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2017年8月30日 (水)

若者を見習え

 夏休み最後の日曜日を終えて、子ども達は宿題や提出課題にラストスパート。家族との思い出をまとめ、夏休みのレポートとしているのでは・・・。9月の新学期に向け、どんな活躍をするか、「覚悟」も充分に定めたのでは。泉都別府は明豊高校野球部の甲子園での奇跡の活躍で湧き上がり、球児から与えられた「生きる勇気」栄光に向けて「あきらめない心」が市民に伝わりつづけている。この若者達から多くを教わった。
 29日早朝、そんな人々の思いを踏み躙るようなミサイル発射。北朝鮮は平壌近くの順安から「人工衛星」と称す、弾道ミサイルを発射、ミサイルは北海道の釧路上空を通過して千数百キロ沖の太平洋に落下した。
 なぜあい次いで、無謀なミサイル発射実験を繰り返すのか。金正恩体制確立を内外に示し、強、大国に屈しない国家の姿と固持する事が狙いだという。
 馬鹿げている。そもそも他国に「屈しない」とはどういう精神構造か。
 朝鮮民族はその昔、近代化なる前は「読書人」と呼ばれる哲学者らが中心となって法体系を確立、貴族として朝廷を支えた。外敵に対しては「花郎」と呼ばれる武士集団が国防を担った。双方は「両班」と呼ばれる貴族階級ながら、儒教精神を支柱に国家に対する忠誠心を貫き、常に犠牲的精神をもって公に仕える事こそが最高の美徳とした。階級制度の厳格な運用はあったが、能力のある一般国民や武功に秀でたもの、下層階級出身者でも実力次第で門戸が開放されるシステムも確かに存在した。
 朝鮮民族の偉大さはむしろ、国外からの評価が高い。時の朝鮮総督だった伊藤博文に対し、新渡戸稲造が早期の日韓併合を訴えたが、伊藤は「彼らは実に優秀な民族。現在は政治が十分に機能していないため、諸外国の干渉を受けているにすぎない。日本は拙速な対応をすべきではない」とこれを戒めた。
 その伊藤を己の思い違いで暗殺した安重根に対し、日本人有志は安の愛国心を認め、助命嘆願の運動を展開した。
 金正恩体制にしても、従軍慰安婦の次は戦時の「徴用工」の立像を立てて、戦時補償を要求する文在寅韓国大統領、程度の差こそあれ日本に対するスタンスは極めて等しい。
 別府の西法寺通り沿いに二店の焼肉店がある。双方とも家族、縁者が北と南の出身者だ。それぞれ味わい深い料理を提供してくれる。両店間にある細い路地を彼らは「38度線」と呼ぶ。母国と違うのは両店のヤング店長とも実に親しく交わりつづけて今日を迎えているということ。
 金さん、文さん別府に来てこの光景をみてみろ!この若者達を見習え!
     (陽)

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