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2017年10月12日 (木)

別府市美術館が野口原に移転 12日からは市美展も

 昨年4月に発生した熊本地震の影響で、昨年7月1日から休館していた別府市美術館(西村駿一館長)が野口原の旧大分県立社会教育総合センターに移転し、12日にオープン。オープニング特別展として「第60回別府市美術展」(今日新聞社など後援)が開催されている。

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 新美術館の面積は3327平方㍍で、旧館に比べて約2倍のスペース。県内出身で活動する画家や版画家、書家の作品を設置した展示室など10室、主催講座などを行う研修室3室の、計13室がある。移転費用は2869万7千円。移転した作品数は美術品545点、文化財・歴史資料412点の計957点で、現在約190点を展示している。開館時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時半)まで。月曜日は休館で、月曜が祝日の場合は翌日が休館となる。観覧料は小、中学生50円、高校生以上100円。小学生未満と70歳以上の人は無料。
 プレオープン式典が11日午後1時半から同館で開催され、関係者約100人が参加した。長野恭紘別府市長が「市の美術館が一時的にとはいえ市内になかったことは、多くの市民にさびしい思いをさせてしまったと思う。しかし、皆様の協力のおかげでこうしてオープンの日を迎えることができた。今まで以上に親しんでもらえる美術館として、今後も新たな工夫や企画を考え、1度も美術館に来たことがないという人にも来館してもらえたらうれしい」。来賓の三重忠昭別府市議会副議長(議長代理)が祝辞。長野市長、三重副議長、工藤利明大分県教育長、荒金大琳市美術協会会長、寺岡悌二教育長、西村館長がテープカットを行った。その後、西村館長が美術館の概要を説明した。
 式終了後に内覧会が行われ、参加者はそれぞれの部屋を見学し、作品の鑑賞をした。 
 市美展の開幕式が12日午前10時から行われ、約50人が参加した。荒金会長が「今年は60回の節目。これを契機にして、今後どういう風に運営していくか論議をしていきたい。開催100回を目指し、長い歴史のパターンを作りたい」とあいさつした。その後、荒金会長、阿南寿和別府副市長、工藤和男市美術協会顧問など関係者8人によるテープカットが行われた。
 作品は協会会員や公募による日本画43点、工芸・彫刻19点、洋画41点、書道122点、写真47点の272点を展示している。特別出品として、長野市長による書道「湧湧」もある。
 自身も書道「花」を出品している市内在住の波多野巳代子さん(76)は「書は見るだけでも心が落ち着きますね」と話した。
 市美展は29日までで、午前10時から午後6時(29日は午後4時)まで行われ、最終日の午後1時半には各部門入賞作の授賞式がある。

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