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2018年5月26日 (土)

世界温泉地サミット全体会

 「おんせん県おおいた世界温泉地サミット」の全体会と分科会が26日、別府市のビーコンプラザで開催された。テーマは「世界の温泉地が拓く地域発展の可能性~温泉がつなぐ地域資源の多様な活用方法~」。16の国と17の地域から温泉関係者が参加した。

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 主催者の広瀬勝貞大分県知事が「古来、大分の温泉は生活の一部に取り込まれ、朝夕楽しまれている。何日も泊まり込んで農作業の疲れを癒やすなどしてきた。近年では、世界の温泉地との交流が盛んになり、新たな活用、活性化に大きな力を発揮している。互いの温泉を自慢しながら、魅力を高めていると思う。また、健康や美容の分野でも活用が生まれている。多面的な活用で情報を持ち寄り、世界の人に温泉の魅力を理解し、利用してほしい。活発な議論を期待します」とあいさつ。
 来賓の中川雅治環境大臣は「大分は、豊富で多様な温泉が沢山あり、おんせん県と呼ぶにふさわしい。それぞれ独自の温泉文化が育まれてきた。健康の延伸や熱を利用したエネルギーなどによる地球温暖化対策など世界課題に貢献できるのが温泉だと思う」と述べた。海外招待者の紹介とスピーチも行われた。

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 引き続き、前国連世界観光機構(UNWTO)アフィリエイトメンバー部門長のヨランダ・ペルドモさん(オランダ)が「サステイナブル・ツーリズムと世界の温泉地の更なる発展可能性」と題して基調講演を行った。カナリア諸島やウルグアイでの戦略などの事例を紹介しながら「18世紀は啓蒙、エンパワーメントの時代で、19世紀は革命的、今は超越の時代に入っている。スピリチュアルとテクノロジーのミックスを考える時代。多くの人にとって、日本はインスピレーションの基で、影響力を持っている。温泉とガストロノミーの組み合わせは、世界の人を魅了すると思う。ここに行って、これを体験したいと思えるもの」などと話した。
 ジェローム・フリポ・ヴィシーカンパニーCEOが「フランスにおける温泉資源を活用した観光客誘致」、マッシモ・サビオン・アバノ・モンテグロットホテル協会長が「イタリアにおける温泉療養の現状と健康と美を追求した温泉保養への新たな展開」、アーサ・ブリンヨルフスドッティル・ブルーラグーン・アイスランド研究開発担当役員が「アイスランドにおける地熱発電と熱排水を利用したブルーラグーンによる観光客誘致」と題してそれぞれ事例報告を行った。
 午後からは3つの分科会に分かれて、観光、医療・健康・美容、エネルギーをテーマに議論が交わされる。最終日の27日は、エクスカーションがあり、参加者が実際にJR別府駅外国人観光客案内所や海地獄、鉄輪散策、中津市で開催されガストロノミーなどに参加する予定。

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