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2017年11月27日 (月)

「大分香りの博物館」開館10年記念

 大分香りの博物館の開館10周年記念イベントが25日午後4時から、同館で開催され、約130人が参加した。

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 第1部は、九州大学大学院システム情報科学研究院の都甲潔教授を講師に迎え、「匂いと味を視覚化する」をテーマに講演した。
 人の五感は、視覚(光)・聴覚(音波)・触覚(圧力、温度)は精神に近い感覚でとらえ、味覚・嗅覚は生命・身体に近い感覚でとらえる。化学物質を測ったからといって、味・匂い・香りが分かるわけではないという。しかし、味・匂い・香りは測れるのかという疑問がある。
 「2007年、甘味・塩味・苦味・酸味・うま味の5つの味質に分解することで、味の数値化(デジタル化)に世界で初めて成功した」と述べた。
 味覚センサを用いた開発例として、「飛行機内で本当においしいコーヒーを楽しんでいただきたい」という意見があり、数値化することで①必要な豆だけを選ぶことができる(仕入れ、製造効率の改善)②データベースから候補を取り出す(開発時間の短縮)③味を変えずに価格を抑えることができる(価格削減)――がある。
 またハイブリッドレシピとして、味噌ラーメンとマヨネーズを混ぜると「とんこつラーメン」に、トマトと砂糖で「イチゴ」になるなどを説明した。
 講演終了後、香りの演奏会「マリー・アントワネットの香りとピエスの香階音楽の共演」が行われた。岩下倫之さん(バロックフルート)、渡辺久仁子さん(チェンバロ)、柳谷一弘さん(チェロ)による三重奏で開幕。続いて、岩下さんと渡辺さんの演奏で「恋のうぐいす」「シチリアーノ」など4曲を演奏した。

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 記念式典では、二宮滋夫・別府大学理事長、来賓を代表して廣瀬祐宏県企画振興部長(県知事代理)がそれぞれあいさつ。
 江崎一子大分香りの博物館館長が、10年間の歩みを語った。

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