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2017年7月 3日 (月)

湯の花製造技術を体験

 明礬温泉湯の花製造技術保存会(岩瀬公男会長)は、第7回湯の花文化・化学教室の1日目を1日午後1時半から、明礬の「みょうばん湯の里」で実施した。小学生17人、立命館アジア太平洋大学(APU)の韓国人留学生3人、福岡大学生1人の計17人が参加した。

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 明礬地区でとれる青粘土を使って、三角形の小屋の中で湯の花を作る「別府市明礬温泉の湯の花製造技術」は、平成18年に国の重要無形民俗文化財に指定されており、明礬温泉だけに伝わる、温泉の湯けむりを利用した技術で、約290年前の江戸時代から受け継がれている。
 作業は、湯の花小屋づくりと小屋の内部で湯の花を結晶させる技術の2つに分けられ、世界でここでしかできない貴重な技術。体験教室は2日間あり、1日目は製造技術について学び、2日目は8月5日、湯の花の採取を行う。
 最初に、保存会の顧問でもある恒松栖さんが、湯の花について解説。「ミョウバンは薬なので、作り方は誰にでも教えることが出来なかった。弘化2(1845)年に描かれた『鶴見七湯廼記』があったので、その作り方を知ることが出来た。小屋の作りで一番難ししのは、風の通り道を作ること」などと構造について話した。
 さっそく、湯の花の小屋に入り作業を体験。小屋の中は、30~50度まで上がり、蒸し暑く子どもたちは汗だくになりながらも、職人の手ほどきを受けながら、青粘土を手で細かく砕き、足で踏みつけた。その後、蒸気を通りやすくし、採取しやするするために重要な地場締めという作業も体験。木製の平なスコップのようなもので青粘土をていねいに力を込めて叩いた。職人からは「まっすぐに叩かないと、デコボコになる」とアドバイスを受けながら作業した。
 その後、福岡大学理学部地球圏科学科の鮎沢潤助教が青粘土を使った実験をしてみせた。
 佐々木美波さん(8)=緑丘小3年=は「小屋の中は暑かったけど、青粘土を叩くところが楽しかった」と話した。留学生ユン・スヨンさん(24)は「考えていたよりもキツかった。小屋は小さく見えたが、中に入ると広くて、暑い。この小屋の中全部であの作業をするのかと思うと大変だなと思った」と話した。

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