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2017年8月30日 (水)

民生委員制度創設100周年祝う県大会

 大分県民生委員児童委員協議会(定宗瑛子会長、2921人)は、民生委員制度創設100周年記念「大分県民生委員児童委員大会」を29日午前10時から、別府市のビーコンプラザで開催した。県内の民生委員児童委員や福関係者など約3千人が参加。

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 民生委員制度は、大正6年に貧しさからの脱却をめざして岡山県で創設された済世顧問制度が始まり。翌年、大阪府で創設された方面委員制度が全国に広がり、戦後、民生委員制度を改められた。大分県に方面制度が設置されたのは、昭和7年。課題を抱える地域住民に寄り添い、最も身近な相談相手として、時代の変化とともに活動してきた。
 式典開会前にに、大分県警音楽隊による演奏、大分市の主任児童委員による民生委員の歌「花咲く郷土」の合唱が花を添えた。全員で民生委員信条と児童憲章を朗読し、物故者へ黙祷を捧げた。
 式典では、定宗会長が「この100年は、先人が常に住民に寄り添い、献身的な奉仕活動の歴史でもある。しかし、社会情勢は変化し、少子高齢化や人間関係の希薄化などを背景に、生活、福祉課題は深刻化している。活動を振り返りながら、基本に立ち返り、地域の課題の掘り起こし、情報の把握、関係機関との連携強化など、より確かなものしていきたい。先人が掲げた愛の灯火をしっかりと受け継ぎたい」とあいさつ。
 永年勤続表彰として、21年以上39人、15年以上21年未満99人を表彰。代表して、中津市の雪竹美枝子さんに表彰状が手渡された。
 来賓の広瀬勝貞大分県知事、御手洗吉生県議会副議長(議長代理)、大分県市長会長の佐藤樹一郎大分市長、高橋勉県社会福祉協議会長が祝辞。地元の長野恭紘別府市長が歓迎の言葉を述べた。受賞者を代表して、雪竹さんが「これを機に、微力ですが地域福祉のために一層精進していきたい」と謝辞を述べた。
 引き続き、広瀬知事が「民生委員・児童委員へのお礼と期待」と題して講話。広瀬知事は「住民に寄り添い、住民課題の解決な支援につなげてもらっている」と活動を評価し、大分県が抱える課題について「このまま少子高齢化を見過ごすことは出来ない。人を増やし、仕事を増やし、元気な地域を作っていかないといけない。大分県は、そのさきがけといってもいい。『子育て満足度日本一』を目指してやってきた。また、健康寿命の延伸にもさらに取り組んでいく」と話し、民生委員児童委員と連携して、地域課題の解決に力を入れていく思いを語った。
 午後の部では、大分高校の書道部によるパフォーマンスやリオデジャネイロパラリンピック陸上日本代表の中西麻耶さんが「チャレンジ!あきらめない心~たくさんの人に支えられて~」と題して記念講演。
 最後に▽常に地域住民に寄り添った活動を行う▽地域共生社会の実現に向けて、地域の助け合い、支え合いの力を高める▽様々な課題を抱えた人々を支えるため、人権に留意し、幅広い関係者・機関との連携・協働を一層進める▽子育てを応援する地域づくりに積極的に取り組むーなどとした大会宣言を採択した。別府市関係の受賞者は次のとおり(敬称略)。
 ▽21年以上=片山一子、板井恵子、友永瑤子、佐藤英俊、清岡孝子▽15年以上21年未満=彌田万平、後藤公子、中島弘子、倉田房子、板井武子、友永スマ子、明比マリ子、山本徳夫、森澤明子、佐藤富美子、佐藤弘代、山川惠子、後藤とし子、本田秀敏、河野厚子、遠藤憲子、石原孝子

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