八幡朝見神社で御神火採火式
第104回別府八湯温泉まつりが30日、5日間の日程で開幕した。
八幡朝見神社で同日午前9時、扇山火まつりで用いられる御神火の採火式が斎行され、関係者12人が参列した。
神事を執り行う中、火鑽杵と火鑚臼で御神火をつけ、種火が木箱に収められた。
長野恭紘別府市長、梅野朋子別府まつり振興会会長(市観光協会長)、権藤和雄別府八湯温泉まつり実行委員長、荒木秀登市扇山採草組合長が玉串を奉げた。
採火式終了後、八幡朝見神社から荒木組合長に種火の入った木箱が手渡された。
荒木組合長は「昨年の経験を活かせるよう、役員ミーティングを重ねてきました。これまで以上に安全に考慮して、開催します。夜間に行う火まつりとしては日本一の面積を誇りますので、全体が見れる場所で楽しんでほしいです」。
権藤実行委員長が「今年は天候に恵まれて、本日開催されます。安全第一で挙行しますので、市民、観光客の多くの皆さんに見ていただき、楽しんでもらえればと思います」とそれぞれコメントした。
扇山火まつりの火入れは同日午後6時半から、予定通り行う。
なお、温泉まつりの開催神事「開催奉告祭」は4月1日午前9時、八幡朝見神社で斎行される。