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2017年9月21日 (木)

北浜交差点をスクランブルに

 別府駅前通商店街振興組合(照山秀逸理事長)は、国道10号の北浜交差点におけるスクランブル交差点設置の要望書を21日午前10時半、長野恭紘市長に提出した。

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 北浜交差点には横断歩道がなく、海側のホテル街と山側の飲食店街を国道が隔てている。近くの横断歩道は、北側は別府タワー前、南側は新宮通り前と距離もある。観光バスに乗るため、地下道を往復する人もいるという。
 地下道は、交通量の多い国道10号で、歩行者と自動車を分離することで交通事故を防止しようと昭和45年4月に設置され、別府市が維持管理をしている。以前から、北浜交差点に横断歩道を設置してほしいという要望はあるものの、交通渋滞が慢性化する恐れなどがあるとして、なかなか進まなかった。
 組合では、スクランブル交差点の実現に向けて、関係機関・団体に趣意書を配り、27の団体から賛同してもらった。
 要望書では「国道10号を横断するために、北浜地下道を利用していますが、通路は狭く、階段も急こう配であり登り、降りに苦慮している状況です。また、車椅子や障がい者の方は地下道は利用できず、迂回して近辺の横断歩道を利用しています」と現状を説明し「駅周辺や観光地へのバス乗車など公共交通機関の利用にも国道10号の横断は不可欠」とし、「来年の国民文化祭、再来年のラグビーW杯のキャンプ誘致、新規大型ホテルのオープンなども予定されており、観光客のおもてなしにより一層の努力をしていきたい」としている。
 要望書提出には、照山理事長、首藤登副理事長(ろばた仁取締役社長)、池田明理事(トキハ別府店営業部長兼業務課長)、西原光彦事務局長が出席。照山理事長が「地下道は暗い、狭い、便が悪い。民意を添えてお願いに来ました。これを機に別府市にも取り組んでもらいたい。みんなに優しいまちづくりをしてほしい」とあいさつし、要望書を手渡した。
 狩野俊之建設部長が「国、県、警察とも勉強会を開いて、対応について前向きに話し合おうという動きがある。どういう形にできるか考えていければ」と説明。
 長野市長もこれは長い間の懸案。インバウンドも増えているので、重いキャリーバッグを持って登り降りするのはよくない。早急に実現できるように県とも協調してやっていきたい」と答えた。

台風にも負けず音泉タウン音楽会

 音泉タウン音楽会が16日午前11時、JR別府駅構内で開催され、3組のアーティストが参加して演奏を披露した。当初は東口の駅前広場で開催する予定だったが、台風18号の接近に伴い、構内に変更した。

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 音泉タウンは、公園や街の通りで、耳を澄ませばどこからともなく音楽が聞こえてくる。音楽1つでその場の雰囲気も人の気持ちに和み癒やされる豊かさを感じることの出来るまちづくりを目指して行われている。
 今回は、JamPopバンド「まゆたま」、ソウルシンガーグループ「ETERNAL SOUL」、ディスコバンド「ディスコカンパニー」が出演。まゆたまのリーダー坪井洋さん(36)は別府市出身。「18歳で千葉に出て、上を目指したいと海外にも行った。ようやく別府でライブが出来て、感動した。帰ってこられる場所があるから、頑張れた」と話し、「オーバー・ザ・レインボー」や童謡をアレンジした曲、「ヤッチキ」のアレンジなどを披露。
 3人組のETERNAL SOULも迫力のある歌声を聞かせ、ディスコカンパニーもノリの良い曲で会場を盛り上げた。駅の利用者や通りかかった人も足を止め、一緒に手拍子をするなどして楽しんでいた。

きょうから秋の全国交通安全運動

 「秋の全国交通安全運動」(30日まで)の初日となる21日午前7時半、早朝一斉街頭啓発活動が市内130カ所の主要道路交差点で行われた。県交通安全協会別府支部地域分会、職域分会など約1200人が園児や児童の通学、大人の通勤を守った。

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 石垣西7丁目の大分みらい信用金庫石垣支店前の交差点は、市立石垣小学校の通学路で、車の通行量は多い。県安協別府支部石垣地域分会(首藤正喜会長)の会員40人がそろいの法被姿で立ち、横断歩道を渡る児童と車の間に「横断中」と書かれた黄色い旗を差し出し安全を確保した。支部員が「おはよう、いってらっしゃい」とあいさつすると、元気よく「おはようございます」と返事をしていた。
 信号停止した車のドライバーに、会員が「秋に向けての事故防止対策」が書かれたチラシを配付した。
 また、石垣小学校児童会は「元気よくあいさつしよう」と書かれた横断幕や、市立鶴見台中学校生徒会執行部と3年の学級委員計14人が「交差点、しっかり止まってはっきり確認」ののぼり旗を掲げて、交通事故抑止に一役買っていた。
 首藤石垣地域分会長は「この交差点は、道幅が広く交通量も多い。ドライバーは、交通事故が起きないようイエローストップを心がけてほしい」と話した。
 別府警察署管内では今年に入り、3人が交通事故の犠牲となっている。
 ▽4月12日午前11時半ごろ、荘園の県道で、普通車が道路横断中の男性(当時81)をはねた。男性は2時間11分後、市内の病院で死亡が確認された。
 ▽7月14日午前11時52分ごろ、石垣東10丁目の県道で、軽四貨物自動車が道路横断中の女性(当時77)をはねた。女性は2時間43分後、由布市内の病院で死亡が確認された。
 ▽8月24日午前5時15分ごろ、北浜3丁目の国道10号で普通車が道路横断中の女性(当時79)をはねた。女性は43分後、市内の病院で死亡が確認された。――いずれも65歳以上の高齢者が、道路横断中に巻き込まれている。

2017年9月20日 (水)

市議会予算決算特別委員会が終了

 別府市議会の予算決算特別委員会(穴井宏二委員長)は20日午前10時から委員会を開き、平成28年度決算審査の採決を行った。

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 決算審査は、今定例会から会期中に全議員で行うことになり、会派代表者による統括質問と各議員による個別審査が行われた。
 別府市一般会計歳入歳出決算、別府市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定は一部反対があったが、賛成多数により原案通り認定。国民健康保険事業、競輪事業、公共用地先行取得事業、公共下水道事業、地方卸売市場事業、後期高齢者医療の各特別会計、水道事業会計については全会一致で原案通り認定した。
 長野恭紘別府市長が「いただいた指摘事項や意見は、来年度の予算編成や執行で十分に検討するように指示する」とあいさつ。最後に穴井委員長が「当初予算審議と決算認定審査の循環性を図り、認定審査の意見を次年度の予算編成に反映させることを目的に、全議員により実施しました。指摘事項への取り組みも新たな項目に加え、議会としてのPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルの確立と慎重かつ適正な審査が出来たと思う。執行部は、指摘や要望を真摯に受け止め、新年度の予算編成に取り組んでほしい」とあいさつをして締めくくった。委員長報告は最終日の29日に行われる。

竹瓦温泉で染め物体験実施

 別府市綜合振興センター(岩田弘理事長)は、草木染めの体験会を18日午前10時から、市営竹瓦温泉で実施した。同センターが、新しい土産品として、志高湖の植物を利用した草木染めの手ぬぐいの販売を記念して実施した。

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 真っ白なさらしにペットボトルのフタや四角、三角などのタイル、輪ゴムを使って布を縛り、染料につける。縛った部分が白抜きになり模様を作り出す。どうやったら面白い模様が作れるか、参加者同士でアドバイスを仕合い楽しく作業を進めた。
 出来上がりを想像しながら、作っていくが、同じようにしても同じ模様にならないのが染め物の面白いところ。思いもしなかった出来映えに、参加者は満足そうだった。今回使った染料はウメとサクラで、淡いピンク色に染まった。染料や色止めの工程には、竹瓦温泉の源泉を利用し、源泉の中に含まれた金属成分を利用して発色させた。
 新聞を見て参加した女性(68)は「輪ゴムとタコ糸で、世界に2つとない、自分だけの染め物が出来て、楽しかった。草取りの時に頭にかぶって使いたい」、一緒に来た友達の女性(68)も「中学生か高校生の頃に家庭課で染め物をしたことがあったと思うけど、草木染めは初めてで、とにかく色々な模様をつけてみた。出来上がりが楽しみ」と話し、この女性の娘さん(36)も「輪ゴムだけでこんなにキレイな模様が出来て、満足です」と笑顔で話した。
 イベントと同時に、新しい土産品物「竹瓦温泉オリジナル土産セット」(湯かご、ざぼんサイダー、志高湖の草木を使って染めたオリジナル手ぬぐい)の販売も開始した。

2017年9月19日 (火)

APU学内で初の結婚式

 立命館アジア太平洋大学(APU)を2010年に卒業した、洪錫有さん(31)=韓国籍、大阪市出身=と二宮ちづるさん(29)=大分市出身=が、母校のAPUで17日、結婚式を挙げた。校内での挙式は初めて。

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 2人は2006年、二宮さんは春に、洪さんは秋にそれぞれ入学。共通の友達を通じて知り合ったという。二宮さんが本を読んでいる時に、洪さんが話しかけたのがきっかけで話をするようになり、誕生日会に出席したりして友好を深め、やがて付き合うように。
 二宮さんが就職で東京に行くと、1年後、洪さんも就職して東京に。その後は大阪と福岡と離ればなれになったが、遠距離でも愛を深め、今年7月に結婚した。
 APU卒業生でつくる同窓会の校友会メンバーから「APUで結婚式を挙げないか」と持ちかけられ、今回の結婚式が実現。
 この日は台風18号のため、当初予定していた噴水前から教室棟に場所を移して実施。親族や同級生、大学関係者約80人が出席し、2人の新しい門出を祝った。
 二宮さんは、洋服の補正の仕事をしているというお母さんの手作りドレスを着て登場。仲間に見守れながら、幸せいっぱいの温かいアットホームな式となった。また、カフェテリアでは披露宴も行われ、余興などで盛り上がった。

磯崎陽輔農水副大臣の国政報告会

 農林水産副大臣の礒崎陽輔参議院議員の国政報告会は17日昼、大分のオアシスタワーホテルで開かれた。強力な台風18号の県下最接近に伴い昼食会を含む懇親会が中止となったが、国政報告は行われ、荒天にもかかわらず熱心な礒崎氏後援者約百人がつめかけた。

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 報告会はいそざき後援会新風会会長の有松一郎さんが元気よく開会宣言。次いで森竹治一・後援会長が「礒崎農水副大臣は安倍内閣を支える重要な立場で諸施策を推進している。今後とも一層のご支援をお願いします」とあいさつ。
 来賓を代表して姫野淸高大分商工連盟会長(大分商工会議所会頭)が県北地区を含む九州北部地区豪雨の被災地に入り、逸早い復興復旧対応に感謝をのべるとともに「大分県下3万6千6百企業のうちその99%が中小企業。県産品の消費など内需拡大にご尽力頂きたい」とあいさつ。
 このあと礒崎副大臣が登壇、次のように国政報告。
 国会は28日召集の予定で、10月22日前後に投票の見通し。安倍総理と山口公明党代表の会談がリークされたもの。安倍総理には過去3回、解散総選挙でダマされてきた。今回は本物。
 北のミサイルが飛んで来ている中での解散だが、森友、加計問題に決着をつけて正常な形に戻していきたい。
 憲法改正素案を担当して一字一句見渡して来た。イヤな事を言うのが私の仕事。憲法改正のネックになっているのが、▽9条の自衛隊の立場▽「国家緊急事態対処法」の内容設定▽参院選挙など一票の格差是正▽教育の無償化を含む教育の諸問題―――この主な4点がカギ。この様な状況で憲法を改正するのは針の穴にラクダを通すようなものと言われるが、徹底的に対応していく。
 森友問題、自衛隊の「日報」問題について、森友は公有地10億円を8億円値引きした。これが不思議だという。当地は産業廃棄物が埋め立てらた瑕疵物件。これを撤去するのにかかる費用を算出して販売価格が出た。現在会計検査院によって調べられているので、いずれ真相が判明される事となる。加計の戦略特区での獣医学部新設は15年前から愛媛県と交渉を重ねているが、当時の県知事とのやり取りは一切公表されず、問題の事務次官の話ばかりが先行した。事務方や省のトップクラスが「ウソ」言い訳をついた形。ごまかしをせず、キチッと本当の事を言うべき。厳正に対応すればここまで攻撃されることはなかったと思う。
 農水省は答弁等において、正々堂々が一番だと伝えている。またその方針を貫く。これからもしっかり皆様の要望や期待にこたえうる活動をくり返していきたい。「ご支援の程を何とぞ宜しく」と結んだ。
 このあと出席者との意見交換に移り、▽農林水産業をはじめとした大分県産業の振興▽保守勢力の拡大▽憲法改正―――などの意見要望を受けた。会の締めくくりは後援会新風会副会長の三浦政人さんが礒崎農水副大臣支持の輪、拡大を訴えかけ閉会し

台風18号が日本列島を縦断

 大型で強い台風18号は17日午前11時半、鹿児島県南九州市付近に上陸した。その後、大分県などを暴風域に入れて、日本列島を縦断した。

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 大分県の一部は同日午後1時過ぎ、暴風域に入った。中部と南部を中心に猛烈な雨が降り、臼杵市臼杵、竹田市会々、豊後大野市犬飼、大分市佐賀関などでは15日午前3時の降り始めから17日午後2時までの総雨量が、9月の月降水量平年値を超えた。
 別府市でも、富士見通りを国道10号方面に進む際、第1車線(歩道寄り)が排水溝からあふれ出した雨水で川のようになっており、左折する車以外は通らないようにしていた。
 また、境川はヘドロのような臭いを出しながら濁流となっていた。朝見川も泥が混じっているのか濃い茶色となった大量の水が流れていた。

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 別府土木事務所によると、累計雨量は16日午前0時からの降り始めから18日午後5時まで鶴見岳で154㍉、16日午前3時から18日午前9時まで別府土木事務所で246㍉を観測している。
 大分地方気象台によると、大分県は17日夜のはじめごろ(午後6時から午後9時)には台風18号の暴風域から抜けた。また、18日未明には強風域も抜けた。

山間部では土砂崩れも

 台風18号の被害は、市内の山間部を中心に土砂が崩れて道路をふさぐなどした。

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 別府市は16日午後10時27分に災害対策連絡室を設置。同日午後1時には、いち早く市内6カ所の避難所を開設し、早めの避難を呼びかけるなど、対応に追われた。
 17日午後2時頃、古賀原バス停から分岐している市道河内~田代別府線の大神峰神社と御園峠バス停の間付近、古賀原石城寺線で土砂が崩れ、一時全面通行止めに。現在は両路線とも片側通行になっている。古賀原石城寺線では、地域住民が朝から重機などを持ち寄り作業をしていたが、途中から業者が入り、昼頃には片側通行が可能となった。
 また、田の口では、民家の裏の土砂が幅5㍍、高さ5㍍にわたり崩落し、住宅の一部が損壊する被害があった。住民は避難して無事だった。
 6カ所の避難所は17日午後7時に閉鎖し、新たに市南部地区公民館を避難所としたが、同日午後11時に閉鎖した。

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 17日午前9時には、避難準備・高齢者等避難開始が発令されたが、同日午後10時40分に土砂災害警戒情報の解除により、発令も解除。18日午前3時15分、大雨警報が解除されたことを受けて、災害対策連絡室も解散した。

2017年9月16日 (土)

吸う人の立場でマナーアップ

 鉄輪を歩いていてふと下を見ると、タバコの吸いがらに関する注意書きが。どうやら排水溝にそのまま捨ててしまう人がいるようだ。「愛煙家の範囲をこれ以上…」と、吸う人の立場で記述してある。

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 愛煙家への風当たりが厳しい今だからこそ、喫煙のマナーをしっかり守り、吸っている人の肩身を狭くしないようにしてほしいと願う。(大平)

「放置」の責め

 北朝鮮はミサイル発射をくり返す。核実験や弾道ミサイル発射により、核武装国としての存在感を示し、金正恩体制を世界にアピールしつづけ、「軍事大国」のイメージを焼き付けようにかかる。平和ボケで脳天気な日本は、Jアラートの不備みたいな瑣末な事象ばかりがクローズアップされる。核実験やミサイル発射など、一触即発となる長髪更衣をなぜ続けるのか。答えは実は簡単明瞭だ。中国にしても北朝鮮にしても韓国にしても、人民解放軍、人民軍、国軍のそれぞれが、「開戦」を経験した事がない。真の戦争の悲惨さを味わった事がないからだ。それぞれの国軍は国境線での武力介入や、義勇軍としての参戦はあったが、国家国民の安全保障という総体的な立場での「戦争経験」はない。

 日本はどうか。明治維新から近代化に入り、清国、ロシアそして太平洋戦争という3つの戦争を経験して、原爆投下による敗戦という、人類史上極めて悲惨な体験を身をもって受け止めてきた。

 誰が喜んで戦争への道を歩むか!まず犠牲となるのは若き兵士であり、その家族である。

 金正恩氏は「先軍思想」を協調するが、真に軍隊に対する思いは感じさせない。国(武)力を表示するための進化としての扱いに映る。

 外国人を平気で拉致し、その自由、人命、財産を奪う。一頃はテロ活動に専念してテロ国家としての名声を築き上げた国。今回のミサイル発射で安倍首相はこの国に「明るい未来はない!」と断じた。

 日本には対処能力が存在する。ただ過去の経験から暴走を戒め忍耐を正義とし、その行使を放棄する傾向がある。そしてこの国をそのまま「放置」して来た責任も等しくある。  (陽)

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