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2017年3月25日 (土)

別府鶴見丘高で50年営業の「きまつベーカリー」

 県立別府鶴見丘高校(酒井達彦校長、560人)で約50年間にわたり弁当・パン・ジュースの販売をしてきた「きまつベーカリー」が24日、営業を終了した。

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 セレモニーが同日午後0時20分、同校中央廊下で行われた。
 きまつベーカリーの松尾啓子さん(66)に、福田樹生徒会長が「我々鶴高生に美味しいパンや弁当を、最高の笑顔で届けてくれて本当にありがとうございました。勉強などで疲れきったとき、おばちゃんたちの笑顔を見ると、すごい元気になり、いやされました」と述べて感謝状を、高橋萌衣生徒会副会長が花束を贈呈した。
 続いて、生徒有志のラグビー部員が「毎日、鶴見丘高校に美味しいお弁当やパンを届けてくれて、本当にありがとうございました。おばちゃんたちのおかげで、毎日充実した日々を過ごせました」とお礼を述べて、ラグビー部と家庭部が協力して作ったお礼の品を贈った。
 松尾さんが「皆さんの盛大なお見送りを、心から感謝いたします。きょうの一日を私の宝物にいたします。感謝の言葉しかありません」と涙ぐみながら話した。生徒は、涙を流して最後の日を惜しんでいた。
 セレモニー終了後、販売が始まり、多くの生徒が押し寄せた。
 松尾さんらは普段と変わらない様子で販売をしていたが、生徒から「今まで、ありがとうございました」「とても美味しかったです」とお礼の言葉がかけられるとハンカチで目を押さえることが多くなった。
 野田翔太さん(17)=2年生=は「お気に入りは、空揚げパン。弁当やロースカツ丼など、安くて美味しかった。体操服のまま、買いにきたときは『お疲れ様』と声をかけられて嬉しかった。きょうが最後なので、十分に味わいながら食べます。来年度から、もう食べれないというのは少し寂しい」。
 2年生の女子生徒2人は「冷たいパイナップルのデザートが美味しかったです。トリ天など安くて、本当に良かったです。おすすめなどを教えてくれたことを、思い出しました」。
 教員は「鶴高を卒業して、先生になって鶴高に戻ってきてからもお世話になっている人もいます。安くてボリュームがあり、多くの人の胃袋を満たしてくれたことに感謝しています」と話した。
 ・元バスケ部の卒業生3人や野球部などが、寄せ書きを渡す場面もあった。
 松尾さんは「長年続けてきて、多くの思い出ができました。卒業生に町であったとき、『おばちゃん、元気かえ』と声をかけられるのが嬉しかったです。きょうのことは、一生の宝物になりました」と笑顔で話した。


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