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2017年5月29日 (月)

塗魂ペインターズがボランティア

全国規模でボランティア活動を行っている塗魂ペインターズ(宮嶋祐介会長、愛知県春日井市)が児童養護施設栄光園(江口敏一施設長、南荘園町)内の遊具などへの塗装を、26、27両日に同園で行った。九州各地から集まった同団体のスタッフと、栄光園の児童など約50人が参加。

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 塗装業界の地位向上や自他共の幸福を図るための社会貢献を目的として、全国160社の塗装業社が加盟し、各地の小学校や公民館などで塗装ボランティアを行っている。大分県内では初の活動となる。
 26日と27日の午前中にスタッフが遊具、ゴールポスト、施設の壁などを塗るための下準備をし、27日午後1時から同園の子どもたちと共同で塗った。子どもたちは汚れないようにカッパを着て、好きな色を使って彩った。多目的棟の壁には葉の生い茂った大木、虹、ドラえもんの絵などが描かれた。生まれ変わった設備の前で、子どもたちは笑顔を見せた。
 午後3時からセレモニーが行われ、長野恭紘別府市長が「今回の共同作業の思い出は、子どもたちの心に深く刻み込まれたと思います。これからも活動を続けてください」とあいさつした。岩屋毅衆議院議員が「栄光園を美しくしてくれて、ありがとうございます。塗装を通して人、地域、社会に愛されるように努力する皆様に敬意を表します」と話した。昼食を提供したカレーレストラン・プルニマ別府店(野口元町)のケジャブ・カンデルマネージャーが「ボランティアに感動しました。また機会があったら頑張りたいです」とのべた。
 長崎県から来別した萩岡幸洋塗魂ペインターズ九州長は「子どもたちは普段経験できないことを体験して、思い出の残るものになったと思います。将来就職活動をするときに、この塗装の経験を思い出してもらえたらうれしいです」と話した。江口施設長が「施設そのものが地域の方々によって支えられています。今回のご厚意に感謝し、これからも道具を大切にしていきます。子どもたちは塗装をするのが初めて。やり方や要領を学び、もし塗装業に就きたいという子が出てきたら、自己実現のために重要なことだと思うので、応援したい」とお礼の言葉を述べ、萩岡九州長に感謝状を手渡した。

2017年5月27日 (土)

高円宮賜杯学童軟式野球の県大会

小学生の甲子園と言われる「第37回高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」の大分県大会が27日、だいぎんスタジアムなどで始まった。各支部の予選を勝ち抜いた32チームが出場し、28日、6月3日の3日間行われる。別府支部からは、別府鶴見小マリンズ、上人少年野球部、別府大平山少年野球部、北浜スポーツ少年団、吉弘スポーツ少年団の5チームが出場している。

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 午前9時から開会式があり、汗ばむ陽気の中、選手たちが元気よく堂々とした入場行進を見せた。佐保洋介県軟式野球連盟会長が「野球は、技術や体力も必要だが、試合で大事なのは、チーム1人ひとりが何としても勝ちたいという気持ち。仲間を信じ、粘り強く戦い、応援の期待に応え、代表を目指してほしい」とあいさつ。
 北浜スポーツ少年団の一井開登主将が「野球が出来ることに感謝し、支えてくれた人に感謝し、仲間を信じて最後まで戦います」と力強く選手宣誓をした。
 さっそく10時から第1試合があり、別府勢は鶴見小が日出町の豊岡少年野球クラブと、北浜は佐伯市の佐小ドリームズと対戦した。鶴見の試合では、豊岡が先攻で開始。中村慶次投手(主将)は、豊岡の松岡琉之介主将を死球で塁に出したものの、後続を押さえて順調な滑り出しだった。

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 優勝チームは、大分県代表として全国大会に出場できる。

第19回別府アルゲリッチ音楽祭フィナーレ

第19回別府アルゲリッチ音楽祭の最終公演となる「世界へ羽ばたく音楽家たちVol・3 樋口一朗ピアノ・リサイタル」が26日午後7時、しいきアルゲリッチハウスで開催され、150人がつめかけた。大分銀行が特別協賛、日本生命保険相互会社など協賛。

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 樋口さん(21)=桐朋学園大学3年=は、平成19年に第31回ピティナピアノコンペティションC級全国大会で銀賞受賞。その後、第85回日本音楽コンクールで優勝した。
 前半は、即興曲第3番変ト長調op・51(ショパン)など3曲を演奏した。
 休憩後、ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調「前奏曲」S・244R・106(リスト)、歌劇「ファウスト」のワルツS・407R・166(グノー、リスト)の2曲を演奏。1曲終わるごと、会場内に万雷の拍手が起きた。
 市内の女性は「音楽祭で、ビーコンプラザなどは行っていたが、『しいきアルゲリッチハウス』は初めて。内装はおしゃれで、音響がとても良かった。樋口さんの演奏を聴いて、これからが楽しみ。将来、樋口さんの演奏を生で聞いたことがあると周りの人に自慢できるような演奏でした」と話していた。
 会場では、トートバッグやTシャツなども売られており、特に軽井沢丸山珈琲がブレンドしマルタ・アルゲリッチ総監督も好んで飲んでいるコーヒーが売れていた。

2017年5月26日 (金)

大分県公民館連合会が29年度総会

大分県公民館連合会(会長・中野吾郎臼杵市長)は、平成29年度総会を26日午前10時、日出町中央公民館で開催した。約50人が出席。

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 はじめに役員改選が行われ、中野会長を再任、副会長に新たに廣瀬宏一豊後大野市社会教育課長兼中央公民館長と池田寿生日田市社会教育課長兼中央公民館長が選任された。
 議事に入り、28年度事業・決算・監査報告、29年度事業計画案・予算案などについて審議、承認した。8月24、25日に大分市で第39回全国公民館研究集会大分大会・第68回九州地区公民館研究大会が開催されることになっており、大会成功に向けて一致協力していくことを確認した。大会では、分科会を行うとともに、大分県警音楽隊によるアトラクション、豊後高田市田染公民館が学習成果発表を行う。また、矢野大和さんによる記念講演も予定されている。
 他にも各種研修会などを行う。

トリニータ集客にファミリーチケット案

立命館アジア太平洋大学(APU)は4回生を対象とした「グローバルマネージメント」の授業の中で、大分フットボールクラブ「大分トリニータ」(榎徹社長)の企業課題「ホームゲームへの集客と海外(アジア)マーケティング戦略を考える」をテーマに学習を行っており、25日午後2時15分、最終プレゼンテーションを行った。

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 国際経営学部の学生54人が4、5人で1チームを作り、課題の解決策を考え、10チームの中から選ばれた3チームが、榎社長らトリニータ関係者の前で自分たちの事業について説明した。
 学生からの提案は▽別府市内の飲食店でパブリックビューイングを行い、サッカーをよく知らない人にも興味を持ってもらう▽アプリを作り、スタジアムまで乗り合い車を走らせ、足を確保する▽ファミリーチケットを作り、3世代で観に来た人にチケットの割引やトリニータのマスコット「ニータン」との記念撮影、記念品の贈呈などを行うーというもの。
 プレゼンを聞いた参加者から「パブリックビューイングは、スタジアムにお客様が来てくれるまでに時間がかかるのでは」「乗り合い車でトラブルが起きた時は誰が責任を負うのか」「コスト面で事業として運営できるのか」など厳しい質問も出て、学生は1つ1つていねいに答えた。
 榎社長は「目から鱗の提案ばかりで、ちょっとした発想の違いで実現可能になることを学んだ。スポーツをする、観ることを大分の文化にしたい。試合を観に行くことが習慣になることが文化になるということだと思う。それぞれ一長一短があるが、取り組んでみたい」と講評し、ファミリーチケット案を採用することを発表した。
 今後、トリニータは実現に向けて、社内で議論し、学生らを中心としたチームを作って取り組んでいく。

2017年5月25日 (木)

建設リサイクル法パトロール

 別府市は「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(建設リサイクル法)に基づくパトロールを、24日午後1時半から実施した。市、大分労働基準監督署、大分県東部保健所の職員など10人が参加。同法の周知および更なる実効性の確保を図ることが目的。

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 再生資源化によって廃棄物の減量などを行い、資源の有効な利用の確保および廃棄物の適正な処理を図るため、平成12年に制定された。施工方法に関する基準に従って資材の分別解体を行い、再資源化することが義務付けられている。
 渡邊克己建築指導課長が「建設現場において資材や廃棄物がきちんと分別できているかを確認するこのパトロールは、大変に意義のあるもの。しっかりと確認し、更なる成果が上がることを期待します」とあいさつした。
 現場での点検項目は①届け出の確認②分別解体や再資源化など適正な実施状況の確認③建設業許可・解体工事登録を受けた業者による施工の確認④技術管理者の確認⑤標識の掲示の確認⑥安全対策―など。
 パトロールは2班に分かれ、境川以北と以南の工事現場10カ所を対象に行った。このうち若草町の別府富士館ホテル解体工事現場では、午後2時からパトロールを実施。建築指導課の下嶋明主査が「点検の結果、問題ありませんでした。今後も引き続きご安全にお願いします」と現場の責任者に話した。
 終了後は各地の点検結果の集計を行った。その結果、建設業許可などの標識の未掲示が3件あり、現場で口頭で指導をした。

新幹線に腹くくれ!

大分県の新幹線を主体にした高速輸送体系について少し気がかりな事があった。広瀬勝貞大分県知事は東九州新幹線建設に向けて整備新幹線への格上を狙い本格的に走り出した。県都をあずかる佐藤樹一郎大分市長はこれに同意しながらも、豊予海峡―四国―京阪神を結ぶ新幹線横軸の東西ルートを研究してプレゼンしている。

 最優先は「東九州」であり、豊予ルートは「それ(東九州新幹線)が出来た暁には…」という事。高級官僚出身の大分市長もそのへんのところ、十分に心得てはいると思う。ただ南北、東西ルートが「混線」すれば、「民意、今だに熟せず」と、国に逃げる口実を提供するのではないかと危惧する向きもある。おんせん県の「泉都」別府は長野恭紘別府市長も、「絶対にどんなことがあっても、どんなに時間がかかっても、造って頂かなくてはなりません!」と力を込める。

 広瀬大分県知事は現在、全国47都道府県知事会の常任委員会「国土交通」委員長。この立場を活用しない手はない。
 
 佐藤大分市長の海峡を結ぶという国家的プロジェクトには、国を納得させて積極的に推進させるための起爆剤が必要だと思う。

 時に1954(昭和29)年9月26日、青森と函館を結ぶ青函連絡船「洞爺丸」が台風15号の影響で遭難、死者行方不明合わせて1155人が犠牲となった。人身の甚大な被害は終戦直後としては初めて。国と道県は全万の対策を築いて犠牲者を収容。合同慰霊祭も執り行われた。この直後、海峡の安全運送確立のため、青函トンネル早期建設を決断。〔1985(昭和60)年貫通、88(昭63)年開業した世界最長の鉄道トンネル〕連絡船業務の許認可権を握る国は、天災とはいえ膨大な被害の一端にその責任を受け止め、再びこの様な惨事を起こすべからずとして海底トンネルの建設を進めた。意思決定から34年の月日を費やした。罪ほろぼし、国民に対する「贖罪」の意識をここで感じる。

 「海峡を渡る」という国家的事業には、それに着手するためそれ相応の説得材料がもとめられる。

 人・カネ・モノの輸送量が上がる。経済波及効果などが期待できるなどなど…、物質的な利害得失だけでは希薄なのでは。

 また大分県議会のある新人議員は、東九州新幹線で福岡から直接大分市をつなぐというルートを提案した。ここに問題がある。

 そもそも政治家は庶民大衆の集約された意見を総合的に判断し、公益性の高いものを優先にして政治活動を積み重ねるべきだ。その昔、大分県のある市長が高速道路誘致で市長本人の「私案」を出して大ヒンシュクをかった。後々調べたら、家族所有の土地が私案ルートに含まれていた。政治家がルートウンヌンを口に出す時は警戒が必要だ。またルート案など「条件」として、映るものは出すべきではない。

 それでは東九州新幹線誕生に向けて一体何が必要か。

 まずは無条件にこれを受け入れ、事業を進ませたいとする県民全体のコンセンサスとその情熱だ。荒っぽい言い方だが、少々の事は目をつぶって、方針決定に黙ってこれに従う位の器量。これが県民1人ひとりに求められる。口先ばかりで「東九州新幹線の早期完成を!」―などと訴えかけても決して「通用」しない。


山の手・浜脇統合中の意見交換会

別府市教育委員会は、第2回山の手・浜脇統合中学校(仮称)の建物や施設に関する意見を聞く回を24日午後7時、市立山の手小学校で実施した。地域住民や保護者ら約20人が参加。

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 山の手中学校と浜脇中学校の統合中学校は、旧西小学校跡地に建設が予定されており、平成33年4月の開校を予定している。基本テーマは「思いやりを育み、地域とともに歩む学校~みんなが行きたい みんなで育む みんなの学校~」とし、校区は山の手小学校と南小学校。開校時は3学年で13~15学級を想定しており、通学路などは今後検討していく。
 月輪利生教育政策課長が「子どもたちにとってよりよい中学校となるように、いろんな意見をいただく会にしたい」とあいさつ。今後のスケジュールなどが報告された。
 また、設計を担当する梓設計から、前回の意見交換会で出た意見を踏まえ、より具体的な設計内容について説明があった。希望の多かった「グラウンドを広くとってほしい」という意見に基づき、テニスコートを含めて約1万800平方㍍を確保。体育館横には備蓄庫や地域の人が集えるコミュニティルームなども予定。校舎棟は4階建てになる予定で、南側に普通教室を配置し、廊下にはロッカースペースを作り学年の交流の場も想定している。3階には屋外プールがあるのが特徴ーなどの設計案を示した。
 出席者からは「グラウンドは確かに今の山の手、浜脇よりも広いかもしれないが、中学校のグラウンドとしては決して広いとはいえないのでは」「図書館はどうなるのか」「体育館の高さはどれくらいか」「プールは3階ということだが、上下階はどうなるのか」「グラウンドの日陰となるための樹木はどうするのかなどの質問が出た。
 梓設計と市教委からは「体育館は4階建てほどの高さになる」「プールは深さも必要なので、1階部分は通り抜けられる空間となり、2階はプールの底部分に、4階はない」「樹木は今あるものをなるべく残したい」などと答えた。
 25日夜には、南小学校でも同様の説明会が行われる。

2017年5月24日 (水)

GWの入れ込み客数

 別府市は、4月29日から5月7日までのゴールデンウィーク中に別府市を訪れた観光客の動向を調べた結果の速報値を24日、発表した。

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 今年は、後半に5連休とまとまった休みがあり、最長で9連休という人もいて、旅行日程を組みやすく、4日に雨が降った以外はほぼ天候に恵まれた。昨年は熊本地震の影響を受け、観光客数が大幅に減少したが、今年はレジャー施設、宿泊者数ともに震災前の平成27年度を上回るV字回復を果たした。
 観光施設は、アフリカンサファリ、別府ロープウェイ、城島高原パーク、別府ラクテンチ、ハーモニーランド、高崎山自然動物公園、別府地獄めぐり、スギノイパレス、うみたまご、地獄蒸し工房鉄輪の10施設で調査。入場客はトータルで31万6444人で前年同期と比べ、99%増で、27年度と比べても4%増となった。
 宿泊施設(市内34施設)は、北浜・中央地区は1万8304人(前年同期比81%増)、鉄輪・明礬地区は6313人(同106・2%増)、観海寺・堀田地区2万101人(同23%増)、その他地区9938人(同89・8%増)で、トータルでは5万4656人(同57・3%増)。
 交通機関は、JR別府駅利用者は5万1477人(同5・6%増)、高速道路(別府インター)8万5918台(同56・2%増)、船舶(フェリーさんふらわあ、宇和島運輸)1万1815人(同76・6%増)・車両4252台(同72・8%増)、飛行機(大分航空)2万5021人(同27・5%増)だった。高速道路と船舶は前半に利用客が集中し、鉄道は前年度の落ち込みが少なかったことから、微増となった。

竹細工のワークショップ

別府市は、県内唯一の伝統工芸である「別府竹細工」のブランドを確立し、販路拡大を目指して、スペシャルワークショップを23日午後2時、市竹細工伝統産業会館で行った。元エルメスのデザインディレクター(ベニス出身)で世界で活躍するガブリエル・ペッツィーニ氏を講師に招いた。若手竹工芸家や卸業者、行政関係者らが参加した。

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 平成27年度から別府竹細工新製品開発事業に取り組んでおり、27年度、28年度は竹細工の編組をアクリルで封入した「フラワーベース」を開発し、展開している。29年度の開発事業に向けて、座談会形式で意見交換を行った。
 岩尾一郎別府竹製品協同組合理事長が「フラワーベースは注目され、良い成果が出たと思う。3年目の集大成に当り、話を聞いて商品開発につなげていきたい」とあいさつ。
 ペッツィーニ氏は「エルメスは職人集団というイメージが一般的だが、1万2千人いる中で、8千人は販売に携わっている。ただ製品を作るだけでは不十分で、ブランドを確立するシステムが必要。社会は様々な価値で組み立てられている。竹細工にどんな哲学と価値があるのかが重要。新しくチャレンジすることはそれほど難しいことではない。テクニックの知識はあるが、作ってからどうするのか、実践に関する知識を持ち、他の素材とコラボしてみたりして他のテクニックを覚えることで、新しい形が作っていける」などと話した。
 参加者からは「販売しているものよりもうちょっとこうしてほしい、というカスタマイズに応じると、想像と違うとキャンセルされたりして、注文が受けられない」との悩みが出ると、ペッツィーニ氏は「見方によっては、新しいマーケットとしての可能性がある。1点ものなので、高額になっても買ってくれる人が見つけられるポテンシャルがある」などとアドバイスした。

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