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2017年2月28日 (火)

別府大学に芥川賞小説家3人集う

 別府大学大学院文学研究科日本語・日本文学専攻主催の特別講演「温泉と文学」が26日午後1時、別府大学メディア教育・研究センターメディアホールで開催され、約200人が聴講した。

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 講師を務めたのは、小説家の玄月氏(第122回芥川賞受賞)、吉村萬壱氏(第129回芥川賞受賞)、藤野可織氏(第149回芥川賞受賞)。
 コーディネーターは、別大文学部国際言語・文化学科講師の澤西祐典さん。
 第1部は「作家と温泉」について3人が語り合った。
 吉村氏は「住んでいるところの近くに温泉はある。湯質がドロッとしていていいですよ。貝塚市には、スーパー銭湯が3つあり、それを回るのが日課になっている」。
 玄月氏は「同じところにじっとできない性分で、湯船に5分入るのを3回も繰り返したら上がる。だから温泉に行っても、それは変わらない。しかし、秘湯は巡ってみたい」。
 藤野氏は「お風呂は1人でこっそり入るタイプなので、公衆浴場は苦手。温泉はマナーが分からないので、あの人あんなことしていると思われるのではないかと不安」とそれぞれが述べた。
 別府について吉村氏は「創作活動に行き詰っているので、何かつかんで帰りたい」。
 玄月氏は「モダンな建物があり、京都や奈良などにない魅力がある」と語った。
 第2部は「温泉で読みたい本」をテーマに語り合った。
 藤野氏は「温泉地で本を読むとしたら、1人で来ていると思った。ということは、部屋に閉じこもってダラダラゴロゴロしている。家と一緒になると思う」と笑いを誘った。選んだ3冊は、「殺人者たちの午後」「日時計」「プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年」。
 参加者は、3人の話をメモしたり、思いもよらないエピソードで笑ったりと盛り上がった。

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