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2017年8月10日 (木)

【投稿】元指揮官が防相参与に…

 防衛相は8日、小野寺五典防衛大臣の政策参与に、森本敏元防衛相、西正典元防衛次官と折木良一元統合幕僚長を起用しました。
 折木氏は、平成7年3月から同8年7月の1年4カ月の間、第21代第3特科群長(現西部方面特科隊)兼ねて湯布院駐屯地司令の任に就かれました。
 私が陸上自衛隊の富士学校(静岡県)入校中、折木氏が群長着任直後に、同校で行われた「連群長集合訓練」に参加のため来校した際に、初めてお会いしました。
 以来、私にとっては「雲の上の存在」の方でしたが、なぜか理由は分かりませんが、よく声をかけていただきました。
 当時、私は大隊の特別幕僚として、通信小隊長を務めておりましたが、その訓練における要求度は極めて高度でかつ、厳しかったことを覚えています。
 しかし、一旦任務を離れると冗談半分に「人生の先輩である米田さんに…」などと、同一人物とは思えないほど温厚で柔和なお話しぶりでした。
 私が折木氏の人物評価をするのは極めて僭越で、この上もなく失礼なのは重々承知の上で、述べさせていただきますが、相手の気持ちを非常におもんばかる方だと思います。
 隊友会では、九州・沖縄のブロックで毎年各県持ち回りの研究会を開催しており、一昨年は宮崎県の都城市で開催されました。
 このブロック研修会で、講演会の講師として折木氏が招かれており、その後に行われた懇親会では、久しぶりにお会いし近況などをお話しすることができました。
 その際、「大分県の会長さんが、ぜひ別府に来てほしいとのことなので、その時には米田さんよろしくお願いします」と言われました。差し出がましくも「先生は別府よりも湯布院に行きたいんでしょう?それに加えて、湯布院駐屯地司令をされてましたからね?」と言うと、折木氏のお顔に「その通り」と書いてありました。「だったら湯布院に一泊、別府に一泊すれば両方に義理立て出来ますよ」と申し上げましたら、いたずらっぽくニコリとされ「米田さんのその素晴らしい提案に同意します」とおっしゃっていただき、昨年4月に当時関わりのあった方々にお声をかけ、実現することができました。
 先方は3人で来られましたが、日ごろの折木氏のスケジュールを管理・調整されている人が「3日間の日程を空けるのに非常に苦労しました」と言われ、退官後も多忙な日々を過ごされておられることが、感じられました。
 「実るほど頭の下がる稲穂かな」、折木良一氏のお顔が浮かびます。
 「高慢は出世の行き止まり、自慢は知恵の行き止まり」、稲田前防衛相の顔が浮かびます。

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