本紙購読

特集ページ

« 温泉課担当者会議を別府で開催 | メイン | 別府ONSENアカデミア »

2017年11月25日 (土)

APUが初めて民間から公募

 立命館アジア太平洋大学(APU)は、現在の是永駿学長が今年12月末で任期が満了となるため、開学以来初めて、候補者を公募して民間から次期学長を選考し、ライフネット生命保険株式会社創業者の出口治明氏(69)が決定。24日午後4時、キャンパス内で記者会見を行った。

1125t3

 これまでAPUの学長は、学校法人立命館の中で、総長と理事長が相談して決められてきた。坂本和一氏(2000年1月~2004年3月)、モンテ・カセム氏(2004年4月~2009年12月)、是永氏(2010年1月~現在)と続き、出口氏で4代目となる。
 会見で、選考委員長を務めた今村正治副学長は「(学長選考で)これまで、APUの意向が反映されていなかった。開学から20年が経とうとしており、そろそろ自分たちの意向を反映させた学長をと願い、理事会が認めてくれた。選考委員会は、教員、職員、卒業生10人で構成し、うち4人は外国人。自分たちで選ぶ以上、公募にしようと決めた」と経緯を説明。出口氏に決定した理由について①ライフネット生命の創業者として、常識にとらわれない起業の経験②強固な国内外のネットワーク③広く深い教養④大学という世界はダイバーシティだが、APUはさらに多文化であり、束ねていく上で、現場の声に耳を傾けて運営をしてきた出口氏はトップにふさわしいーの4つを上げた。
 出口氏は「ライフネット生命を立ち上げる2年ほど前に、東京大学総長室アドバイザーをして、大学って本当に大事だと思った。その国の将来や、10年後、20年後の競争力は大学にあるのだと改めて目を開かれた思いがして、大学の仕事をずっとやっていこうと思ったこともあった。いいスタッフを集め、いい学生を集め、いい教員が研究を行う。それが大学の基本的な役割だと思う。私は、その環境を整えることが一番の責務だと考えている。APUは、普通の大学とは異なり、地域と深く密接な関係を持っている“グローカル”な素晴らしい大学だと思う。初めてのチャレンジで微力ですが、あらゆる皆さんと緊密にコミュニケーションを取って、財務基盤を強化し、APUの世界における地位を少しでも上げていけるように精一杯頑張りたい」と決意を語った。
 任期は来年1月1日から3年間。現在は東京在住でライフネット生命と業務委託契約を交わして「出口塾」などをしているが、それも12月末で終了させ、別府に移り住むという。
 初めて、公募とういう形で、民間から学長を迎えるAPU。2008年に日本国内では74年ぶりとなる独立系の生命保険会社として運営をスタートさせ、2012年には東証マザーズに上場。若手社員と常にコミュニケーションを取りながら、着実に成長させ、インターネットによる生命保険で変革をもたらした出口氏の手腕に注目が集まる。

google

  • 検索(β)

    サイト内検索
    ウェブ全体から検索

大分の天気