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2017年5月24日 (水)

竹細工のワークショップ

別府市は、県内唯一の伝統工芸である「別府竹細工」のブランドを確立し、販路拡大を目指して、スペシャルワークショップを23日午後2時、市竹細工伝統産業会館で行った。元エルメスのデザインディレクター(ベニス出身)で世界で活躍するガブリエル・ペッツィーニ氏を講師に招いた。若手竹工芸家や卸業者、行政関係者らが参加した。

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 平成27年度から別府竹細工新製品開発事業に取り組んでおり、27年度、28年度は竹細工の編組をアクリルで封入した「フラワーベース」を開発し、展開している。29年度の開発事業に向けて、座談会形式で意見交換を行った。
 岩尾一郎別府竹製品協同組合理事長が「フラワーベースは注目され、良い成果が出たと思う。3年目の集大成に当り、話を聞いて商品開発につなげていきたい」とあいさつ。
 ペッツィーニ氏は「エルメスは職人集団というイメージが一般的だが、1万2千人いる中で、8千人は販売に携わっている。ただ製品を作るだけでは不十分で、ブランドを確立するシステムが必要。社会は様々な価値で組み立てられている。竹細工にどんな哲学と価値があるのかが重要。新しくチャレンジすることはそれほど難しいことではない。テクニックの知識はあるが、作ってからどうするのか、実践に関する知識を持ち、他の素材とコラボしてみたりして他のテクニックを覚えることで、新しい形が作っていける」などと話した。
 参加者からは「販売しているものよりもうちょっとこうしてほしい、というカスタマイズに応じると、想像と違うとキャンセルされたりして、注文が受けられない」との悩みが出ると、ペッツィーニ氏は「見方によっては、新しいマーケットとしての可能性がある。1点ものなので、高額になっても買ってくれる人が見つけられるポテンシャルがある」などとアドバイスした。

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