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2017年1月27日 (金)

し尿処理場春木苑を建て替え

 別府市中須賀東のし尿処理場春木苑の新しい施設「別府市汚泥再生処理センター(仮称)」の安全祈願祭が27日午前10時から、現地で行われた。設計・施工を行う水ing株式会社九州支店が主催し、関係者約50人が出席した。

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 春木苑は昭和44年に供用を開始し、老朽化が進んでいることや公共下水道の整備が進んだことで処理対象物のうち、し尿の占める割合が減少。浄化槽の清掃により排出される浄化槽汚泥処理量の割合が建設当初は4割だったが、現在は9割以上を占めており、施設での安定した適正処理に障害を及ぼしている。昭和54年から河川への放流を止め、処理水を20倍に希釈して下水道に放流。下水道の使用料を運営費用として負担していることから、運営費の負担が増加している。また、現在は住宅地となっており、生活環境や景観等に配慮した施設への改善が必要となった。
 新しい施設は「安心で快適な生活環境の実現」を基本方針に▽処理対象物に対応して適正かつ安定した処理▽循環型社会の形成に寄与▽省エネルギー化▽生活環境や景観等に配慮▽自然災害に備えのあるー施設をコンセプトとしている。契約金は31億2660万円。現在の春木苑を運営しながら建て替えを行い、平成30年度の完成を目指す。
 神事は八幡竈門神社が行い、長野恭紘別府市長が苅初めの儀、森山義治市議会副議長(議長代理)が鍬入れの儀、設計・施工監理を行う株式会社日産技術コンサルタント九州支店の宮脇佳史取締役常務執行役員が鋤入れの儀、水谷重夫水ing代表取締役社長が杭打ちの儀を行った。長野市長、森山副議長、吉冨英三郎県議、左山浩司市自治委員会春木川地区支部長(春木自治会長)、内山正人中須賀東自治会長らが玉串を奉てんし、工事の安全を祈願した。
 長野市長は「循環型社会の役割を持ち、適正かつ安全、衛生で災害への備えもある施設となる。持てる技術を存分に発揮し、安全安心な工事をしてほしい。地域住民にはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします」とあいさつ。来賓の森山副議長が祝辞。
 施工業者の水谷社長も「現在の施設を稼働しながら、更新工事をする技術力を伴うもの。環境に配慮したコンパクトな施設になる。騒音や臭気など周辺住民に配慮しながらやっていきたい」と述べた。

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