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2017年10月 6日 (金)

倒れた男性に心肺蘇生実施 向井病院看護師に感謝状

 別府市消防本部は6日午前10時、去る8月22日に市立南小学校体育館で倒れた50代男性を救助した向井病院勤務の看護士、平碰寿治さん(39)=亀川四湯の町=に感謝状を贈った。

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 感謝状を贈った河原靖繁消防長は「心肺停止の現場に遭遇して、的確な応急手当をしていただいたおかげで、男性は社会復帰をしたと聞いています。的確で模範となる行動で、消防にとっても大きなもとのとなりました。今後も消防行政に対して、お力添えをお願いします」と謝辞を述べた。
 現場にあたる南小体育館で平碰さんがミニバレーボールをしていると、隣で空手の組み手をしていた男性が倒れた。それに気づいた平碰さんは、男性に声かけなどをするが反応がなく、口から泡を吹き、血液中の酸素が欠乏するチアノーゼの状態となっていると判断。通報と自動体外式除細動器(AED)を持ってくるように依頼。胸骨圧迫を実施した。
 AEDを取り付けたところ、「ショックが必要です」と音声ガイダンスが流れたため、ショックを実施。その後、胸骨圧迫をしていたところ、救急隊が到着する直前に、男性は意識を取り戻した。現在は退院しており、社会復帰をしているという。
 病院の医師は、迅速で的確な対応がなければ、傷病者の命に危険を及ぼす恐れがあったと話していたという。
 平碰さんは「自然に体が動いた。看護士なので『助けないと』という気持ちが、そうさせたと思う。これまで、訓練で胸骨圧迫をしたことはあったが、実際の人にしたのは初めてだった。感謝状はもらえると思わなかった。看護士として当たり前のことをしただけで、男性が社会復帰をしたと聞いて、本当に良かったと思った」と話している。

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