別府市と西日本シティ銀行 観光振興に特科して連携強化
別府市と西日本シティ銀行(谷川浩道頭取、本店・福岡市博多区)は、観光振興連携協力に関する協定を結び、21日午後2時半、別府市役所で締結式を行った。
相互の連携を強化し、それぞれが持つ物的、人的、知的資源を有効に活用し、観光振興を軸とした地域全体の活性化を図る。
長野恭紘別府市長と入江浩幸西日本シティ銀行取締役執行役員が協定書を交わし、握手をした。長野市長は「観光振興に絞っての協定で、連携にかける思いを感じてもらえると思う。これから世界に展開する中で、協定は武器になると思う。連携を強固なものにしていきたい」。
入江専務は「店舗は185ほどあるが、福岡を除くと大分県は九州で一番多い。別府支店は昭和20年に開店し、来年1月には立て直す計画もある。13の自治体と包括協定を結び、内容を絞った協定も4つあるが、観光に関しては初めて。身を引き締めて頑張りたい」とそれぞれあいさつをした。
今後は、西日本シティ銀行が海外に展開している4店舗を拠点にインバウンド誘致の協力、交流人口、観光消費額拡大、広域での観光振興などを協力して行う。