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2017年12月19日 (火)

「フロムーン別府ハウス」落成

 別府市は、おためし移住施設「フロムーン別府ハウス」の落成式を18日午後3時、楠町の現地で実施した。

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 空き家の有効活用と移住・定住を推進するもので、別府市に移住を希望する人が、まずはお試しで住んで町を体感してもらおうというもの。面積は64・98平方㍍で、1LDK。テレビやソファー、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、IHクッキングヒーターがある。また、お風呂は源泉掛け流しの温泉となっている。設計・施工は大分県建築士会別府支部。
 外観の玄関部分は、大正ロマンを思わせる擬洋風建築で、内装は大分県産材の自然素材を使っている。アプローチは様々な色合いの別府石を敷き込んで、変化をもたせている。
 18日から受け付けが始まり、希望者は申込用紙に必要事項を明記して、本人確認添付書類、事前アンケートを市役所にメール、ファクス、郵送で送る。応募者多数の場合は抽選を行い、当選者に通知。利用料金の納付を確認後、カギの受け渡しを行う。利用は5泊以上10泊以内で、1泊5千円。

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 また、利用者には「別府市ハーフ住民クラブ」に加入してもらう。ハーフ住民クラブ会員は、SNS等で積極的に別府の情報を発信してくれる人に会員になってもらい、交流人口を定住人口へ結びつける制度。対象は、別府市街に住民登録があり、フロムーン別府ハウスの利用者、市内の旅館、ホテル等に1年間の間に通算5泊以上する人、その他市長が認める人。ホームページからダウンロードして申請を。入会金、年会費は無料。会員証を発行し、別府に滞在中は一部の行政サービスを市民と同様に受けることが出来る。
 落成式で長野恭紘別府市長は「快く貸していただいたオーナーさんに心から感謝します。移住、定住の前段階でプチ移住をしてもらうためのもの。ハーフ住民クラブという新しい制度も導入し、新しい取り組みを掛け合わせて別府の新しい良さを発信できればと思う。地元の皆さんには、戸惑うこともあるかもしれませんが、よろしくお願いします」とあいさつ。来賓の黒木愛一郎市議会議長が祝辞を述べた。
 設計を担当した浅野健治県建築士会別府支部長が「楠港が見えるこの地は、大正初期から昭和に賑わったということで、大正ロマンをデザインに入れた。建具は、浜脇高等温泉で使われていたドアのデザインを採用しました。清潔感をという要望でしたので、白を基調にしました。お風呂には高崎山と別府湾、湯けむりの壁画を描き、別府らしさを出した」と説明。
 長野市長、黒木議長、西謙二別府商工会議所会頭、堀精治市旅館ホテル組合連合会専務理事(会長代理)、オーナーの二宮浩彰さん(39)=愛媛県八幡浜=がテープカットをした。第1号入居者は、お笑い芸人のダイノジで、2人が別府への愛を語った。
 その後、内覧会が行われ、間仕切りをなくした広い室内に温泉のお風呂の様子などを見て回った。オーナーの二宮さんは「元々はひいおじいちゃんとひいおばあちゃんが暮していた家で、祖父母が受け継ぎ、その後は一番近い所にいる私が受け継ぎました。しかし、管理がなかなか行き届かずに、別府市からお話をいただいて、喜んで貸すことにしました。多くの人に利用してもらえれば」と話した。

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