をあずかる指揮官なんだよ、あなたは!
     (陽)


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