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2018年6月21日 (木)

曳家の珍しさ

 別府市西野口町の「茶房 信濃屋」を曳家した英彦建設(大分市)の安部丞代表取締役によると、県内で曳家を行う頻度は、年間で5件ほどだという。その珍しさは、雨の中訪れた多くの人によって示されている。貴重な機会を、目の当たりにできた。(大平)

第3回九州文化財保存学研究会

 文化財の保護や恒常的文化財保存力の向上を図るための研究活動などを行っている「九州文化財保存学研究会」は第3回研究会「災害と文化遺産」を17日午後1時、別府大学メディア教育研究センター4階メディアホールで開催した。

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 飯沼賢司別府大学文学部長のあいさつ後、岩手県立博物館の赤沼英男さんが「東日本大震災における被災文化財の救出と再生の歩み―地域連携と広域連携を通して―」をテーマに講演した。
 「平成23年3月11日に発生した東日本大震災で、三陸地方では多くの尊い命と財産が失われ、地域に伝わる貴重な文化遺産や自然遺産、そして博物館をはじめとする多くの文化施設が甚大な被害を受けた」と説明。
 同博物館は同月30日、岩手県陸前高田市教育委員会から「市立図書館に保管されていた岩手県指定文化財『吉田家文書』と関連資料を救出してほしい」と要請があった。これは、人的救援活動が続く中、文化財救出の要請が発せられた理由として、日ごろから市民の中に文化財を活用した活動が浸透していたことが証明された。
 救出した資料の一時保管と当面の劣化防除対策、救出した資料の安定化処理、確立された安定化処理技術の普及などを説明した。
 今後の課題として①現行の安定化処理方法の改良(処理スピードの向上)②異臭や変色の原因特定と対処方法の構築③救出されたままの状態で保管されている油彩画、漆工品、革製品などに対する安定化処理方法の構築④再生された資料の保管方法の整備および喪失した学術情報の復元―の4点を挙げた。
 そのほか、大野城心のふるさと館の赤司善彦館長が「災害時における福岡県の対応」、阿蘇神社の池浦秀隆権禰宜が「阿蘇神社の災害復旧をいかに考えるべきか―尾曾神社災害復旧事業の性質―」、大分県教育庁文化課の手嶋義文さんが「震災と水害における大分県の対応」をそれぞれ講演した。

6月市議会の一般質問始まる 安部、野上両議員

平成30年第2回別府市議会定例会は21日午前10時、一般質問が始まり、初日午前は、安部一郎議員(自民・創生)、野上泰生議員(新風べっぷ)が、プロポーザルのガイドラインや公有財産について質問を行った。
 午後から、小野正明(新風べっぷ)、市原隆生(公明党)、阿部真一(自民・創生)、松川峰生(志士の会・自民)の4議員が質問する。

安部一郎議員(自民・創生)

 安部一郎議員は、プロポーザル方式のガイドラインについて「過去の事案を鑑みながら、新しいガイドラインを作ると部長と話してきた。今回のガイドラインは、何を重点に作ったのか」と質問した。

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 樫山隆士総務部長は「プロポーザル方式のガイドラインは、これまで定めていなかった。まずは他都市を参考に作った」と答えた。
 「他都市を参考にしてと言う部分が、いつも明確ではない。私がお願いした他都市とは、大阪や京都などのことだが、担当者に聞いたところ、京都だけ見たというものだった。部長が参考にしたというのは、大阪などのこと。業者選定を厳しくするために、各市町村は有識者を半分入れて、公平性などを担保にしている。今回のガイドラインには、おそまつな書き方しかされていない。どうしてか」と質すと、樫山総務部長は「4月に施行したガイドラインでは、特殊性や専門性があるときは有識者を選任できるとしている。案件ごとに判断すると考えている」と答えた。
 また、指定管理について「地獄蒸し工房鉄輪の不正支出の返金についてだが、前指定管理者は市への虚偽報告で指定取り消しとなった。3173万250円の余剰金があり、それは損害金として市が受け取るようになっていたが、どうなっているのか」と質問。
 日置伸夫観光課長は「余剰金は平成29年11月、2425万6656円の納入があった。前指定管理者の理事会で承認された市への寄付金747万3595円については、NPO法人の都合で納入されていない」と答えた。
 このほか、まちづくりについて質問した。

野上泰生議員(新風べっぷ)

 野上泰生議員は、公有財産について「鉄輪地獄地帯公園の一部の土地を売却したが、どのような考えで売却に至ったのか。経緯は」と質問した。

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 後藤孝昭建設部次長兼公園緑地課長は「市としては有効活用上、将来的に整備予定のない土地は売却する方針。売却した土地は、10年以上立ち入りを禁止してきた未利用地。用途廃止をして、売却した」と答えた。
 「市が売ろうと考え、売る前の平成27年11月22日に地元説明会を行った。同月25日に別府市内部で区域変更を行い、26日に市報に掲載した。それを見て、先方が接触してきて購入の働きかけがあったと理解している。短いタイミングで先方が来ているが、実は先方からの働きかけがあり、市が動いているのであれば、これは大きな問題になる」と指摘した。
 「公有財産の売却でも透明性を確保しなければならないが、面談記録などは公文書となるが開示されるのか」と質すと、奥茂夫総務課長兼情報公開室長は「面談記録簿などは、情報公開条例に基づき判断する」と答えた。
 続いて、春木川に隣接する公有地の活用について「かつて春木苗圃と呼ばれていた場所があるが、売れない土地まで売ろうとする別府市ですから、活用していると思いますが、どのようにしているのか」と質すと、後藤公園緑地課長は「春木苗圃跡地は、資材置き場、花の植栽などで使っている」と答えた。
 「もっと他に活用方法があるのではないか。あの辺りの高齢者などは、買い物が不便となっている。その問題を解決するようにできないのか」と質問。後藤公園緑地課長は「公園用地であり、場合によっては法的手続きなど課題解決のため、今後、考えていきたい」と述べた。
 このほか、ラグビーワールドカップなどの観光についても質問した。

本社主催 「父の日」似顔絵コンクール表彰式

 今日新聞社(檀上陽一社長)主催の「父の日」似顔絵コンクール表彰式が20日午後4時半、別府タワーで行われた。今年は300点の応募があり、14人が表彰された。

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 檀上社長が「お母さんはアイドル系の似顔絵が多かったが、お父さんは温かい、面白い表情になっていると感じた。ご褒美も沢山用意しているので、帰ってお父さんに自慢してほしい」とあいさつ。
 来賓の竹元徹市秘書広報課長(市長代理)は「笑っている顔やちょっと怖い顔など個性的なお父さんの絵があり、日頃から表情を見ているのだと感じた」。森大輔別府市議会副議長(議長代理)は「逞しく、威厳のある優しいお父さんの絵を拝見しました。元気があり愛にあふれた絵だと感心しました」。亀川義徳市教委学校教育課参事兼総合教育センター所長は「この表彰が何よりのプレゼントだと思う。ハガキいっぱいに描かれた表情を見ていると、お父さんが大好きなのだと伝わってくる」。堤健一別府商工会議所専務理事(会頭代理)は「ビールジョッキを持ってうれしそうな絵もあり、幸せそうな家族を感じられる。私も子どもが幼稚園の頃に描いてくれた絵を部屋に飾っています。絆をしっかり作ってほしい」。
 佐藤隆司市観光協会事務局長(会長代理)は「どの作品も、日頃からの家族の生活を感じられ、イキイキと描かれていました。これからも家族仲よくして下さい」。橋本崇大分みらい信用金庫営業推進部参事(理事長代理)は「作品は当金庫本店に飾ってあるので、見に来て下さい。普段の良い関係が分かり、微笑ましい。私も娘がしおりに描いてくれた家族の絵を大切にしています」。川波哲也陸上自衛隊第41普通科連隊庶務幹部(連隊長代理)は「明るくすがすがしい絵を見て、単身赴任なので、家に帰りたいと思いました。色々な所に行って、話をして、思い出をいっぱい作ってほしい」。津末知也大鵬レジャーグループ部長(社長代理)は「お父さんが大好きなんだなと、普段からありがとうという気持ちがあるんだなとうらやましく思いました。今日の事を思い出にして、またタワーにも来て下さい」とそれぞれ祝辞を述べた。
 子どもたちには表彰状とトロフィーや記念品が贈られ、最後は笑顔で記念撮影をした。
 作品は21日から29日まで、大分みらい信用金庫の本店ロビーに展示されている。

別府法人会の第38回定時総会

 別府法人会(菅健一会長)は第38回定時総会を20日午後1時、豊泉荘で開催。43人が出席、719人が委任状を提出した。

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 菅会長が「審議事項は1件ですが、報告事項で事業報告などがあります。昨年度の事業をつつがなく終了したことを報告して、了解をいただければと思います」とあいさつ。
 その後、表彰を伝達した菅会長を議長に議事に入り、昨年度の収支決算を審議し、事業、監査を報告した。
 今年度の事業計画の基本方針は、公益目的事業の推進に努めるとともに、税のオピニオンリーダーとして「税」に関する活動を軸に置く。地域社会との「共生」をめざし、企業経営及び経済社会の健全な発展に貢献するため会員増強をはかりながら研修活動及び税の啓発・租税教育など地域社会への貢献活動を積極的に推進する。
 主な事業計画として、研修会や講演事業、納税意識の向上、広報などの税知識の普及と納税意識の高揚並びに税の提言に関する4事業、地域企業の健全な発展と地域社会への貢献を目的とする4事業、会員支援のための親睦・交流などに関する4事業を挙げた。予算も承認された。
 来賓の木下佳明別府税務署署長が「留学生との交流会や地域の歴史探訪を行うなど広く社会貢献活動に尽力しています。別府税務署としても、別府法人会の活動がより一層充実したものになるよう連携協調を図っていきたいと思います」。
 安部忍南九州税理士会別府支部長は「法人事業の発展と経理をしっかりしていけば、ますます事業は伸びていくと思います。法人会の基本的指針に掲げられているように、良き経営者をめざす団体なのでさらなる飛躍と発展を祈念しています」。
 道村修大同生命保険(株)大分支社長は「今後も中小企業に最も寄り添う生命保険会社として頑張っていきますので、ご協力をお願いします」とそれぞれあいさつした。
 総会後、講演会があり、長野恭紘別府市長が「やりすぎくらいがちょうどいい」をテーマに行った。
 被表彰者は、次のとおり。(敬称略)
 ▽大分県法人会連合会会長表彰=阿部長夫(杵築支部)

2018年6月20日 (水)

民謡潮路会が第40回発表会

 民謡潮路会(塩地奎三郎会主)は第40回発表会を17日正午、別府市コミュニティセンターで開催した。
 はじめに、塩地会主、佐藤百合さん、熊谷ヒロ子さん、村上敏江さん、水野純子さん5人が祝儀曲「松」を披露した。

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 来賓の長野恭紘別府市長が「毎年、塩地会長や皆さんの姿を見ることができて、心が和らぎます。40回の記念発表会が、皆さんの心に残る素晴らしい会になることを祈念しています」。
 続いて、塩地会主は「40年前に会を発足し、今日まで続いてきました。いつまで出来るか分かりませんが、今後とも続けていきますので、皆さんのご協力をお願いします」とそれぞれあいさつした。
 また、来賓の松川峰生、萩野忠好両市議が紹介された。
 ステージでは、恒松恵典さんと原多喜子さんの「かまど神楽」、宮本博さん、宮本美和子さん、鶴ケ久保紀美子さんの「星影のワルツ」、志田紀美惠さんの舞踊「祝い華」、阿部満代さん、小野賀代子さん、管貴子さん、佐藤洋子さん、須賀圭子さん、恒松友子さんのフラダンス「カハラオプナ」など全48演目が披露された。
 最後に、東荘園青壮年会合唱団が「いまここに」「たしかなこと」の2曲を歌った。
 会場からは、1曲終わるごとに拍手が鳴り響いた。
 潮路会は週1回、堀田の白糸滝観音や東荘園町公民館の2カ所でそれぞれ練習をしている。

厚生環境教育など3委員会開会

 平成30年第2回市議会定例会は20日、総務企画消防、観光建設水道、厚生環境教育の各員会で議案審査を行った。

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 厚生環境教育委員会(松川章三委員長、8人)では、障害福祉課、子育て支援課、高齢者福祉課の一般会計補正予算、高齢者福祉課の介護保険事業特別会計補正予算、市民課の別府市出張所設置条例の一部改正など8議案について審査した。
 環境課は、別府市温泉発電等の地域共生を図る条例の一部改正として▽温泉発電等掘削を回避すべき地域(アボイドエリア)の指定▽エリア内の温泉発電等掘削は事前申し出を行うようにする▽対策審議会へ諮問し、掘削前通知を受ける前に県知事への申請や掘削を禁止▽モニタリングの実施▽温泉発電等掘削に係る事業計画などの事前説明会―と説明した。
 森大輔委員から「別府市温泉発電等の地域共生を図る条例の一部改正」に対する付帯決議として①別府市温泉発電等対策審議会の構成委員に住民やまちづくり組織の代表を加えるよう要望する②地域におけるトラブルを未然に防止するため、地域の合意形成を行う場に市が主体的に関与すること③温泉発電等設備設置時点の最終段階において、事業計画についての市長の同意を求めること。また、不適切な案件に関しては、当該同意の取り消しも可能にできるような仕組みを作ること―を提案した。
 同委員会の議案は、全会一致で可決した。
 総務企画消防委員会(首藤正委員長、9人)は、別府市税条例等の一部改正など11議案、観光建設水道委員会(松川峰生委員長、8人)は、都市整備課の一般会計補正予算など4議案をそれぞれ審査した。
 なお、各委員会報告は27日に行われ、その詳細は別途記載する。

子どもたちにラグビー教室 元日本代表が指導

 シンコーススポーツ九州株式会社とASICSグループ主催の「べっぷアリーナトークショー&ラグビー教室」が17日午前10時、べっぷアリーナで開催された。別府ラグビースクールの子どもたち約40人が参加した。

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 2019年に大分も会場の1つとなっているラグビーW杯日本大会が開催されるのを受け、機運醸成を図り、子どもたちにラグビーの楽しさを技術向上を図るのが目的。
 元ラグビー日本代表で2007年のW杯に出場した大西将太郎さんが講師となり、子どもたちに熱血指導をした。トレーニングでは年齢ごとに3つの班に分かれてパスやキック、タックルの練習を実施。ボールをキャッチする時には両手でするコツをやってみせ「キャッチがうまくいったら、パスもうまくいく。なるべくまっすぐ進みながら、声を出し合っていくことが大切。基本がしっかりと出来ていないとダメ。キックは、膝から下のスピードが重要」などとアドバイス。子どもたちはしっかりと腰を落として、タックルされてもふらつかないようにしたり、肩を入れながらタックルするなど教わった。
 ゲーム形式で実践練習をしたあと、大西さんは「しっかりとした基本が出来ていると感じた。これからも、今日のことを練習してほしい」と話した。最後にみんなで記念撮影をした。
 佐藤遼河さん(9)は「(ボールを)取る時に脇を締めて取るということを教えてもらいました。もっとうまくなりたい」。林万里さん(9)も「取る時に、肘と肘がつくように意識してやると取りやすいことを学びました。うまく取れるようになった」と話した。

2018年6月19日 (火)

軟式少年野球 西日本大会予選兼ね錬成大会

 第13回別府市学童軟式野球錬成大会兼筑後川旗第35回西日本学童軟式野球大会別府支部予選(別府市軟式野球連盟主催)が9、10、16日に市営野口原ソフトボールA、B球場で開催された。

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 14チームが出場し、トーナメント方式で実施した。決勝戦は16日にあり、吉弘野球スポーツ少年団と別府大平山少年野球部の対戦に。大平山が1回裏に1段の早坂選手が2塁打で出塁すると、4番の安部選手のヒットで先制。3回表には、吉弘が3番の吉岡選手の本塁打で1点を返し、同点に。3回裏に大平山が4番の安部選手の3塁打で再び逆転。しかし、5回表に吉弘がヒットで出塁した走者を1段の江藤選手が2塁打で同点にすると、続く2人もヒットを重ねて満塁に。4番の上野選手が本塁打を放ち、この回一挙5点を入れて、大平山を突き放し、7回にも2点を追加してダメ押し。大平山も出塁するものの、2回から登板した甲斐投手に押さえこまれ、反撃が出来なかった。
 吉弘は、錬成大会は5年ぶり4回目の優勝で、筑後川旗第35回西日本学童軟式野球大会には初出場となる。大分県からは、別府支部の他、大分支部、鶴崎支部、速杵支部から各1チーム、計4チームが大分県代表として出場する。吉弘のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【吉弘野球スポーツ少年団】代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=上野達也、永松直樹▽選手=江藤柊陽、吉岡佑介、大石煌心、片倉琉成、上野宏樹、杉田圭吾、岩野匠徳、橋本悠太、甲斐康太、中村友謙、山本晟之、菅原翔空、高見仁一郎、小倉響、木下黛弥、立花宏量、黒田瑞樹、加来悠介、野柴隆代

平成30年の第2回別府市議会

 平成30年第2回別府市議会定例会が19日、開かれ、議案質疑と委員会付託が行われた。

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 ▽野口哲男議員(自民・創生)が市税等還付金の追加額について「議会初日に市長が陳謝したが、担当がちゃんとしていればこんなことにならなかった。仕事のやり方、複数で確認するなどチェック体制が大事ではないか。また、これは何年前から続いていたのか」と質問した。
 内田剛総務部参事兼市民税課長が「平成19年度からの業務変更から、続いていました。税制に関係する制度改正、新システムへの移行状況などから改正当初から続いていたと推測されます」と答えた。
 「毎回、チェックしていたのか。なぜ発見できなかったのか」と質すと、内田総務部参事は「各担当はシステムで算定されたた数字の根拠を十分に理解していなかったことと、管理職のチェック機能が不十分だったことが原因」と答えた。
 今後のチェック体制について、内田総務部参事は「ミスをしないように組織的なチェック体制の強化、人事異動時の引継ぎの根拠となる法令と要綱を十分に理解し執行していきます」と答えた。
 この他、別府市犯罪被害者等支援条例の制定、別府市温泉発電等の地域共生を図る条例の一部改正などについても質問した。
 ▽野上泰生議員(新風べっぷ)が「市温泉発電等の地域共生を図る条例の一部改正」について「平成32年度末までに、別府市内全域で地熱エネルギーを利用した発電の導入目標は1220㌔㍗と定められている。条例改正の対象とならない現状の地熱発電量、今後、どの程度の量の計画があるのか」と質問した。
 松本恵介環境課長は「平成30年3月末の時点、温泉発電の導入件数は40件、5385㌔㍗。計画されている案件は3発電所、933・7㌔㍗です」と答えた。
 「すでに動いているもの、企画されているもので、合計6300㌔㍗を超える。当初予定の5倍となっているが、別府市の基本方針は」と質すと松本環境課長は「新エネルギービジョンの中では、新規掘削を伴うは導入促進はしないが、既存源泉や周辺の影響がないと判明すれば、導入促進の対象とします」と答えた。
 ▽市原隆生議員(公明党)が、民間児童福祉施設助成に要する経費の追加と放課後児童クラブ施設整備に要する経費の追加額について質問した。
 阿南剛子育て支援課長が「南須賀保育所について、設計変更に伴い678万6千円の減額、ひめやま幼稚園は3728万2千円を計上しました。放課後児童クラブ施設設備は、朝日第3児童クラブがシロアリの影響で特別教室棟に移動していたため、当初の予定通りの第2図書室に移動するための経費を計上しました」と答えた。
 「これから行政が、子供の面倒を見るような取り組みをするのなら働きに行こうと考える声を聞く。保育所や放課後児童クラブの定員は増加するのか」と質すと、阿南子育て支援課長は「南須賀保育園もひめやま幼稚園は定員が増加します。放課後児童クラブの朝日第3児童クラブも、面積が増加するため、定員も増えます」と答えた。
 「支援員の確保、保育士の確保をしてほしい」と要望した。
 市温泉発電等の地域共生を図る条例の一部改正についても質問した。
 ▽加藤信康議員(市民クラブ)が「行政事務に要する経費の追加額」について質問した。
 奥茂夫総務課長兼情報公開室長は「地方分権、地方創生などにより、地方を取り巻く環境は大きく変わっています。さらなる行政の透明化や市民への説明責任、細かな住民対応が求められています。法的根拠や法的見解を求められることが多くなっています。そのため、弁護士を非常勤職員として任用して、日々生じる問題を迅速かつ的確に対応し、解決を図ることが目的」と答えた。
 加藤議員が「職員の育成にもつながると思うが、これまで職員がやってきたが、対応ができないということか」と質すと、奥総務課長は「これまで、総務課職員や担当課職員で問題点を提起し、予約をして顧問弁護士に相談してきました。相談するまで、下準備などの時間がかかっていました」と答えた。
 別府市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正などについても質問した。
 ▽平野文活議員(日本共産党議員団)が「条例に反したとき、事業者が従わなかったらどうするのか。固定価格買取制度(FIT)の認可なく工事することは、ありえないのではないか。別府市の条例をクリアしないと、FITの認可が得られないのでは」と質問。
 江上克美生活環境部長は「条例違反となり、事業計画認定が得られなかったり、認定取り消しとなる」と答えた。
 「事業者は、FITの申請をするのです。それから市に申請をするのです。これはありえないのではないか。今回、審議会から答申を得たので、今回の条例改正となった。県が特別保護地域に認定したら、温泉掘削は出来なくなるのか。アボイドエリアを特別保護地域にしたらどうかと、ストレートに提案できないのか」と質問。
 松本環境課長は「新規掘削はできなくなります」、江上生活環境部長は「別府市の特別保護地域の見直しについて、要望しています」とそれぞれ答えた。
 ▽竹内善浩議員(桃花善心の会)が、別府市犯罪被害者等支援条例の制定について「性犯罪の被害者や被害届が出ていない事件はどうするのか」質問した。
 田辺裕防災危機管理課長は「性犯罪による被害者は支援します。被害届が出ていない場合にも、相談や問い合わせに対して、希望する支援に応じて専門機関の情報を提供します」と答えた。
 「この時の見舞金の支給については、被害届が出ていないとダメなのか」
 田辺防災危機管理課長は「見舞金の支給は、客観的な事実が必要で、被害届の提出が必要」と答えた。
 「県の犯罪被害者等支援条例には『当事者の心情をしっかりと受け止める』という文章がありません。別府市の条例にはあるのか」と質すと、田辺防災危機管理課長は「状況を理解し、被害者が安心して暮らせるようにするための条例です。安心して暮らせるよう、途切れることのない支援をしていきます」と答えた。
 「言葉や文章があれば、市民は安心します。十分な条例の活用をしてほしいです」と要望した。

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