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2018年5月30日 (水)

立ち上がるべき時

 現在話題沸騰中の「日本大学」を卒業して40年。このほど日大時代の同級生が福島県と千葉県から来た。定年期を迎えたが、2人とも愚生と同様「現役」で頑張っている。
 日大の問題は単なるアメリカンフットボール部の試合内容だけではなく、大学の本質とその真相を究明するための、発端にすぎないという。日大のアメフトを日本一に育て上げたのは、12年前に亡くなった篠竹幹夫さん。「鬼の篠竹」と呼ばれた。合宿所に起居し選手とともに過ごし、亡きあと全財産を日大アメフトに捧げた。
 29日夜、関東学生連盟は内田正人監督、井上奨コーチを「除名」という最も重い処分を下し、当該選手を条件付き、期間付きの出場停止処分とした。また在籍中のアメフト部員は日大アメフト再生のための声明文を公表した。教育指導を受ける者と、それをほどこす者の人格格段の差を世に見せつけた。
 現状の日大について、大学を仕切る田中英壽理事長のワンマン体質、反社会的組織との交流、更には学園経営の不透明さに焦点が当てられそうだ。
 日大は来年開学130周年を迎える。大分県の校友会支部長は八坂恭介・元杵築市長。役員は前大分商工会議所会頭の姫野清高さん、別府の井上信幸元市長、西謙二別府商工会議所会頭らも日大OB。次々と遭遇する日大バッシングに眉をひそめる校友会員も多い。
 明治の終わり、日本法律学校として誕生した日大。現在中小企業の社長は圧倒的に日大出身者が占める。付属各校を含む「日大生」と名の付く者は、この時点で13万人。別府の人口より多い。年間運営の経費は約1800億円。立派な1部上場企業の風格。中小企業のワンマン経営の体質で乗り切れる状況ではない。人事を刷新して新たな出発をめざすべき時に来たようだ。
     (陽)

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