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2018年5月31日 (木)

「こむぎ」の癒し

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 亀川中央町にある「海の見える丘のアトリエ」(伊島ふじ子オーナー)の店内には、マスコットのネコ「こむぎ」(メス、6歳)がいる。店内をくまなく歩き回る姿は愛くるしく、お客さんがわざわざこむぎに会いに来ることも。お気に入りは伊島オーナーが手作りしたダンボールハウス。
 伊島オーナーは「7年前に大分空港のそばで保護し、ずっと飼っています」と話している。(大平)

別府アルゲリッチ音楽祭 室内楽コンサート

 第20回記念別府アルゲリッチ音楽祭の「室内楽コンサート~アルゲリッチMeetsフレンズ 響き合う瞬間」が30日午後7時、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開催され、約950人が来場した。

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 初めに、20回記念しいきアルゲリッチハウスレジデント・デュオとしてデビューした竹澤恭子さん(バイオリン)と川本嘉子さん(ビオラ)が「パッサカリア」を演奏した。
 続いて、マルタ・アルゲリッチ氏(ピアノ)と長女のリダ・チェン・アルゲリッチ氏(ビオラ)が登場すると、観客から大きな拍手が起こった。
 母娘が共演し「おとぎ話の挿絵op・113」の演奏を終えると、会場から「ブラボー」と歓声があり、拍手が会場内に響いた。
 豊嶋泰嗣さん(バイオリン)と向山佳絵子さん(チェロ)が「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番H・157」、マルタ・アルゲリッチ氏と川本さんが「チェロとピアノのためのソナタ ニ短調」を演奏し、前半が終了した。

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 休憩後、三浦一馬さん(バンドネオン)、リダ・チェン・アルゲリッチ氏、向山さんの3人が「ル・グラン・タンゴ(三浦さんによる編曲版)」、竹澤さんと川本さんが「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調K・423」、マルタ・アルゲリッチ氏、豊嶋さん、向山さんの3人が「ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op・49」をそれぞれ演奏した。
 演奏終了後、鳴りやまない拍手に答えて、マルタ・アルゲリッチ氏、豊嶋さん、向山さんの3人が「ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op・49」の第3楽章をアンコール曲として披露した。
 観客のスタンディングオベーションに、演奏者7人が登場し答えた。
 15回以上音楽祭に来ている大分市の主婦、廣瀬光枝さん(59)は「今回は最前列に座っているので、アルゲリッチさんのピアノの音がすごい。特に、引き始めの音が力強い。これからも、ずっと続けてほしい」と話した。

別府っ子応援事業

 別府社会福祉協議会(会長、長野恭紘別府市長)は、経済的な理由でスポーツ等の活動を断念せずにすむように支援する「別府っ子応援事業」を始める。社協が子ども個人を対象に経済的支援を行うのは、全国的にも珍しく、九州では初めての取り組むとなる。
 事業は▽小・中学生を対象とした活動支援▽高校生を対象とした奨学金支援▽子ども食堂への支援▽福祉教育の推進▽あなたにできる別府っ子支援アクションの募集ーの5つ。
 活動支援は、スポーツ活動、文化・芸術活動などの興味や学びたい意欲、才能がある子どもたちに対して、道具購入や活動のための受講料、保険料、チケット料などを支援するもの。小学生は2万円(30人程度)、中学生は3万円(25人程度)を支援。平成31年の7月から年4回募集を行い、10月から支給を開始する。
 奨学金は「別府市高等学校等奨学生」に該当しなかった生徒を対象とし、別府市が選考した15人に入学時、2年、3年への進級時に各3万円を支給する・募集は10月からで、市の奨学金と併用申し込みとなる。
 子ども食堂への支援は、子ども食堂を開始、運営するうえで必要な手続きやノウハウの情報を提供するとともに、開設支援や経費の一部を支援する。実施団体5団体に対し、2万円ずつを助成。7月から募集し、12月頃から支給を行う予定。
 福祉教育の推進では、福祉団体やボランティア団体と連携し、小中学生と保護者にボランティア活動へのきっかけづくりにつなげたい考え。新たに、福祉学習として、車いすや高齢者疑似体験等を通じて高齢者や障がい者の気持ちの理解、介護方法、コミュニケーションの取り方を学んでもらうと共に、福祉冊子を作成する。また、県社協と連携し、夏のボランティア体験月間を拡充。対象は、児童、生徒、学生、社会人等で、7月中旬から8月に実施を予定している。
 さらに、現在は1校のボランティア協力校を3校に拡充する。ボランティア協力校には、年間3万円を支援する。
 支援アクションでは、子どもたちへの支援に様々な形で参加してくれる一般の人を募集する。「空いた時間に活動のお手伝いをしたい」「時間や自信はないが、寄付をして支援をしたい」など、どんな形でも可能。
 事業の原資となるのは、平成27年に市民から遺贈されて設立した「別府っ子応援基金」。当面は基金で運用していくが、できるだけ長く事業を継続していくため、多くの人の協力を呼びかけている。

山の手と浜脇の統合中学校 地元報告会

 別府市教育委員会は、平成33年4月に開校を予定している「山の手・浜脇統合中学校(仮称)」の地元報告会を28日に南小学校、30日に山の手小学校でそれぞれ午後7時から行った。南では約20人、山の手では約10人が参加した。

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 基本コンセプトは「思いやりを育み、地域とともに歩む学校~みんなが行きたい みんなで育む みんなの学校~」。生徒1人ひとりが自己実現できるように支援し、社会的自立に必要な能力や態度を育てる。将来の変化に柔軟に対応でき、生徒の可能性を大きく引き出せるものにする。普通教室の前の廊下は通常よりも広めのスペースを取り、生徒同士や生徒と教員が交流できるロッカースペースとし、特別教室の前には、生徒の作品や教科ごとの展示が行えるメディアスペースを設ける。また、地域開放ゾーンとして、多目的ホールを作る。
 海の門と山の門を結ぶプロムナードは、今回、敷地を広げるために廃止となる秋葉通線を思い出させ、生徒や地域住民が行き交う賑わいの道として整備する。

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 災害時の対策として、体育館の近くに家庭科室を設置し、炊き出しの機能を持たせる。プールを3階に設置することで、災害時の体育館トイレやマンホールトイレに水を供給する。
 報告会で寺岡悌二教育長は「児童、生徒が減少し、どうしても統合しなければならない。地域の方や同窓生は寂しい思いをしていると思うが、新しい出発をしたい」とあいさつ。
 建設計画や学校の特徴などについて説明した。さらに、制服や校名についての報告もした。制服は、男子は詰め襟、スーツ、ブレザー。女子はセーラータイプ、スーツ、ブレザーで、キュロットやズボンも選択できる様にする。現在、保護者にアンケート調査を行っており、それを加味して制服検討会で話し合う。校名は一般公募の中から、開校準備協議会が6案にしぼり、教育委員会で協議をし、9月の定例別府市議会に上程したい考え。
 参加者からは、プロムナードが解放されていることから、安全性を心配する声や、秋葉通線が一部廃止となり迂回を余儀なくされることへの不満の声等があった。教育政策課では、地元とさらに話し合いを進めていくことや安全性確保のため、防犯カメラの設置などを検討することを説明した。
 会場には新しい校舎の立体模型なども展示され、参加者は興味深そうに見ていた。

2018年5月30日 (水)

立ち上がるべき時

 現在話題沸騰中の「日本大学」を卒業して40年。このほど日大時代の同級生が福島県と千葉県から来た。定年期を迎えたが、2人とも愚生と同様「現役」で頑張っている。
 日大の問題は単なるアメリカンフットボール部の試合内容だけではなく、大学の本質とその真相を究明するための、発端にすぎないという。日大のアメフトを日本一に育て上げたのは、12年前に亡くなった篠竹幹夫さん。「鬼の篠竹」と呼ばれた。合宿所に起居し選手とともに過ごし、亡きあと全財産を日大アメフトに捧げた。
 29日夜、関東学生連盟は内田正人監督、井上奨コーチを「除名」という最も重い処分を下し、当該選手を条件付き、期間付きの出場停止処分とした。また在籍中のアメフト部員は日大アメフト再生のための声明文を公表した。教育指導を受ける者と、それをほどこす者の人格格段の差を世に見せつけた。
 現状の日大について、大学を仕切る田中英壽理事長のワンマン体質、反社会的組織との交流、更には学園経営の不透明さに焦点が当てられそうだ。
 日大は来年開学130周年を迎える。大分県の校友会支部長は八坂恭介・元杵築市長。役員は前大分商工会議所会頭の姫野清高さん、別府の井上信幸元市長、西謙二別府商工会議所会頭らも日大OB。次々と遭遇する日大バッシングに眉をひそめる校友会員も多い。
 明治の終わり、日本法律学校として誕生した日大。現在中小企業の社長は圧倒的に日大出身者が占める。付属各校を含む「日大生」と名の付く者は、この時点で13万人。別府の人口より多い。年間運営の経費は約1800億円。立派な1部上場企業の風格。中小企業のワンマン経営の体質で乗り切れる状況ではない。人事を刷新して新たな出発をめざすべき時に来たようだ。
     (陽)

別府大学創立110周年記念 包丁儀式実演・講習会

 別府大学短期大学部栄養科は学園創立110周年記念「包丁儀式実演・講習会」を27日午前10時、別府大学メディア教育・研究センターメディアホールで開催し、約200人が参加した。

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 同科は、調理のできる栄養士の養成を特色の一つとして、毎年さまざまな料理講習会を開催している。今回は、包丁儀式の実演と、日本料理の歴史に係る講演会を企画し、日本料理の根源について学ぶことが目的。
 講師を、四條司家第41代当主で、NPO法人四條司家食文化協会理事長の四條隆彦さんが務めた。
 はじめに、200人が見守る中、四條さんがコイを素手で触れずに包丁刀と爼箸(まなばし)を使ってさばいた。
 続いて、「歴史の中の日本料理」をテーマに講演した。
 「中華や西洋料理は、ソースや調味料の味が強い。それと比べて、日本料理は素材の味を大事にしている。そして、作り手は食べる人のことを思い料理を作り、食べる側はその思いをくみ取る。それが、日本料理が持つ歴史ではないだろうか」と話した。
 講演終了後、学生を代表して同科の八尋美奈さん(19)が「日本料理の歴史が分かりました。古くから伝わる儀式を見ることができて、感激しました。食を預かる栄養士をめざすものとして、大変勉強になりました」とお礼を述べた。

南部、北部、西部の児童館まつり

 別府市の南部、北部、西部の各児童館は27日午前10時半から、各館で児童館まつりを開催した。それぞれ工夫したイベントがあり、多くの親子連れが訪れ、賑わった。

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 南部児童館(工藤英美館長)は、オープニングセレモニーで、中央保育所の児童が歌やダンスを披露。あそびのコーナーでは、輪投げやヨーヨー、バルーンアート、くじびき等があり、子どもたちは各コーナーを回ってゲームを楽しんだ。また、中庭では地域の人たちによる食べ物コーナーがあり、焼きそば、からあげ、綿菓子などが並び好評だった。

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 北部児童館(石和恵館長)は、チャレンジ学級を中止に、ゲームでビンゴ、工作教室等を行った。チャレンジランキングでは、子どもたちが得点の計算からタイムを計るなど運営を行った。午前中は、うらないコロコロ、やさいでゴルフ、くるくるチェンジ、午後からはマメマメおつまみ、どきどきボール、フライングシャトルの合わせて6ゲーム。マメマメおつまみでは、大豆、小豆、白豆をお箸で何個つかめるかを競った。つまみやすい白豆を中心にとるなど作戦を立てて挑む子も。工作教室「つくってあそぼう」では、ダンボールを丸めてこまを作って遊ぶなどした。

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 西部児童館(古田郁子館長)には、開会式に長野恭紘別府市長が参加し「子どもたちのために大人ができる限りの環境整備をしたい。保護者の皆さんにも悩みがあると思う。日頃からここで顔なじみになり、相談し合えるスペースになればと思う」とあいさつ。親子雅太鼓と少林拳模範演武が力強い演奏や演武を披露した。午前中は巨大オセロやこまづくり、午後は折り紙、牛乳パックジャンボヨーヨー作り、ビンゴ大会などがあり、盛り上がった。

別府警察署長が3人に感謝状

 別府警察署(木村浩和署長)は70歳代の行方不明高齢者の発見と保護をした3人に30日午前9時半、感謝状を贈った。

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 感謝状を受け取ったのは、いずれも上田の湯町、無職の今村ナツ子さん(83)、早坂千津枝さん(81)、筒井順子さん(68)の3人。
 木村署長は「今回は交番に届け出があり、署員で探していたところで、皆さんから連絡があり、無事に保護することができました。これは、皆さんが地域の安全と安心を見守る優しい心と行動の賜物だと思います」と感謝の言葉を述べた。
 今村さんが市内の路上で高齢の女性から話しかけられた。行きたい場所が変わったり、どこから来たなどの言動に違和感があったため、待ち合わせをしていた友人の早坂さんと合流。このまま一人にしておけないことから、知人の筒井さんに連絡した。筒井さんは別府警察署に通報するとともに、今村さんらと合流して、警察官の到着を待った。
 警察官が到着して、高齢女性は行方不明届けが出ており、捜索中だったことが判明した。
 今村さんは「当たり前のことをしただけ。またこのような事案に遭遇したら、声かけをして少しでも早く家族の元に返してあげたい」。
 早坂さんは「女性は周囲をキョロキョロと見ており、道に迷っている印象をうけた。男性だったら話ができなかったかもしれない。無事に帰ることができて良かった」。
 筒井さんは「当たり前のことをして、感謝状をいただき身に余る光栄です。自分もいつ高齢女性のような立場になるか分からない。困っている人には手を差し伸べたい」とそれぞれ話した。

別大附属幼稚園児が味噌を作る

 別府大学附属幼稚園の味噌作りが28日午前10時半、別府大学35号館1階実習食堂で行われ、園児41人、別大食物栄養科学部学生9人が参加した。今回で8回目。

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 大豆が味噌になることを知り、期待を持って味噌作りをする。それを通じて、大豆の特性を知り、味噌への関心を高めることが目的。
 大豆の入った袋が手渡された園児一人ひとりは、指で丁寧に一粒ずつつぶしたり、机の上に置いて手のひらで叩くなどいろいろな方法を試した。
 糀と塩を混ぜて作った「塩糀」に、つぶした大豆を入れた。それらを混ぜたものを園児は丁寧に丸めて「みそ玉」を作った。それを、幼稚園から持ってきたカメの中に入れた。その後、園児と担任が教室で重石などで圧力をかけて発酵させながら保管する。
 この味噌は、7月の湯布院キャンプでみそ汁として振る舞われる。また、年1回ある給食参観日(毎年1月中旬)で親も園児が作った味噌を味わう予定。

別府市総合教育センター補導員

 別府市総合教育センター補導員の任期満了(2年)に伴う委嘱式が29日午前1時半、市役所で行われた。

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 退任等補導員の楫原康修さん、渡邊津貴子さん、徳丸威一郎さん、佐藤恵子さん、河内直美さんに感謝状が贈られた。受賞者を代表して、11年間補導員を務めた渡邊さんが「声をかけると返事をしてくれた子どもの笑顔で元気をもらった。今後は、違う立場で健全育成に努めていきたい」を謝辞を述べた。
 委嘱式では、一般補導員65人、教員補導員24人、特別常駐補導員(警察官等)35人の計124人を委嘱。稲尾隆教育参事が代表者に委嘱状を手渡した。
 阿南寿和副市長(市長代理)は「連日、青少年が被害者や加害者になる事件が起きている。インターネットやスマートフォンの普及で新しい問題も出ている。幸い別府はここ数年は大きな事件・事故は発生していない。皆さんの地道な活動のおかげ」とあいさつ。木村浩和別府警察署長も「少年非行は年々減少しているが、小学生の非行が増え、低年齢化している。皆さんの協力が重要です」と述べた。
 引き続き、市総合教育センター補導員協議会(大鍜冶光子会長)の総会が開かれた。
 別府署と総合教育センターから、声かけ事案や補導状況について報告があった。議事に入り、平成29年度の事業・決算・監査報告、30年度事業計画案・予算案について審議、承認した。29年度の愛のパトロールは夏季1133人、冬季1007人が参加して実施された。補導活動は、愛の声かけを含め延べ1288人に対して行った。
 30年度も補導活動を中心に、研修会なども予定している。役員改選もあり、大鍜冶会長らが再任された。

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