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2017年3月24日 (金)

公共施設の再編検討委員会

 別府市公共施設再編計画検討委員会(委員長・福谷正信立命館アジア太平洋大学教授、6人)は、意見書をまとめて23日午前1時半、長野恭紘別府市長に手渡した。

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 別府市は、公共施設に係る総コストを今後30年間で30%以上圧縮する基本方針を打ち出しており、有識者や市民の意見を反映させるための委員会。市が保有する公共施設の今後の適正配置の方針や施設保全の在り方について定める「市公共施設再編計画」に関する意見集約を5回の会議を通して行ってきた。
 現状と課題に対し「人口1人当たりが保有する公共施設の面積は全国平均を上回り、築30年以上の建物数が7割、築40年以上が4割と老朽化が進んでいる」とし、「ハコモノありきではなく、施設と機能を分け、機能に基づく適正配置を進めて施設保有総量を圧縮する」との市の考えを評価。一方で「計画の見直しを随時行うことにより、市民ニーズとのかい離が生じないように留意してほしい」と促している。
 その上で、出張所、公民館など集会施設等、スポーツ施設、社会教育施設、温泉施設、市営住宅、保健福祉施設等、学校教育施などに分けて意見を示した。
 福谷委員長ら委員5人が出席し「(全ての施設を維持するには)膨大な費用がかかり、市の収入をどうするかが喫緊の課題」「未来の市民に負担を残さないことが大切。未来から今を見て、ステップアップする必要がある」「費用負担とサービスはセットとの認識を、市民にも持ってもらうことが大切」「新しい価値観や方法で新しい行政運営の在り方を模索していくべき。自分たちの町は自分たちで作るという意識が重要」などの意見が出た。
 長野市長は「様々な検討をいただき、感謝します。再編を進める中で、市民に痛みを伴うものもあると思うが、ていねいに説明をしながら、行政サービスを維持するためにどうあるべきかを考えていかなければいけない。将来にわたり、サービスを低下させることなく子どもたちに何を残すかを議論して、1人ひとりが自分の役割とどういう町にしたいのか、地域をどうしたいのかを考えることが必要。新しい価値観や方法で、新しい行政運営の在り方を模索していきたい」と述べた。


別府市議会の定例会閉会

 別府市議会の平成29年第1回定例会は最終日の24日、予定より5分遅れの午前10時5分に再開し、野口哲男予算決算特別委員長から審査結果、いずれも原案通り可決するとの報告が行われた。
 平野文活氏(日本共産党議員団)が介護保険事業特別会計予算と後期高齢者医療特別会計予算についての反対討論を行った。表決の結果、賛成多数で原案通り可決された。
 人権擁護委員1人が退任するに当たり、松永忠氏を推薦することを承認。議員提出議案として、議会運営委員会から行政の機構改革に伴い市議会委員会条例の一部改正をするもの、公明党から水素ステーションの整備促進を求める意見書について採択した。また、県後期高齢者医療広域連合議会議員に森山義治氏(市民クラブ)と荒金卓雄氏(公明党)を選出した。
 森山副議長(64)から辞職届けが出され、選挙を日程に追加して実施した。投票の結果、三重忠昭氏(45)=市民クラブ=が当選した。森山氏が「熱いご推挙で歴史と伝統ある78代副議長に就任させいただき、皆さんのご協力で務めてこれました。今後は経験を生かしながら、市政発展、市民福祉の向上に誠心誠意努めていきたい」と退任のあいさつ。
 三重氏が「責任の重さに身が引き締まる思い。議長をサポートし、円滑な議会運営にも努めていきたい」と就任のあいさつをした。長野恭紘市長が森山氏を労い、三重氏にお祝いの言葉を述べた。
 引き続き、監査委員に野口氏(72)=自民・創生=を選任した・
 本会議終了後、退職する24人の職員に対し、堀本博行議長からと労いの言葉があった。職員を代表し、豊永健司総務部長とお礼を述べた。


市立小中学校修了式

 別府市立小中学校で24日、1年を締めくくる修了式が開催された。新学年が始まる4月10日まで春休みとなる。

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 このうち鶴見小学校(新宅俊文校長)では1~5年生383人が体育館に集まり、午前9時から式が行われた。新宅校長が各学年代表に修了証書(通知表)を手渡し、「みなさんは1年間よく頑張ったので、心も体も成長しました。人のために相手の喜ぶことができるような、心豊かな鶴見小の生徒になってほしい。春休みが終わったら元気に学校に集まり、いいスタートが切れるようにしてください」と述べた。
 児童代表あいさつでは1年生の上田未菜美さんと山本晴己さん、2年生の岡山海翔さん、4年生の森田このみさんの4人がそれぞれ1年間を振り返り、友達ができたことや運動会、遠足、授業で特に頑張った教科などについて話し、「1つ学年が上がっても頑張りたいです」と新年度の決意を述べた。
 春休み中は、同校では30日に離任式が行われる。始業式は4月10日。

2017年3月23日 (木)

黄色信号は進め?

 20日のお中日に杵築方面から車で別府に帰る時、日出の国道で「自動車教習所」の路上教習車の直ぐ後ろを走った。教習車の前の車が黄信号にかかったが、その車は止まらず信号を抜けた。するとそのすぐ後を走る教習車もそれにつられたように走り抜け、とたんに赤信号に。
 アレ、今のは?…路上教習車は「絶対止まらな悪イやろ!」。前の車は黄色になった時は停止線を越えた時だったかもわからんが、教習車は停止線より手前で黄色になったのは明らかだ。
 ほかならぬ路上教習中の車が、黄色信号を無視して走り抜けるとは…。
 教習所の教官はそんな指導でいいのですか?(藤田)


別府湯けむり文学表彰式

 平成28年度別府湯けむり文学表彰式が22日午後2時、鉄輪地獄地帯公園内の十万公園で行われた。12回目で、市内外から多くの投稿がある。28年度は、短歌、俳句、川柳合わせて238点の応募があり、それぞれ3点を優秀賞として表彰した。

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 猪又真介副市長が一人ひとりに表彰状を手渡し「20歳から97歳までの応募があったと聞いています。国の重要文化的景観にも指定されている湯けむりの美しい景色に魅せられ、創作意欲をかき立てられていると思います。これからも良い作品を作って下さい」とあいさつし、自作の句「春がすみ 湯けむりの先 湯~園地」を披露した。
 選者を代表して、短歌の伊勢方信さん、俳句の甲斐梶朗さん、川柳の田中康生さんがそれぞれ選評を行った。
 受賞者を代表して、俳句の部の花本公明さん(68)=大分市=が「湯けむりというのは、大正9年に高浜虚子が使ったのがはじめだと言われています。湯けむりを見て詠むと極楽浄土に通じるという、この上ないありがたい言葉。これを契機に湯けむりや地獄を題材に、句づくりに精進していきたい」とお礼を述べた。各受賞者は次のとおり(敬称略)。
 ▽短歌の部=「鉄輪の ゆけむり観せたき 父母逝きぬ 展望台に われひとり立つ」新倉正成(別府市)「大きホテルの 送迎バスの 行き交ひて 地震あとの町に 客もどりこし」宮武千律(同)「千年を 守り続けし お薬師の 慈悲に甘へて 猫眠りゐる」たにたかし(同)
 ▽俳句の部=「湯の町の ガイド涼しき 七五調」神足律子(大分市)「瀬戸内の 旅の始めや 星月夜」堤節子(別府市)「地獄より 抜けて湯けむり 天高し」花本公明(大分市)
 ▽川柳の部=「文ちゃんの 足跡残る 路地が好き」泊妙子(大分市)「地獄蒸し 一遍さまと ご相伴」後藤由紀子(同)「進化する 別府アートと 湯のコラボ」清水正弘(別府市)

竹細工新製品開発事業研究会

 別府竹製品協同組合(岩尾一郎理事長)内の別府竹細工新製品開発事業研究会は、平成28年度の新製品の報告会を22日午後2時半、阿南寿和副市長に行った。

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 新製品開発事業は、平成27年度からプロジェクトアドバイザーの中島吾株式会社セスタンテ代表(東京都港区)と協働で「BEPPU BAMBOO JAPAN」として進めているもので、伝統的な技法を継承しながらも、現代のライフスタイルに合った新製品を開発して国内外の市場に向けて発信することを目指している。
 27年度は、筒状にした竹の編地をアクリルで封入して作ったフラワーベースを製作して展開してきた。28年度は、開発の途中で、サイズやカラーリングのバリエーションについてニーズが高かったことから、27年度の手法を継承しながら、新たなフラワーベースを製作した。
 組合の松田浩樹さん、渡辺文明さん、一木律子さん、諸富京子さん、佐藤美樹子さん、何松みゆきさん、網中聖二さんの7人の竹細工職人が、従来の籠という形状から脱却した自由度の高いコラボを見せている。アクリルに入った竹細工は不思議な浮遊感があり、見た目にも楽しい。
 報告会には、中島代表、プロジェクトのディレクターでもある大谷健一組合専務理事、7人の竹細工職人が出席。完成した製品を披露した。
 中島代表は「竹を使ったものはアジア各地にあるので、調べてみたが素材も全然違うし、技術も違う。10年ぐらいかけてやっていくものだと思うが、2年目で既成概念から脱却したい。みんな、素晴らしい技術にとらわれてしまっている。もっとイメージを高め、現代に通用するものにしていきたい」と話した。
 作品は17日から19日まで、鉄輪の冨士屋ギャラリー一也百(はなやもも)で展示された。


平成28年度竹の教室を36人が修了

 平成28年度竹の教室の修了式が22日午前10時、市竹細工伝統産業会館2階研修室で開催された。初級21人、中・上級15人が修了した。

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 式では、宮森久住・別府市商工課長から初級受講生代表の徳満直子さん、中・上級受講生代表の村上弘珠さんに修了証が手渡された。
 続いて、皆勤賞の授与が行われ、初級、中・上級の代表者に贈られた。
 主催者として宮森課長(市長代理)が「別府竹細工は、県内唯一の伝統工芸品として国の指定を受けています。これもひとえに、先人のたゆまぬ研鑽の賜物だと思います。この10カ月間、作品の製作を通じて、素晴らしい竹細工を学んだと思います。今後も、ここで学んだことを活かして、別府の竹細工を後世に伝えるために尽力して下さい」とあいさつ。
 受講生代表として田原正孝さん(中・上級)が「思い通りにならない竹と、悪戦苦闘しながら、自分自身の手で作り上げた作品を手にした時の感動は忘れることはないと思います」と謝辞を述べた。
 講師を代表して油布昌孝さん(中・上級)も、これまでの10カ月間を振り返り、あいさつした。
 竹の教室は、初級は大谷健一さんが講師を務め、6月から翌年3月まで、火曜日午前9時から午後3時、月4回の全40回開催している。中・上級は油布さんと大谷さんが講師を務め、6月から翌年3月まで、水曜日午前9時から午後3時、月4回の全40回開催している。
 皆勤賞は次のとおり。(敬称略)
 【初級】今井孝子、加藤徳弘、佐藤麻子、手島洋子、志々目香代、高橋直子、徳満直子、的野慶子
 【中・上級】上野章子、藤本利之、村上弘珠


2017年3月22日 (水)

別府市議会定例会の一般質問

 別府市議会の平成29年第1回定例会・一般質問は最終日午後から、穴井宏二氏(公明党)と市原隆生氏(同)が、健康、教育、温泉などについて執行部の考えを質した。
 16日から実施された一般質問はこれで終了し、市議会は24日の本会議で予算決算特別委員長の報告などを行う。
穴井宏二氏
 穴井氏は、ブラックバイトについて「全国的な問題で、時間外労働や賃金の未払い、契約違反、ノルマの強要など、様々な問題がある。しかし、相談に来ずに、泣き寝入りをしてなかなか表に出てこない状況だと思う。学生は特に、試験中でもバイトを入れられたりして学生生活がまともに送れなくなる。状況や背景をどう考えているか」と質問。
 宮森久住商工課長が「実状については把握していないが、様々な背景がありトラブルが発生している。パートタイム労働法では、書面で条件などを明示するようになっており、改正法によって事業者の説明義務などが出来た。市としては、相談体制を県、労働基準監督署、ハローワークと連携を図っていきたい」と答えた。
 穴井氏は「民間の相談施設で話を聞いたところ、相談内容の1番は就業規則、雇用契約、2番目は解雇、3番目は賃金未払いなどとなっている。相談もあっていると思うので、しっかりと対応してほしい」と要望した。
 また、就学援助の入学準備金の3月支給について「4月以降に支給されるので、準備に間に合わないという話がある。3月支給についてどう考えているのか」と質問。
 篠田誠学校教育課長が「県内では、昨年から1市から、今年度から4市が取り組むと聞いている。別府市では、受給される人が必要な時期に支給を受けられるように、平成30年度導入に向けて関係各課と協議していきたい」と答えた。
 穴井氏は「前向きに検討しているようだが、滞りなくやってほしい」と述べた。
 他にも、胃がん対策や温泉給湯サービス、旅館・ホテルなどを活用した地域との交流などについても質問をした。
市原隆生氏
 市原氏は、学力向上について、中学校にエアコンを導入した成果について「現場ではおおむね好評だと思う」とした上で、学習環境づくりについて「学力向上の会議の中で、家庭学習をもっと進めてほしいという話になる。中学生の勉強は、親が見て教えられるほど簡単ではないと思う。取り組みはどうなっているのか」と質問。
 永野康洋生涯学習課長が、教員OBなどボランティアによる地域教育力活性化事業として、放課後学習教室を実施していることや平成28年度は185回実施したことを説明。
 市原氏は「放課後学習教室は対象が小学生。受験となる中学生にもやってはどうか。全市一斉は無理だと思うが、少しずつ成功例を作っていってはどうか」と重ねて質問。
 篠田誠学校教育課長が「中学校OBらを招いて学習会を開いている学校もある。それにより、家庭学習の充実も図れると思う。きめ細かい学習支援をしていきたい」と答えた。
 これに対し、市原氏は「場所の確保が出来れば、それぞれの学校で進めてよいという意味か」と質問。篠田課長は「学校運営協議会で実施していけると思う」と述べた。
 また、鳥インフルエンザについて、概要を質問。
 小林文明農林水産課長が「鳥類が感染するA型インフルエンザで、通常は人に感染はいない。濃厚な接触があれば、極めて稀に感染することがある」と説明。
 市原氏は、野鳥の死骸の扱いについて、重ねて質問。小林課長は「野鳥の種類や数を聞いて判断するが、感染の不安があるということであれば、県や市が回収を行い、安心してもらえるように説明している」と述べた。
 他にも、防災や年金制度、などについても質問をした。


別府駅総合観光案内所長に牧一生さん

 別府市観光協会の別府駅総合観光案内所長に牧一生さん(65)が、就任した。

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 「おもてなしという言葉が使われるが、心の中で『大事にしています』と思っているだけではいけない。手振りや目配りをすることが『本当のおもてなし』につながる」と開口一番。
 職場環境を変えていき、職員が仕事をやりやすいようにすることも考えている。お客さまに説明するときにフォローするものがあれば、職員に余裕ができ、より良い言葉遣いやおもてなしができるという。
 「これまでJRに勤めて接客もしていた経験を活かして、職員の仕事を客観的に見てアドバイスしていきたい。それで、職員が1ランク上のおもてなしができるようになれば嬉しい」と語った。
 JR別府駅は別府の玄関口でもあるため、観光案内所のやり取り次第で別府のイメージが決まる。そのため、まだ就任して1カ月経たないので勉強をしながら職員と協力していく。
 「先日、お客さまから職員にお礼のファクスが届いた。とても丁寧に応対してくれたことに、感謝していた。職員は特別な応対をした訳ではなく、来所した人には変わらない当たり前のことをしただけと話していた。これからも、お客さまに頼られる案内所にしていきたい」と述べた。
 今後は、他市・他県の観光案内所の視察に行くこともあるため、そこの良いところはどんどん取り入れていき、本当のおもてなしにつなげていくという。
 臼杵商業高校を卒業後、国鉄(現JR)に就職。平成16年3月26日から18年3月21日までJR別府駅長を務めた。その後、28年9月までJRのグループ会社に勤務した。
 趣味は、ゴルフ。座右の銘は「相手への思いやり」。肩書にこだわらず、相手の立場や気持ちになり、同じ目線で話すように意識しているという。


市立14小学校で857人が卒業式

 別府市内の公立小学校14校で22日、一斉に卒業式が行われ、合わせて857人が6年間通った学校を巣立った。

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 このうち境川小学校(小原徳三校長)は81人が卒業。小原校長が1人ひとりに卒業証書を手渡し、「いかなる状況でも自分の力を出せるよう心がけてほしい。まずは中学生活を充実させ、何事も諦めず投げ出さず、1つひとつを全力で取り組みましょう。夢の準備も忘れないで。未来のキャンバスをどう描くかは、あなたたち自身です。誇りと自信を持って前進してください」と式辞。
 髙橋護教育委員(教育長代理)が教育委員会告辞、大塚俊夫PTA会長が祝辞を述べた。
 卒業生を代表して秋吉光来さんが祝品(卒業証書ホルダー、クリアファイル)の目録を受け取り、吉良倫太朗さんが卒業記念品(テント)の目録を贈呈。
 卒業生は6年間の学校生活を振り返り、「今までありがとうございました。6年間学んできたことを忘れず、中学生活も頑張ります」と別れの言葉を述べた。5年生が「次のバトンは私たちが引き継ぎます」と返し、「明日へつなぐもの」を歌った。


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