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2017年4月 4日 (火)

市役所正面玄関が一変

 別府市役所の正面玄関を入ると、目の前に竹細工で出来たバンブーウォール(横4㍍、高さ3・3㍍、幅65㌢)が出迎えてくれる。休憩スペースの天井や総合案内カウンター、エレベーターの天井にも竹細工が使われ、市役所内が伝統産業である竹細工で飾られ、イメージが一変した。

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 職員が課を横断して構成しているプロジェクトチームの「窓口が変われば、市役所が変わる」が「訪れる人にとって居心地の良い空間」づくりに取り組んでおり、くつろぎ語り合える場所や落ち着きのある待合スペースなどを提言。そこに「竹産業を活かしてイノベーションを創る」プロジェクトチームが加わり、竹細工の活用を提案した。
 県内唯一の伝統産業である竹細工をもっと市民に身近に感じてもらい、海外や市外から来るお客にもPRし、別府と竹を印象づけるシンボリックなオブジェを市役所の顔である玄関口に考えた。

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 バンブーウォールは、待合スペースにいる人にも配慮して、下側は編み目が細かく向こう側が見えにくいものに、上に行くほど大きな編み目にしている。壁はマグネット式になっていて、組み替えも自由自在。一部パネルを外して開放感を出すことも可能で、可動式になっていることから壁際まで動かしステージを置けば、ちょっとしたイベントも行うことが出来るなど、活用方法は様々。記念撮影にもスポットにも良い。
 総合受付のカウンターも高級ホテルのフロントをイメージし、竹細工で飾られている。明かりに照らされた竹のカウンターは、存在感たっぷり。
 また、4基あるエレベーター内には、天井パネル部分に四季をイメージして「桜」「花火」「すすき」「雪華」が表現されている。
 竹細工は、別府竹製品協同組合(岩尾一郎理事長)の組合員13人ほどが、それぞれ役割分担をして約1カ月かけて作り上げた。これまでもホテル内などにインテリアとして竹細工を作ったことはあったが、市役所内でこれほど大がかりな竹細工を作ったのは初めて。岩尾理事長は「インテリアは籠を編むのと違った難しさがあるが、若い人も仕事をするチャンスが出来た」と話した。
 2つのプロジェクトチームが連携して、完成した今回の内装は、竹細工の内装材としての可能性を広げることにつながると期待されている。


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