本紙購読

特集ページ

« 「べっぷ火の海まつり」始まる | メイン | 北高架下笑門みはしら祭を実施 »

2018年7月28日 (土)

支えあう地域づくり市民講演会

 別府市と別府市社会福祉協議会は、支えあう地域づくり市民講演会「地域での支えあい体制づくりに向けて~別府でも築こう、感謝と感動の地域づくり~」を27日午後2時、市公会堂で行った。講師は、鹿児島県鹿屋市串良町柳谷集落自治会長の豊重哲郎さん。地元の人は「やねだん」と呼ぶ地域。

0728ta2

0728tb2

 豊重さんは高校卒業後、上京して銀行員をしていたが、地元に戻ってうなぎの養殖を始めた。55歳の時にやねだん自治公民館長になり「行政に頼らないまちづくり」を目指して、耕作放棄地にサツマイモを植えたり、土着菌の肥料を販売したり、やねだんブランドの焼酎を造ったりと様々なアイデアで自主財源を作りだし、一時期1万円しかなかった余剰金を約500万円まで増やし、地区民に1万円のボーナスを支給するまでになった。120世帯約300人の地区が活力ある魅力的な地区になり、世界中から注目されるようになった。
 長野恭紘別府市長が「市長になる前から、やねだんについて色んな人から聞いていた。少子高齢化は悲観的な言葉として使われることが多いが、高齢化を肯定的にとらえ、みんなが幸せを実感して過ごせるというのが、私たちの使命だと思う。沢山の収穫があると思う」とあいさつ。
 講演で豊重さんは「私は、言うならばエキストラだったのに、表に引き出された。だったら、みんなの心をひきつけ、その気にさせる。出番をくれてありがとう。活動してくれて感謝の気持ちでやる。地方再生はジタバタするな。反目する人もいるし、苦労も沢山ある。でも、執念を持ったリーダーであること。住民の顔と名前は全員覚えているし、番犬までもがファミリー。1人ひとりと本気で向き合うこと」などと熱を込めて話した。活動を紹介するビデオでは、いかに反目する長老たちの信頼をえていったのか等が紹介され、参加者は真剣な表情で見入っていた。

google

  • 検索(β)

    サイト内検索
    ウェブ全体から検索

大分の天気