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2017年9月28日 (木)

別府市議会の一般質問最終日

 別府市議会は一般質問最終日の27日、休憩をはさんで午後1時から質問を再開した。
 午後からは、野上泰生氏(新風べっぷ)、加藤信康氏(市民クラブ)、河野数則氏(自民クラブ)が職員適正化やまちづうり、観光行政などについて執行部の考えを質した。

野上 泰生氏(新風べっぷ)

 野上氏は、公有地の売却につにて「今後ますます公有地の売却はあると思う。手続きを規定したルールはあるが、大切なのは、面会記録や協議録を残し、必要なら開示することで透明性確保の仕組みづくりがいるのではないか」と質問。
 阿南寿和副市長が「市民の目線に立ち、公平性、透明性が大切。早期に一定のルールづくりをしたい」とした。
 野上氏は「売却された公有地が契約と違った形で使われるのは問題が出てくると思うので、モニタリングの仕組みも必要」と指摘した。
 来年春から夏に施行される見込みの民泊新法について、「住宅に継続的に宿泊させるもので、旅館・ホテルの基準を適用しろとは言わないが、住宅としての安全基準すら満たしていないものもあり、チェックせずに認めることは、安全安心が担保できない。最低限、住宅としてちゃんとしているという確認が出来る仕組みが必要。消防の基準はどうなるのか」と質問。
 高橋尚敏予防課長が「旅館・ホテル等これらに類似するものとなるので、旅館・ホテルと同様の基準が必要」と答えた。
 さらに野上氏は、ゴミの出し方についても「マンションの一部でやる場合、勝手に家庭ごみとして捨てられることは容易に想像ができる。対応はどうするのか」と質した。寺山真次環境課参事は「事業系ゴミの扱いになるが、判断が難しい。他の事例も参考にしていきたい」とした。
 野上氏は「すでに民泊をやっている人が、晴れて合法になったというのはおかしい。施行される前に違法状態の人にはしっかり対応するように、県にも言ってほしい。やったもの勝ちは許してはいけない」と厳しく指摘した。


加藤 信康氏(市民クラブ)

 加藤氏は、定員適正化計画について「民間はそろそろ正規化に進んでいるのに、別府市は非正規でないと運営ができない状況で、この計画は非正規化を助長するものになっているのではないか」とし、現状を質問。
 末田信也職員課長が「平成24年度を基点に、9年間で129人を削減する。非正規は541人、任期付職員17人、再任用30人」と説明。
 加藤氏は「社会情勢を鑑みて、3年を目途に見直すとしているが、しているのか」と質問。末田課長は「見直しはしていない」と答えると、さらに加藤氏は「権限移譲などもあり、事務量は増えているのに、何故、見直しをしないのか。現場の職員との間に気持ちのズレを感じる。どこが適正化なのかさっぱり分からない。計画は現実性がなく、数字ばかりを追い求めた計画だと思う」と厳しく指摘。
 末田課長は「平成31年度で非正規職員の制度は廃止され、会計年度による任用職員制度になり、期末手当や休暇制度もつくようになり、人件費の増大が見込まれ財政に与える影響は大きく、非常勤についても計画的な見直しが必要」との考えを示した。
 長野恭紘市長も「数を合わせていくことには疑問を持っている。数のコントロールよりも総人件費コントロールすることだと思う。働き方改革をし、職員を大切にしながらやっていきたい」と述べた。
 移住定住についても「仕事があり、自然環境が良いこと、勧誘があることが大切。まだまだ発信力が足りない」とした。
 他にも行政データ管理についても質問をした。


河野 数則氏(自民クラブ)

 河野氏は、亀川のまちづくりについて、進捗状況を質問。橋本和久都市整備課長が「亀甲泉周辺整備事業は80%、JR亀川駅西口整備は70%。用地買収が遅れており、平成30年度完成の予定」と答えた。
 河野氏は「当初は平成29年度完成だったのではないか。その中で、消防署の亀川出張所が、現在の場所で市役所の亀川出張所の部分も全部使って建て替え、別府公共卸売市場の一部に仮住まいすると説明があった。では、市役所の出張所はどこに行くのか。以前は、太陽の家の中に仮住まいすると聞いていたが、いつの間にか立ち消えになった」と質問。
 稲尾隆公民連携課長が「アウトソーシングの実施に向けて協議をしていたが、機能統合や複合化ということで見直しになっている」と説明した。
 また、由布市の七蔵司地区に建設が予定されている、場外舟券売場について、「現地も見に行ったし、古賀原の人たちとは長い付き合いがあり、昔は雨水を飲んで暮らしていたと聞いたこともある。水に関して、苦しい思いをしてきた。今回のことで皆が疑心暗鬼になっている。これまで築いた絆が崩れようとしている。地域が崩れる元になる」と強い口調で語り、執行部の考えを質した。
 原田勲明共創戦略室長が、意見書を県に提出後、地元との話し合ったことについても「出す前に協議すべきだった」と指摘。その上で「別府にとってありがたいのか、どうしても必要なのかを判断して、私は反対と言いたい。議会としても、代表者の話を聞き、この議会で反対の決議をしてほしい」と提案した。

代表者会議

 別府市議会の各会派の代表者会議が、本会議終了後に議長室で開かれ、河野数則氏(自民クラブ)が提案した、別府市に隣接する由布市七蔵司に設置予定の場外舟券売場「ボートレースチケットショップ由布(仮称)」の設置に反対する決議について話し合った。
 全会一致で決議に賛成することで同意し、最終日となる29日に最大会派である自民・創生から提案することを申し合わせた。

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