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2017年6月30日 (金)

辞表を出せ!

 「若い者達はちゃんとメシ食ってるか。故郷の父母に連絡はとってるか。国民の安全、安心のために私自らも身を粉にして闘う。愛国心の何たるかをたがいに深め合おう……」防衛大臣の職責とは、乱暴な表現ながら、このようなものではないのか。選挙に防衛省、自衛隊の名を使って、投票を促すということは、国軍を私兵化したととらわれても仕方がない。稲田朋美防相は大臣着任当初から、問題発言やその振る舞いにマユをひそめる事が多すぎる。23万人の自衛官にとって内閣総理大臣に次ぐ最高指揮官としての自覚が見当たらない。南スーダンPKO部隊の「日報」についても、報告義務を追及して部下の責任に置き換えたように感じる。
 就任時稲田氏は、経済通の弁護士で、防衛は畑違いと公言し、違和感を与えた。大臣就任前は安全保障での思い切った発言や靖国参拝で脚光を浴び、将来の総理大臣候補としてもてはやされた。
 任免権者の安倍晋三内閣総理大臣の責任は重い。女性を防相というタフなポストに置いた事は、いささかの異論もないが、窮地に立たされるや弱さが目立ち、野党議員の追及に涙して逆ギレする姿も。第2次安倍内閣は「1強多弱」のムードの中、あぐらをかき閣僚はじめ党幹部、主要ポストの議員が次々に問題発言。最近は当選2回議員の不倫、パワハラなど、マスコミネタに事欠かない始末。まともな政策審議が表に出て来ない状況にある。政策手腕を問われて政権への信頼が喪失されたなら仕方がないが、与党批判のそのほとんどは議員個人の資質の問題。「失言」した議員は、事後に発言を「撤回」して事を済ませようとする。議員の発言は「撤回」できない。いくら言い繕っても本音は違う。今回の稲田大臣の発言、「やっぱり女性では防相というポストはムリ!」とする国民の意識を誘発させたのではないか。日本の女性の立場を自らか貶めたのではないか。今からでも遅くない辞表を出せ!(陽)


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