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2018年6月27日 (水)

6月別府市議会定例会きょう閉会

 平成30年第2回別府市議会定例会は27日午前10時、▽観光建設水道▽厚生環境教育▽総務企画消防の各委員会が議案に対する報告、討論、表決した。

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 ▽観光建設水道委員会の松川峰生委員長が、平成30年度別府市一般会計補正予算の温泉課部分について「市有区営温泉『梅園温泉』について債権費用の一部として温泉建設等補助金及び貸付金を補正していると説明があった。委員から今後のスケジュールについて質疑があり、当局から市からの補助金などの700万円以外に積立金や寄付金などが計850万円あり、これから建築工事に取りかかり、年内の完成を見込んでいるとの答弁があった」と説明した。都市整備課関係の別府湾スマートインターチェンジ上り線の整備工事や市公共下水道事業特別会計補正予算などについても説明した。

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 ▽厚生環境教育委員会の安部一郎副委員長が、別府市出張所設置条例の一部改正について「市消防署亀川出張所の建て替えに伴い、公共施設再編計画に沿って、市亀川出張所を平田町にある別府市北部コミュニティセンターあすなろ館に移転するため、条例を一部改正するものと説明があった。委員から、移転時期や交通アクセスの改善などの対応について質疑があった。当局からは、9月下旬の移転を予定しており、案内看板を整備し、周知に努めると答弁があった」と説明した。また、別府市温泉発電等の地域共生を図る条例の一部改正について、異議なく可決すべきと決定したが、委員から地域住民の声が反映され、より充実した内容を盛り込んでいくべきとの附帯決議が提案され、採決の結果、異議なく決定した。
 ▽総務企画消防委員会の阿部真一副委員長が、平成30年一般会計補正予算の防災危機管理課関係について「市連合防災協議会の自主防災組織の取り組み強化などのため、訓練用及び研修用資機材を購入するための費用180万円を歳出、また同額を歳入に計上する説明があった。委員から、今回購入する避難用ダンボールベットの使途と管理状況の質疑があった。当局から、購入するダンボールベットは、組み立て方など自主防災会が訓練するためのもので、連合防災協議会の事務局である同課が保管する。そのほかにも、人形やテントなど17品目を購入予定との答弁があった」と説明した。別府市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正についてなども説明した。
 報告後、竹内善浩議員が議案第51号「別府市犯罪被害者等支援条例の制定について」に対して反対討論を行った。表決の結果、すべて可決した。
 別府市教育委員会委員1人の任命、市職員懲戒審査委員会委員1人の選任があり、議会は異議なく同意した。
 ◇  ◇
 続いて、長野恭紘別府市長が「副市長選任につき議会の同意を求めることについて」の提案理由を「別府のみらい共創戦略をはじめ様々な分野に対して、私たちが成し遂げたい事業内容が、経済産業省に所管する内容が多いため、引き続き経済産業省から迎えたいという提案をした。別府市を外部から見て内部で調整して思い切った政策をすることを、猪又前副市長時代にもやっていただいた。引き続き、政策を行ってもらうためにも、同意を求めるものであります」と説明。議会は、賛成多数で同意を与えることを決定した。
 副市長選任について議会から同意が得られた川上隆氏(46)は「別府市は、温泉や豊富な自然、皆さんが引き継いできた資源がある魅力的な町。議員の皆さん、職員の皆さん、市民の皆さんとも、魅力ある別府の更なる活性化のために、全力で取り組んでまいりたいと思います」とあいさつした。
 川上氏は7月中旬ごろ、正式に副市長に就任する。
 川上氏は、新潟県出身。専修大学経済学部卒業。平成3年4月に通商産業省(現経済産業省)に入省。25年6月に関東経済産業局経営支援課中小企業調整官、27年7月に大臣官房秘書課管理専門職を歴任している。
 続いて、平成30年度一般会計補正予算を追加上程した。長野市長が提案理由を「去る18日に発生した大阪府北部を震源とする地震でブロック塀が倒壊し、小学生を含む2人が犠牲になる痛ましい事故が発生した。別府市もこの地震発生後、直ちに児童・生徒や市民の安全を確保するため、すべての学校施設や公共施設の緊急安全対策を講じるよう指示した。今回の補正予算は、不測の地震発生に備えた緊急対策として、ブロック塀等の倒壊による人身被害の防止と避難や救助・消防活動の円滑化を図るため、危険性があるブロック塀等の除却を促進する補助制度を創設するよう、経費を計上する」と説明した。議会は異議なく、承認した。一般会計繰越明許費計算書の提出、大分県東部勤労者福祉サービスセンターの経営状況説明書類の提出、市長専決処分について報告があった。
 ◇  ◇
 議員提出議案として、阿部真一議員(自民・創生)が第3号「精神障がい者に対する公共交通機関の運賃割引の定期用を求める意見書」、荒金卓雄議員(公明党)が第4号「日本年金機構の情報セキュリティー対策の見直しを求める意見書」、穴井宏二議員(公明党)が第5号「旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書」、三重忠昭議員(市民クラブ)が第6号「義務教育費国庫負担制度堅持・教育予算拡充を求める意見書」が4議員から提出された。4議案は、異議なく可決された。
 議員派遣について、一般行政視察のほか、「市民と議会との対話集会」を今月から9月まで、市消防本部、立命館アジア太平洋大学などで開催するため、議員25人が派遣される。

学校ブロック塀 安全性確認へ

 別府市教育委員会は、19日から21日までの間に実施した公立小中学校のブロック塀調査の結果を26日、発表した。
 大阪北部地震で、学校のブロック塀が倒壊し、下敷きになった小学4年の女児が死亡した事故を受けて、実施したもの。教育政策課職員が、チェックリストをもとに、点検を行った。22校のうち、ブロック塀があるのは18校で83カ所。チェックリスト項目に該当したのは、18校、58カ所。
 内訳は、高さ1・2㍍を超え控壁なし4カ所、高さ1・2㍍を超え控壁の間隔が3・4超1カ所、地面からの高さが基準を超える41カ所、傾きあり2カ所、老朽化8カ所、ひび割れや爆裂25カ所、透かしブロック連続または多数7カ所となっている。
 市教委では、すべての箇所で安全対策を行う予定だが、今後、関係部署と現場確認をし優先順位をつけながら行うことにしている。
 他にも、各学校で通学路の状況を確認して、児童・生徒への登下校などの安全確保について指導を行う予定。
 学校以外の施設についても同様の点検を行うとともに、個人等が所有するブロック塀の改修を促す方策を検討することにしている。

別府市スポーツ功労賞表彰式

 平成30年度別府市スポーツ功労賞表彰式が26日午後4時半、市役所で行われた。大分県民体育大会や全国、九州など各種大会で優秀な成績を収めた個人や団体、指導者を表彰するもの。37団体、個人99人を表彰した。

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 長野恭紘別府市長が各代表に表彰状を手渡し、「仕事と学業の両立をさせて達成させた成果。皆さんが頑張る姿は、市民はもとより、周りの人が勇気づけられ、元気づけられていると思う。スポーツは、人に生きる勇気、元気、夢を与えてくれる。良い成績をおさめられるにこしたことはないが、どう頑張ったかが感動の源になる。この中から、東京五輪・パラリンピックに出場する人が出るとうれしいなと思う」とあいさつ。
 来賓の黒木愛一郎市議会議長が祝辞。受賞者を代表して、別府鶴見丘高校新体操部員の平野慧さん(17)が「少しでも上位を目標に練習に励んできたことが実を結んで、このような栄誉をいただけました。多くの人の指導、励ましのおかげだと感謝しています。これを糧として、競技力向上に精進し、スポーツの振興と後輩のお手本になれるよう頑張ります」とお礼を述べた。受賞者は次の通り(敬称略、カッコ内の学年は大会出場当時)。
【大分県民体育大会】▽30回出場=江藤理恵美(卓球)河野数則(議員ソフトボール)▽20回出場=大石勝志(軟式野球)小田隆(自転車・ウェイトリフティング)萱嶋仁(バレーボール)黒瀬信子(ゲートボール)▽10回出場=佐藤利明(卓球)佐藤直(同)萩野忠好(議員ソフトボール)陽正美(ゲートボール)平野太(同)小手川輝満(同)西村典子(同)
【輝かしい成績を収めた団体】▽別府中部グリーディーウルブズ(バスケットボール)▽明豊中学校=男子バスケットボール部、男子卓球部、女子卓球部、野球部▽朝日中学校=女子空手部▽別府翔青高校=水泳部女子飛込、自転車競技部男子、ヨット部男子、ヨット部女子、フェンシング部男子、フェンシング部女子▽別府鶴見丘高校=新体操部、男子バドミントン部、女子弓道部、登山部、男子バレーボール部▽明豊高校=男子卓球部、女子卓球部、野球部、女子ソフトテニス部、男子剣道部▽別府溝部学園高校=アーチェリー部▽別府大学=女子柔道部、男子剣道部、女子剣道部、なぎなた部▽陸上自衛隊=別府駐屯地(駅伝)、陸上自衛隊西部方面隊剣道チーム、第41普通科連隊(銃剣道)▽別府市体育協会テニス部▽同卓球部▽同バドミントン部▽同クレー射撃部▽同銃剣道部▽同セーリング部▽同ゲートボール部男子
【同個人】▽水泳=渡邊虹稀(亀川小1)児玉陽悠(同6)布木智悠(朝日小4)岩男さくら(上人小4)増野未来(鶴見小6)中村花梨(緑丘小5)松川とも枝(同6)小野火斑(大平山小2)安部遥希(南小6)宿文皓明(明星小2)佐藤結(山の手小4)奥川夏実(同)中津留銀河(同6)山本馨(山の手中3)豊川達也(中部中1)豊川靖也(同2)伊東政輝(同)宇都宮玲(同)楳木麻央(同)佐藤愛(同)寺田梨和(同3)佐土原里菜(同)大野芹奈(朝日中2)小野文殊(同3)丸山野虹輝(鶴見台中3)田村烈士(同)松川平蔵(同)澤田彩乃(別府溝部学園高1年)田中大寛(別府翔青高1年)加来良太(同2)漆間陽波乃(同)ショーン先右(大分上野丘高2)佐々木武、友永洋一郎、松川大悟、青木弘興、村上英敏、河野幸彦、工藤三愛(以上、一般)
 ▽陸上=安心院大渡(緑丘小6)安部日菜(青山中1)山本秀哉(中部中2)亀井桜(別府鶴見丘高2)金子千里(一般)▽テニス=太田佳人(朝日中3)▽体操=下田響己(中部中1)平野慧(別府鶴見丘高1)▽ウエイトリフティング=糸永一人、渡辺建治、平野心一、一宮英昭(以上、一般)▽卓球=田原翔太(明豊中2)宮田保野花(同)高橋花(同)友永健(一般)▽相撲=木村心優(別府中央小5)▽バドミントン=藤本裕也(朝日中3)菅大伍(別府鶴見丘高2)田邊龍世(同)幸凪紗(同)金田七海(同)和田季(同3)浅井雅沙矢(同)室屋みゆき(同)丸山珠里(同)▽自転車=阿南里奈(別府翔青高1)北原歩華(同2)田中駿太(同3)長松空吾(同)
 ▽ソフトテニス=伊藤唯(明豊高3)大塚瑠依(同)▽柔道=木之元優花(朝日中2)瀧川琳花(別府大1)▽剣道=小松悠香(同3)▽ライフル射撃=財津美加、中畑千恵子(以上、一般)▽銃剣道=西村健、松山昌樹、姫嶋忠彦、菅信也、渡辺清美(以上、一般)▽ボウリング=渡邉賢治、御手洗信浩(以上、一般)▽セーリング=向真衣(別府翔青高2)三好カーメラロイス(同3)▽フェンシング=岡田花鈴(鶴見台中3)上野優佳(別府翔青高1)上野優斗(同3)岡田光子、川村彩(以上、一般)▽なぎなた=大野涼香(別府大1)中島杏佳(同3)▽ボクシング=杉野守(一般)
【地域・職域のスポーツ振興に寄与した者】権藤忠雄(市スポーツ推進委員協議会)
【優秀な成績を上げた団体・選手を育てた指導者】木本淳士(市水泳協会)矢野直香(同)茶木康寛(別府翔青高校・水泳)明珍多久雄(同・自転車)日名子聖也(同・フェンシング)

2018年6月26日 (火)

別府ラグビーフェスティバル

 別府市ラグビーフットボール協会(西謙二会長)は、2018別府ラグビーフェスティバルを24日午前9時から、実相寺多目的グラウンドで開催した。

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 小学生の交流試合から始まり、玖珠少年RS(ラグビースクール)、別府RS、大分舞鶴クラブブラックジュニアが出場して試合を実施。公式戦では、中学生九州大会予選と県リーグ予選もあり、白熱した試合が展開された。
 高校生交流試合では、高田高校に日田、竹田、由布、海洋科学、別府鶴見丘高校の連合軍が対決。ハーフタイムには、「七色こんぺいとう」が可愛らしいダンスなどを披露し、会場を盛り上げた。大学交流試合あり、迫力あるプレーで観客を魅了した。
 大会セレモニーでは、西会長が「サンウルブズがSNSで情報を発信してくれたおかげで、他のチームもキャンプに来たりしてくれた。グラウンド整備することで大きく夢が広がったと思う。姉妹都市との交流会もできた」とあいさつ。来賓の長野恭紘別府市長は「皆さんの思いがこのグラウンドを誕生させました。みんなのグラウンドです。楽しんで下さい」。山田耕司大分県ラグビーフットボール協会長もあいさつをした。

APU「FCあぷ」日本代表に

 立命館アジア太平洋大学(APU)のサッカー学生チーム「FCあぷ」(野村俊英代表、7人)は7月20、21日にブラジルで開催される「ネイマール・ジュニア・ファイブ」に日本代表として出場する。

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 ネイマール・ジュニア・ファイブは、サッカーブラジル代表のネイマール選手が考案したストリートサッカーをルーツにした独自のルールで行われる新感覚サッカー競技。キーパーなしの5人対5人のゲームで、出場できるのは16歳から25歳まで。25歳以上は2人まで登録ができる。得点すると、失点したチームの選手が1人退場となる。試合時間は10分間だが、どちらかのチームの選手がいなくなった時点で終了。フットサルよりも一回り小さいコートで、ゴールも80㌢×50㌢とフットサルゴールの約半分となっている。
 FCあぷは、APUのサッカー部の選手7人で構成されるチーム。6月10日に大阪で開催された日本大会予選で優勝し、世界への切符を手に入れた。
 野村代表は「1回戦だけでも勝てればと思って参加したので、優勝した時は驚きで実感がありませんでしたが、ブラジル行きも決まり、徐々に日本代表としてしっかり戦ってきたいという気持ちが高まっています。ルールが独特なので、日頃の練習に工夫が必要ですが、自分たちの守備力が今回の日本代表への決め手になったと思っていますので、それを意識した練習を重ねて、本番に挑みたいと思います。目標は、昨年の日本代表の結果、ベスト16を超えたいです。謙虚に、でも貪欲に戦いたい」と話した。
 この大会で世界一になったチームは、ネイマール選手率いるチームと対戦することが出来る。FCあぷのメンバーは次のとおり(敬称略)。
 野村俊英、占部隆也、大野貴之、橋本大樹、遠藤達彦、谷川隼、赤峯慎之介。

環境に沿った基盤づくり

社会福祉法人太陽の家理事長
山下 達夫(やました・たつお)さん(59)

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 障がい者に「保護より、機会を」と故・中村裕博士が創設した太陽の家に、初めて車いす使用者の理事長が誕生した。
 山口県下関市出身で、1歳2カ月の時に、脊髄性小児麻痺で右半身がマヒ。左半身も手首、足首が動かせる程度の重度の障がいとなった。
 「私には、夢があった。それは、家族を持つこと。その夢を叶えるには、太陽の家が良いと思い入所しました」と話す。18歳の時に授産施設の利用者として入所。「先輩たちが積極的に町に出ていたおかげだと思うが、車いすでいても振り返ったりする人はいないし、子どもたちは声をかけてくれたりして、障がい者に対して、町の人が『普通』だった。当時、障がい者が働くなんて考えられなかったし、中村先生は多くの批判を押しのけて尽力してくれたと思う」振り返る。
 1983年、中村博士が、手足にハンディはあっても、頭脳労働においてはハンディとはならない、としてIT関連企業である三菱商事太陽株式会社を創業すると、システムエンジニアとして入社。「それまで訓練生だったので、正式な雇用ではなかった。三菱商事太陽に入社したことで、家族を持つことも出来た」と話す。
 その後、総務に異動になり「とても大変だった。経験がなかったので、徹夜が続いてポリープが出来たほど。でも、人脈も出来たし、その経験があったからこそ、今の自分があると思う」。社長、会長となってからも現場主義を大切にし、いつでも相談できるオープンな環境づくりに努めてきた。「三菱商事太陽をつくった時に、中村先生は50人規模にし、在宅就労できるようにしたいとおっしゃっていた。今は在宅就労もやっているし、100人を超える規模になったので、夢を実現できたかなと思う」。
 2016年から2年間、太陽の家の副理事長を務め、今年6月20日に理事長に就任した。
 「精神障がい者の雇用も進めていきたい。障がい者も高齢化しており、定年後をどのように見守るかも太陽の家の役目だと思う。現在、共同出資会社が8社あるが、企業は仕事を提供し、太陽の家は障がい者のサポートをする役割がある。しかし、それが曖昧になってきたので、明確化して、協力関係を強化していきたい」と話す。
 また、働く障がい者には「感動される人から、感謝される人になってほしい。障がいのある人が働いているから感動するというのではなく、目に見えない部品でもそれを使う人が感謝をしてくれるような仕事をすれば、自立につながる」と言う。
 「太陽の家の3つの柱は、障がい者の働く機会の提供、地域密着、自立の場の提供です。世の中は大きく変化しているが、この3つの柱は変わらない。もう一度原点に戻りながら、環境に沿った基盤づくりをしたい」と語った。
 現在は妻と2人暮らしだが、娘2人に孫2人がいる。亀川浜田町在住。

6月別府市議会の一般質問 最終日午後

 平成30年第2回別府市議会定例会は25日午後、一般質問で荒金卓雄議員(公明党)、国実久夫議員(自民・創生)、河野数則議員(自民クラブ)が公共施設の管理運用、桜の木の保全・テングス病対策、野口原陸上競技場、空き地・空き家対策、亀川まちづくり事業、樹木の管理・保全などについて質問した。
 本議会は27日、各委員長報告、少数意見者の報告、討論、表決で14日間の日程を終了する。

荒金卓雄議員(公明党)

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 荒金卓雄議員は、公共施設の管理運用について「市営住宅に入居する際、連帯保証人を2人確保しなければならない。もう高齢で裕福な友だちもいないし確保できないという声を聞く。連帯保証人の要件と目的は」と質問した。
 豊田正順建築指導課参事兼住宅政策室長は「市営住宅入居時に、市内在住の独立した生計を営み、入居者と同程度以上の収入がある人の連帯保証人をお願いしている。これは家賃滞納や退去時の原状回復の債務保証、緊急時の対応などをお願いすることが目的」と答えた。
 「民間の住宅と同じで、万が一のことがあったときの連絡先として確保することが分かった。近年、連帯保証人を立てることが難しくなっている。別府市内にいない、2人目がいないという声があるが、そのときの対処は」と質すと、豊田建築指導課参事は「入居予定者と面談し状況をうかがった上で、市内在住者の保証人を立てることが難しいときは、申立書を提出していただき、市外の保証人としてもよいことにしている。2人目の保証人が立てられないときは、状況をうかがい、1人での入居を許可している」と答えた。
 「保証人が免除されない限り、ずっと探し続けないといけない。保証人を求めても、なかなか難しいと思う。他市では特別な事情を上げた上で、免除して申請ができるようにしている。住宅のセーフティーネットとして、別府市でも募集の要綱でオープンにしてはどうだろうか」と要望した。
 豊田建築指導課参事は「保証人は非常に重要なものだが、他市の状況を調査、研究していく」と述べた。
 このほか、桜の木の保全・テングス病対策、発達障がい児童・生徒の支援などについて質問した。

国実久夫議員(自民・創生)

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 国実久夫議員は、空き地・空き家対策について「別府市では、倒壊の危険性がある『特定空き家』の対策や指導状況はどうなっているのか」と質問した。
 渡邊克己建築指導課長は「空き家特措法に基づき、特定空き家と認定した件数は23軒。そのうち、指導や勧告した結果、13軒が解体に至っている。特定空き家以外の老朽空き家についても、所有者に対して適切な状態に維持管理するよう指導している。中には、所有者が不明なものがあり、対処に苦慮している」と答えた。
 「13軒解体しており、進んでいると思う。所有者不明の空き家は、どう対処しているのか」と質すと、渡邊建築指導課長は「不在者財産管理人制度を活用して納税管理人に対して、同様の対応をしている。中には、課税されていないものがあり、時間がかかっている」と述べた。
 「不在者財産管理人制度を活用していかないと、危険な空き家は除去できないと思う。検討してほしい。危険な空き家に対しての減免はどうなっているのか」と質問。
 渡邊建築指導課長は「特定空き家に認定され、所有者に対して勧告をすれば地方税法による固定資産税などの住宅用地特例の対象から外される」と答えた。
 このほか、野口原陸上競技場、南部振興、市営墓地の現状などについて質問した。

河野数則議員(自民クラブ)

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 河野数則議員は、亀川まちづくり事業について「歴史のある亀川出張所を、いとも簡単に、公共施設マネジメントで机上の計算で移転する。これには驚いた。移転後の住民に対するサービス、移転に関する住民説明、移転先の周辺整備は」と質問した。
 濱本徹夫市民課長は「障がい者や高齢者に利便性を損なうことを防ぐ配慮をしたいと考えている。真心宅急便サービスの展開として、複合施設の利点を活かして仕事帰りに寄れる電話予約による証明書発行事業、各種申請書などを行う」、大野高之公民連携課長は「亀川・上人両地区の住民や両施設利用者に対しての説明会を、7月9日午後7時からあすなろ館で、10日午後7時から北部地区公民館で開催予定。移転の周知に対しては、市報や自治会の回覧板で行う」、山内弘美自治振興課長兼協働推進室長は「将来の人口減少や少子高齢化社会を見据えて、地域が連携することで自治機能を維持し、複雑多様化する地域課題の解決に向けて、ひとまもり・まちまもり自治区形成事業に取り組んでいる」、松屋益治郎道路河川課長は「周辺整備として、道路の交差点表示などは道路管理者が施工可能なものについては現地で確認し、対応する。交通規制を伴う場所は、関係部署などで打ち合わせて取り組んでいきたい。踏切対策は、時期を勘案し対応する」とそれぞれ答えた。
 「今の亀川出張所を、あすなろ館に移転をする。館の周辺は人間が増えれば、車が増える。利便性が悪く、海側からは3カ所の踏切を越えないといけない。東西の通りは狭く離合できない。一時停止や徐行の標識を付けるべきではないか。道路環境の整備をすべきではないか」と質問した。
 阿南寿和副市長は「指摘をいただいた件は、利用者の利便性の確保を念頭に置いて、各課が連携してしっかりと対応していきたいと思う」と答えた。
 このほか、樹木の管理・保全について質問した。

2018年6月25日 (月)

歌声、神に届け!

 関西の男性ゴスペルグループ「メン・オブ・エクセレンス」による初の別府・大分ライブコンサートが実現したのは、別府市南立石在住の野口克栄さん(48)による功績が大きい。野口さんの話しぶりからは、ゴスペルの歴史に始まるとめどない知識に対する、深い造詣をうかがわせた。
 別府市にゴスペルを普及させるため、今後も頑張っていただきたい。(大平)

6月市議会定例会の一般質問 最終日午前

 平成30年第2回別府市議会定例会は25日午前、一般質問で穴井宏二議員(公明党)、首藤正議員(自民クラブ)が軽自動車税の公益減免、医療的なサポートが必要な児童や生徒への対策、子育て満足度日本一の目標推進策、南部地区振興対策などについて質問した。
 午後から、荒金卓雄議員(公明党)、国実久夫議員(自民・創生)、河野数則議員(自民クラブ)が行う。

穴井宏二議員(公明党)

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 穴井宏二議員は、軽自動車税の公益減免について「あるNPO法人から毎年、申請書類をそろえて申請しているが、新車購入時や変更のときのみ申請すれば助かるという声がありました。県下の状況とNPO法人などの申請について」と質問した。
 宇都宮尚代市民税課参事兼事業税制係長は「NPO法人などの存続確認や車の使用目的が変わっていないかなどの確認のため、毎年、軽自動車税のときに申請をお願いしている。県下18市町村において、毎年申請を行っている自治体が多く、日出町は初年度のみ、大分市と宇佐市は初年度のみ申請後、2年目以降は現況報告書で継続を確認している」
 「毎年、公益減免の申請をする負担軽減のための取り組みは」と質すと、内田剛総務部参事兼市民税課長は「公益減免の申請時、法人の定款や車検証の写しなどを添付してもらっている。今後は、申請者の利便性の向上のため、先行して取り組んでいる市町村を参考にしながら、申請手続きは初年度のみ、次年度以降は現況報告書を郵送するなどして継続確認をするなど、平成31年度の実施に向けて、公益減免の負担軽減に取り組んでいく」と答えた。
 穴井議員は「郵送できるようにすることは、NPO法人など申請者から見るとかなりの負担軽減となる。その取り組みを続けてほしい」と要望した。
 このほか、医療的なサポートが必要な児童や生徒への対策、医療と介護の連携などについて質問した。

首藤正議員(自民クラブ)

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 首藤正議員は、子育て満足度日本一の目標推進策について「市の事業において、どのような施策と実施をしているのか」と質問した。
 阿南剛子育て支援課長は「保育所ニーズに伴う提供体制の整備を行い、子育て支援センターや児童館などの直営事業運営を行っている。また、別府市は『要保護児童対策地域協議会』を設置。支援対象児童などのすべてのケースについて、支援方針の確認や見直しを行い、情報共有を図っている」と答えた。
 「これからの子育て支援について、どう考えているのか」と質すと、長野恭紘別府市長は「各課と連携しながら、問題を解決するように指示をしている。また、庁内だけでなく民間の皆さんの力を借り、地域と行政が一体となり、意見交換などをしてからアクションを起こす連携した組織体も必要となる。保育士不足などの問題があり、待遇改善をしても他の地域に取られてしまう現状がある。福祉と教育が連携を取り、子どもたちが地域ぐるみでしっかりと育っていくことが、別府の将来のためになるので、力を合わせて頑張っていきたい」と答えた。
 また南部地区振興対策の旧南部小学校跡地と周辺道路の改良について「跡地の具体的の計画と都市計画道路の変更後について、詳しい説明を」と質すと、山内佳久都市政策課長は「選定の条件整理や公共施設の要求水準の検討などを行っているため、今年の秋ごろを目途に公募できるようにしたい」、橋本和久都市整備課長は「道路について、今後の整備を行う区間は、県道別府挾間線の浜脇交差点西側から終点の秋葉通りまでの740㍍。今年度は国からの交付金で事業を行うための都市計画事業認可を取得する。来年度以降は、測量、建物用地調査、用地買収、道路整備工事の順に進めていく予定」とそれぞれ答えた。
 このほか、農林業行政などについて質問した。

40周年を記念し姉妹締結再調印

 公益社団法人別府青年会議所(中島雄一理事長)と中華民國社團法人台北市陽名山國際青年商會(呉穎綸會長)は姉妹締結40周年再調印式を23日午後5時、ホテル白菊5階白虹苑で行い、約50人が出席した。

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 別府青年会議所と陽名山國際青年商會は40年間、姉妹青年会議所として有意義な交流を重ねてきた。今回、5年間の関係継続を取り交わす再調印をすることとなった。
 両国の国歌斉唱後、JCIクリード唱和や青年信条、JC宣言文朗読、綱領唱和などを行った。
 続いて、中島理事長が「40年前の1978年に、姉妹関係の調印が結ばれました。先輩方が培われてきた友情と歴史をひしひしと感じるとともに、40年目の節目を私が携われることを感謝しています。40年間の時代の移り変わりを、この身を持って体験しております。情報伝達技術の発展は目まぐるしく、今後も陽名山國際青年商會と連絡を密にし、発展的な交流をしていく時期と考えています」。
 呉會長は「別府に来て、姉妹締結40周年の再調印式ができることに喜んでいます。先輩の皆さんのおかげで、40周年を迎えることができました」とそれぞれあいさつした。
 来賓の長野恭紘別府市長が「別府青年会議所の歴史は、陽名山國際青年商會の友情の歴史と言っても過言ではない。これは両国の会員の皆さんの努力の賜物と思います。両JCの友好関係が進むということは、日本国と中華民国の友好・交友がますます深みのあるものになると思います」。
 河越祐人別府青年会議所シニアクラブ会長は「以前のように活発な交友はないが、これからは友情だけでなくお互いに多くのイベントをやっていこうと思っています」。
 張天人陽名山國際青年商會歴代會長會會長は「姉妹関係となり40年が経ちましたが、これは皆さんのおかげです。両団体の40年の歴史に感謝しています。これから5年間の関係が延長されるので、両団体の繁栄を心から信じています」とそれぞれ祝辞を述べた。
 今回の調印内容は、①両青年会議所は、経済・文化交流を促進し、会員相互の友好関係を強化する②両青年会議所は、基本資料、名簿などの文書や自国の経済情報を交換し、交流を密にする③両青年会議所は、JCIの信条にのっとり双方の事業を尊重し、最大限の協力をする―の3点。
 別府青年会議所から中島理事長、河越シニアクラブ会長、中根竜別府青年会議所副理事長の3人、陽名山國際青年商會から呉會長、張歴代會長會會長、呂輝哲陽名山國際青年商會國際副會長の3人、長野市長、西謙二別府商工会議所会頭が立会人として、それぞれ署名した。
 記念撮影後、記念品を交換し再調印式を閉会、このあと懇親会で交流を深めた。
 また同日午前、再調印を祈念して海地獄の敷地内に桃の木を植樹した。

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