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2018年4月18日 (水)

安心と安全の確保のために

別府市消防長に就任
本田 敏彦(ほんだ・としひこ)さん(58)

 「今年は世界温泉地サミット、来年はラグビーワールドカップがあり、多くの観光客が訪れる。大規模店舗への査察など予防にも力を入れ、市民だけでなく観光客の安心、安全を確保しなければならない」と切り出した。

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 今年度、市消防団長も新任。消防に新しい風を入れて、車の両輪として一致団結して対応に当たりたいという。
 「署員には、自分たちが誇れるような市消防本部にしてほしい。消防本部、消防署の全員が同じ目標を持ち、同じ方向を向くこと。災害時は、その気持ちを胸に限られた資器材でシンプルに活動するように指導している。そして、ベテランには消防署に配属されたときの気持ちを思い出し、新たな気持ちで訓練や現場活動をしてほしい」と続けた。
 市民には「校区や地区で行われる訓練には、積極的に参加してほしい。救命処置や消火器の使い方などを経験していると、それが災害時に活きることとなる。住宅用火災警報器を設置することが、命を守ることにつながる。災害は、他人事と思わず、危機感を持ってほしい」と呼びかける。
 市消防署員時、阪神淡路大震災が発生、現場で支援派遣の経験も。
 取材時に、中津市耶馬渓町で大規模な山崩れがあり、市消防本部から救助隊と救急隊の計8人が出発した。
 「送り出す方は、2次災害に巻き込まれないか、けがはしていないかなど、気が気ではない。現場から戻ってきたら、経験したことを他の職員に伝えてほしい」と話した。
 昭和34年生まれ、別府市出身の58歳。昭和52年3月に高校を卒業し、一般企業に就職。59年4月に消防士を拝命し、県消防学校に6カ月入校。振り出しは本署消防隊だった。平成26年4月に市消防署第1中隊長、28年4月に消防署長を務め、30年4月に消防長を拝命した。
 趣味は物作りで、本棚やテーブルなどを作った。
 好きな言葉は、「使う鍬(くわ)は錆びない」。訓練などを怠ると、技術などは訓練前に戻ってしまう。新しいことを学ぶなど努力をしていなければ、技能や知識は進歩しないし、経験に勝るものはない。

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