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2016年12月21日 (水)

別府っ子心のケアプロジェクト

 別府っ子心のケアプロジェクト(リーダー・湊博秋教育次長、12人)は第2回プロジェクト会議を20日午後4時、市役所で開いた。4月の地震発生以後、子どもたちが抱えるストレスや不安にどう対処するかなどを協議している。

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 寺岡悌二教育長が「今でも、地震の映像を見ると、大人でも不安を覚える人がおり、子どもにはフラッシュバックなど問題があるのではないかと思う。心と体の状況を把握するため、2回目のアンケート調査を実施した。どんな取り組みが必要なのか、専門的な立場から協議していただきたい」とあいさつ。
 10月3~14日に、2回目のアンケート調査を幼稚園児(4~6歳児)500人、公立小学校児童4853人、公立中学校生徒2637人を対象に実施。園児は保護者が、小・中学生は学校で本人が回答した。専門家の意見を聞きながら、地震に特化した質問にならないように配慮し、ポジティブな項目、メンタルヘルスを中心とした質問とした。内容は、▽寝付きがよい▽小さな音やちょっとしたことで、どきっとする▽学校の授業に集中できている▽ちょっとしたきっかけで、地震のことを思い出したくないのに思い出してしまう▽ごはんをおいしく食べている▽友だちとあそんだり話したりすることが楽しいーなど9の項目について「ない」から「ひじょうにある」まで4段階で答え、自由回答で▽いらいらしたとき、どんな工夫をしているか▽がんばっていること、がんばりたいことは▽楽しいこと、楽しみにしていることはどんなことかーを聞いた。
 調査結果を分析した、別府大学臨床心理相談室の矢島潤平教授が「園児は比較的健康で、小学生は影響が残っている子が1割程度おり、影響を受けている子と受けていない子の両方が存在している。中学生は、全体的に問題にある生徒は少ないが、女子の方が若干ネガティブ気分が高い。しかし、影響があるといっても、楽しいことがあげられているので、それほど問題はないと思う」などと話した。
 2学期になると、運動会など学校行事がいろいろとあったことも、子どもたちの心に影響を与えていると見られる。
 今後も子どもたちの様子を注視しながら、ケアに努めていくことを確認した。

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