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2017年11月30日 (木)

大分県統計教育研究会の発表会

 平成28、29年度大分県統計教育研究会の指定校となっている、別府市立山の手中学校(重岡秀徳校長)で28日午後1時15分、研究発表会が行われ、公開授業では、総合的な学習の時間として「別府学」に基づいた授業の様子を披露した。研究主題は「一人ひとりの学びを保証する授業のありかた~統計的探究プロセスを用いた『聴き合う』『学び合う』授業づくりを目指して~」。県内の小中学校の教員らが参加した。

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 全体会で古谷幸子研究会会長(大分市立松岡小学校長)が「この2年間、山の手中学校では、響き合う、学び合う授業実践に取り組んでもらいました。別府学でふるさと別府への誇りや心の育成の面で大きな成果を期待しています。ビッグデータ時代の子どもたちに必要不可欠なのは、統計的探究プロセスで情報を正確に捉え、客観的に考えることが出来るということ。各学校での実践の参考になればと思います」とあいさつ。
 重岡校長が「10年先は半数の仕事は機械にとってかわられると言われており、こんな時代にどんな教育をしたら良いか、日々悩んでいると思います。主体的で統計的で深い教育が求められている。別府学は、統計的教育における学習活動で、必要な力を身につけられる探究プロセスだと思い、研究を進めています。様々な角度からご意見をいただきたい」と述べた。
 参加者は1年3組と2年3組の教室に分かれて授業を見学した。2年3組の授業では「私たちがやりたいこと27の別府1UPプロジェクト」をテーマに、9つのプロジェクトを考え、プロジェクト班がバラバラになって9班に分かれて2分間のプレゼンテーションを行った。各班にはアドバイザーの大人が入り、生徒に質問したり、感想を述べたりした。「砂湯でクルーズ!」では、クルーズ船で景色を見ながら堪能できる砂湯を提案。「とり天を全国に広めよう!」では、オリジナルキャラクターを考えた。外国人留学生が多い特徴を生かし「APUの学生による出張授業」や、地獄蒸しに合う新しい調味料を各国の代表的な調味料で考案するなどと発表した。
 全員がプレゼンに対する評価表を書いて渡し、評価表を元にプロジェクト班ごとに内容を再検討していた。
 1年3組は別府の宝である「温泉」について、7班に分かれてプレゼンを行った。地形と温泉の関係や別府の名物としての地獄、昔の天皇の入った温泉など様々な角度から温泉について考えた結果を発表した。
 引き続き、授業研究会があり、授業の様子から感じたことなどについて意見交換をした。

2017年11月29日 (水)

無用の用

 別府市内の各町自治会で、防災訓練が行われており、先日は内竈自治会の訓練の取材をした。
 放水や車イス試乗などの訓練があり、最後に婦人部による炊き出しの「ぶた汁」が振る舞われ、参加者は冷えた身体を芯から温めた。この「ぶた汁」は、ハクサイ、ニンジン、ゴボウ、サトイモ、シイタケ、豚肉など具沢山で、今回は150人分を作っていた。
 被災したとき、この温かい「ぶた汁」は身も心も芯から温めることになる。しかし、そんな状況はないにこしたことはない!(田口)

国交正常化45周年を記念して 日中6人の作品を展示

 別府市美術協会、上海市人民対外友好会議、上海呉昌碩記念館主催の日中国交正常化45周年記念「別府・上海友好交流6人書画展」が28日午後3時、別府市美術館で始まった。期間は12月3日まで。時間は午前10時から午後5時まで、最終日の3日のみ午後4時まで。今日新聞社など後援。

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 今回の書画展は、今年5月19~23日に上海市呉昌碩記念館で開催された書・画作品展の移動展。日中国交正常化45周年を記念して、書・画による作品展を開催し、芸術・文化の発展と振興を図るとともに、さらなる友好関係の深化が目的。
 開幕式では、来賓の阿南寿和別府市副市長(市長代理)が「今回の作品展は、日中6人の有名な作家の作品が展示されていると聞いています。この作品展をきっかけとして、別府市と上海市の交流がさらに深まることを期待しています」。
 曹海炯・上海市人民対外友好協会常務理事は「呉昌碩氏は、日本の芸術家と親交を深めており、国を越えての友好交流は中日に架け橋となっています。中日で有名な作家が別府に集まり、作品展ができることは中日書画交流の新しい1ページが記されたと思います」、村山富市元内閣総理大臣もそれぞれあいさつした。
 主催者を代表して、荒金大琳別府市美術協会会長が「この作品展を通じて、別府と呉昌碩記念館の友好が、ますます発展するようになればと思います」と述べた。
 続いて、村山元内閣総理大臣、阿南副市長、寺岡悌二市教育長、梅野朋子市観光協会長、蔡建平・上海呉昌碩記念館管理委員会秘書長、画家の張國恩さんの6人がテープカットを行った。
 テープカット後、出席者は会場内の作品69点を見て回った。

さんふらわあ乗り場でテロ対策訓練

 おおいた観光サービス、フェリーさんふらわあ別府支店主催、別府警察署協力の「テロ等にかかわる不審者(物)発見時の初動措置訓練」が28日午後1時半、フェリーさんふらわあ1階及び周辺で開催され、23人が参加した。今回で4回目。

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 県指定管理者の(株)おおいた観光サービスは、昨今、国内外におけるテロなどの事件を未然に防止・対応するため、県港湾課の指導に基づき、株式会社フェリーさんふらわあ別府支店と協働で訓練を計画している。初動対応、関係機関への報告・通報や個々の役割分担を認識させ、災害などの未然防止に備えることが目的。
 午後5時半、1階待合室で「フェリーさんふらわあ」の乗客が乗船待機や乗船手続きで混雑している中、爆発物らしき不審物を発見する―と想定した。
 奥村伸幸おおいた観光サービス代表取締役が「テロなどは身近で起こらない、と思わないように。安心と安全を提供することが、最大のおもてなしです」とあいさつ。
 訓練が開始し、別府国際観光港駐車場勤務員が巡回勤務中に待合室1階ベンチに「リード線などがつながった爆発物の入った透明の箱」を発見。周囲に所有者らしき人物がいないため、上司の事務所長に電話で報告。所長の指示で、フェリーさんふらわあ受付カウンターに行き、受付勤務員に現状を報告。校内放送をするとともに乗客の避難誘導をした。
 110番通報を受けた警察官が、現場に到着。爆発物を確認後、上屋内に誰も残っていないかを上屋内を見て回った。

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 かばんを持った不審者がおり、警察官2人が職務質問。その途中、不審者は「かばんは自分のものではない」「友人を待っている」などと話した。かばんの中身を確認し、ボディチェックも終えると、警察官が別府署に任意同行した。
 続いて、実際に爆発物を見かけたときの注意事項を学んだ。
 訓練終了後、里見雅克別府警察署警備課長が「爆発物を発見したら、近づかないでほしい。また、テロは海の向こうの話しではない。別府市では起きないという考えは、持たないように」。
 フェリーさんふらわあ別府支店の桑村裕人支店長が「今回のような事案が、発生しないとは考えづらい。今回の訓練を活かして、実際に起きたときは素早く、的確に対応しましょう」とそれぞれ講評した。

2017年11月28日 (火)

熊谷、竜田両家の慶事

 熊本県熊本市在住の熊谷和利さんの長男崇彦(たかひこ)さんと、別府市在住一灯園勤務竜田浩さんの長女侑茄(ゆか)さんの結婚披露宴が25日午後、杉乃井ホテルで行われた。

 新婦の父浩さんは、八幡朝見神社の神輿渡御を手がける本音會の歴代会長。披露宴は新郎新婦の友人はじめ、多くの本音會関係者がつめかけた。

 新郎は平成2年熊本市出身。ルーテル学院高校―別府大学と進み、野球部に所属したスポーツマン。新婦は平成4年別府市生まれ。別府商業高校卒業後、明星国際ビューティーカレッジに進み、美容師免許を取得、3年前まで大分市のビーナス美容院に勤務していた。2人は学生時代のバイト先で知りあい7年間の交際を経てめでたくゴールイン。新婦の母、幸子さんが病気療養の末、今年の5月に逝去。翌6月には2人の間に長女の琴幸(こゆき)ちゃんが誕生、天国の母親が2人の門出を見守った。披露宴では来賓代表として長野恭紘市長、嶋幸一県議らが、2人の門出を祝辞で飾った。新郎崇彦さんは市内の建設会社に勤務、トビ職人として腕を磨いている。 (陽)

別府商工会議所 永年勤続164人など表彰

 別府商工会議所(西謙二会頭)は「平成29年度商工従業員永年勤続者表彰式、永年会員感謝状贈呈式」を28日午前11時、ビーコンプラザ3階国際会議室で行った。商工従業員永年勤続者164人に表彰状、永年会員38事業所に感謝状が贈られた。

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 勤続40年の被表彰者、30、20、10、5年の代表者に表彰状、永年会員の満60、50、40、30年の代表事業所に感謝状が、西会頭からそれぞれ贈られた。
 西会頭が「表彰を受けた永年勤続優良従業員の皆さんには、今後とも職場の模範として職務に精励して下さい。また、永年会員の感謝状を受けた会員事業主は、30年以上にわたり、商工会議所の事業活動の推進に多大な貢献をいただいていることに衷心より感謝します。これからも、職場における皆さん一人ひとりの日々の研さんと努力が、何よりも大切なものになります」と式辞を述べた。
 来賓の山本章子大分県東部振興局長(大分県知事代理)、長野恭紘別府市長、黒木愛一郎別府市議会議長もあいさつした。

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 受賞者を代表して荒金通子さん(学校法人別府大学)が「現下の厳しい経済環境を乗り切るには、企業に従事する私たちが、これまで以上にたゆまぬ努力を重ね、心を一つにし、更なる精進に努めなければならないと思っています。この受賞を契機に、これまで以上に皆さんのご期待に添えるよう、一層精進してまいります」と謝辞を述べた。
 勤続20~40年表彰者は、次のとおり(敬称略)。勤続5~10年、永年会員事業所は、明日以降に掲載する。
 【永年勤続者】▽40年=平尾啓治(三光建設工業株式会社)、上野ヌイ子(三嶋堂製菓)、岩本博(株式会社サンクリエイト)、首藤秀二(株式会社釘宮メガネ)、財津一元(同)、大野一子(学校法人別府大学)、荒金通子(同)、松崎武志(杉乃井ホテル&リゾート株式会社)、進則子(同)
 ▽30年=吉野庸子(べっぷ日出農業協同組合)、樋口英二(株式会社ユウキ)、小田潔(同)、能美康彦(別府ロープウェイ株式会社)、生地正(株式会社釘宮メガネ)、入田昌之(株式会社西石油)
 ▽20年=加藤久和(株式会社安部組)、高橋正義(株式会社エトーシン)、菊池裕二(べっぷ日出農業協同組合)、生駒一樹(同)、宗和寿(同)、大野千鶴(同)、田口祥一(三光建設工業株式会社)、井上隆(同)、藤原ユクノ(有限会社松秀)、久保美佐子(同)、友永忠幸(有限会社友永設備工業)、安波友行(同)、野上和子(株式会社セスナ)、大野小百里(同)、幸貴之(株式会社三洋産業)、三重野貴子(同)、二宮良民(同)、佐藤寧(同)、川野文啓(同)、吉秋恵子(株式会社別府扇山ゴルフ場)、田原正子(有限会社谷口紙業)、佐藤由紀(株式会社ツツミ技研)、佃よう子(第一ビル管理株式会社)、合原涼介(つるみ観光株式会社)、宮﨑●一幸(株式会社別大興産)、浜田健次(学校法人別府大学)、瀬戸山賢介(同)、山上晃太郎(杉乃井ホテル&リゾート株式会社)、川本富生(同) (つづく)

陸自九州の各部隊からレンジャー

 陸上自衛隊第41普通科連隊の平成29年度第38期部隊集合教育「レンジャー」帰還式が27日午前9時15分から、別府駐屯地で行われた。

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 レンジャーは、自衛隊の訓練の中でも過酷な訓練を終えた者に与えられる戦闘特技で、肉体的にはもちろんのこと、強い精神力も求められる。今回は、第41普通科連隊(別府駐屯地)、第4偵察隊(福岡駐屯地)、対馬警備隊(対馬駐屯地)、第4戦車大隊(玖珠駐屯地)、第5地対艦連隊(北熊本駐屯地)、第4特科連隊(久留米駐屯地)、西部方面特科隊(湯布院駐屯地)から28人が参加し、20歳から34歳までの20人がすべての訓練を終え、帰還を果たした。
 9月4日から基本訓練、行動訓練などが行われた。最終想定は、24日から1人総重量約40~50㌔㌘の装備で、久住連山及び由布岳一帯で給水、給食の制限を受けながら、不眠不休で約50㌔の距離を訓練しながら歩いて移動するという過酷なもの。
 顔も迷彩色にしたレンジャー訓練隊が、各部隊や関係団体、家族らが出迎える中、しっかりとした足取りで駐屯地に戻ってきた。
 学生長の後藤雅仁3等陸曹(34)=第41普通科連隊第3中隊=が帰還を報告。山田憲和第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令が隊員を労い、全員のレンジャーバッジを渡し「無事、帰還よかった。おめでとう。各中隊はこれからも計画的に鍛え、レンジャーを養成するよう要望する。途中で断念したものは、弱いところを鍛え直し、来年またチャレンジしてほしい。家族への感謝、中隊への感謝、地域への感謝を忘れず、謙虚な気持ちで心身を鍛え続けてほしい。養成訓練よりも錬成訓練の方が大切だと考えている。今日はしっかりと体を休めてほしい」と訓示。
 来賓の阿南寿和別府市副市長(市長代理)が「我々の想像を越える厳しく過酷な訓練だったと思います。国外では緊張状態があり、国内では毎年のように自然災害が発生しており、国民の自衛隊に対する期待は高まっています。この自信を糧にしてさらに飛躍してください」と激励した。
 隊員は各中隊に戻り、中隊ごとに花束を贈呈したり胴上げするなど無事の帰還を祝った。また、出迎えた家族らと一緒にゆっくりとした時間を過ごした。

姉妹都市バースとの絵巻物が完成

 別府市と姉妹都市英国バース市との友好事業「絵巻物プロジェクト」で作った絵巻物を披露するため、バース別府友好協会(ポール・クロッスリー会長)が27日午前8時50分に南立石小学校(甲斐成昭校長)を訪問した。6年生71人が参加。

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 絵巻物プロジェクトは、別府市とバース市の児童、生徒がそれぞれの都市にちなんだ食べ物、風景、有名人、天気、スポーツ、温泉などのカテゴリーについて絵を描き、それらをつなぎ合わせて1つの絵巻物として完成させるもの。制作を通して子どもたちに、姉妹都市である双方の文化を知ってもらうきっかけを作るのが目的。別府市からは南立石小学校と青山中学校が参加し、今年2月13日に作った。巻物の一部は、バース市の東アジア美術博物館で今年6月に行われたジャパンフェスティバルで公開された。
 バース市との交流は1991年6月、当時の同市観光マーケティング部長が別府を訪れ、別府を気に入ったことから始まった。1994年に姉妹都市の調印をした。2013年にバース市公式訪問団が来別、2016年に別府市公式訪問団がバース市を訪れるなど、活発な交流を行っている。
 クロッスリー会長が「皆さんとお会いできることを楽しみにしておりました」と話し、バース市と別府市の友好関係の経緯や、イギリスの歴史と文化について説明。その後、バース市の児童生徒が絵巻物を制作している様子の写真などを紹介した。
 絵巻物は約18㍍と約25㍍の2つあり、それぞれに別府タワー、ビーコンプラザ、とり天、だんご汁など別府、大分の建物や名物、イギリスの国旗、スコーン、ラグビー、ピーターラビットなどが描かれている。児童はバースの人が描いた絵を「うまいなあ」「とてもキレイ」などと言いながら見ていた。最後に、クロッスリー会長が甲斐校長に、バースの風景が載っているカレンダーを贈呈した。
 松尾さくらさん(12)は「とても絵がうまいなと思った」。中島蒼さん(12)は「バースの人が描いた日本のものの絵があって、とても雰囲気が出ていた」とそれぞれ話した。
 クロッスリー会長は「両市の関係がさらに深まった。今後はバース市民と別府市民1人ひとりのつながりが深まってほしい」と話している。
 同協会は同日午後4時15分に、青山中学校(福田正気校長)にも訪問した。

2017年11月27日 (月)

「大分香りの博物館」開館10年記念

 大分香りの博物館の開館10周年記念イベントが25日午後4時から、同館で開催され、約130人が参加した。

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 第1部は、九州大学大学院システム情報科学研究院の都甲潔教授を講師に迎え、「匂いと味を視覚化する」をテーマに講演した。
 人の五感は、視覚(光)・聴覚(音波)・触覚(圧力、温度)は精神に近い感覚でとらえ、味覚・嗅覚は生命・身体に近い感覚でとらえる。化学物質を測ったからといって、味・匂い・香りが分かるわけではないという。しかし、味・匂い・香りは測れるのかという疑問がある。
 「2007年、甘味・塩味・苦味・酸味・うま味の5つの味質に分解することで、味の数値化(デジタル化)に世界で初めて成功した」と述べた。
 味覚センサを用いた開発例として、「飛行機内で本当においしいコーヒーを楽しんでいただきたい」という意見があり、数値化することで①必要な豆だけを選ぶことができる(仕入れ、製造効率の改善)②データベースから候補を取り出す(開発時間の短縮)③味を変えずに価格を抑えることができる(価格削減)――がある。
 またハイブリッドレシピとして、味噌ラーメンとマヨネーズを混ぜると「とんこつラーメン」に、トマトと砂糖で「イチゴ」になるなどを説明した。
 講演終了後、香りの演奏会「マリー・アントワネットの香りとピエスの香階音楽の共演」が行われた。岩下倫之さん(バロックフルート)、渡辺久仁子さん(チェンバロ)、柳谷一弘さん(チェロ)による三重奏で開幕。続いて、岩下さんと渡辺さんの演奏で「恋のうぐいす」「シチリアーノ」など4曲を演奏した。

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 記念式典では、二宮滋夫・別府大学理事長、来賓を代表して廣瀬祐宏県企画振興部長(県知事代理)がそれぞれあいさつ。
 江崎一子大分香りの博物館館長が、10年間の歩みを語った。

別府ONSENアカデミア

 別府ONSENアカデミアが25、26日、ビーコンプラザで開催され、温泉に関する講演会や分科会、温泉会議などが行われ、多くの温泉地の関係者が参加した。昨年に続いて、2回目の開催。

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 25日の開会式で、長野恭紘別府市長は「昨年アカデミアを開催して、学んだこと、新しい発見、新たなつながりを持てたと思う。温泉は、世界的にも貴重な天然資源。貴重な資源を保護しながら、利活用し地域振興を図っている。食、美容、文化などと組み合わせながら、魅力に磨きあげる取り組みが各地でされています」とあいさつ。来賓の岡本天津男大分県観光・地域局長(知事代理)、黒木愛一郎別府市議会議長、山本麻衣環境省自然環境整備課温泉地保護利用推進室長が祝辞を述べた。
 記念講演では、別府市と姉妹都市である、英国バース市のポール・クロッスリー前市長が「世界遺産英国バース市の温泉活用」、昨年のアカデミアで公開した動画を基に今年7月に別府ラクテンチで開催された「湯~園地」の総合プロデューサーを務めた清川進也氏が「“湯~園地”による別府市の地方創生」と題して、それぞれ行った。
 バースでは、古代から温泉が親しまれており、王立温泉病院など温泉を治療として活用してきた歴史もある。クロッスリー氏は「1978年の調査で、致命的な病原菌が見つかり、全面的に温泉施設の利用が禁止されたが、1980年に再び利用できるようにしようという議論が始まり、2006年に再開できた。リラクゼーションだけでなく、スポーツや飲食を楽しめる場所になっている。流行は常に移り変わるものだが、源泉が危機的状況にさらされることはあってはならない。活力の源としてのスパ。湯治の効果は、温泉だけのおかげではなく、周辺の美しい建物やホテル施設としての価値が求められている。バースの神髄は、効能のある温泉と健康と幸福をもたらすこと」などと話した。クロッスリー氏の妻マーガレットさんも加え、清川さんとパネルディスカッションもあった。
 分科会では、「温泉入浴によるアスリートのリカバリーとパフォーマンスの向上」「温泉とアクティブシニア層の健康増進」「温泉の町別府における障がい者スポーツの現状と今後の展望」の3つをテーマに、それぞれ講演やパネルディスカッションが行われた。

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