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2018年8月30日 (木)

高速道路の事故を想定し防災訓練

 大分県高速自動車道等消防連絡協議会(会長、針宮誠司・大分市消防局長)は平成30年度総合防災訓練を30日午前9時、野口原総合運動競技場周辺で開催した。別府市消防本部を含む県内の10消防本部(局)、西日本高速道路(株)九州支社大分高速道路事務所、西日本高速道路パトロール九州(株)大分交通管理隊、大分県警察本部交通部高速道路交通警察隊、別府市内のDMAT、(有)ドリームラインから計70人が参加した。

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 訓練は、東九州自動車道上り車線(福岡方面)を走行していた普通車が、隠山トンネル入口付近で中央ガードレールを突破し、中央緑地帯を越えて東九州自動車下り車線に移りトンネル内を逆走。普通車と正面衝突し、逆走した普通車から出火。また、トンネル内の煙に気づき急停車した普通車に、後方から来た普通車2台が次々と追突した―と想定。
 事故発生後、後続の運転手から110番と119番通報した。上り線で現場に到着した県高速道路交通警察隊と大分交通管理隊が、事故状況を把握し通行禁止措置を実施。通報を受けた別府市消防本部が、県高速自動車道等消防連絡協議会協定に基づき、各消防本部(局)に応援要請をした。高速隊と管理隊は、高速道路を逆走できる体制の確立と先導車両の配置をし、消防応援隊の逆走支援をした。各消防隊が現場到着後、別府市消防本部指揮隊が統括、隠山トンネル大分側入口を大分市消防局が指揮し、消火活動、救助活動を行った。
 車両には1~3人の計12人が乗車しており、救助隊はドアをスプレッダーやバールでこじ開けたり、カッターで切断するなどして、要救助者を慎重に車外に助け出した。救急隊がストレッチャーで安全な場所まで運び、DMATがトリアージし、病院に搬送した。要救助者全員が運ばれた後、救助隊は再度、車の下や周辺に要救助者がいないかを確認した。最後に、ドリームラインが到着し、車をレッカー移動させた。
 閉会式で、針宮会長が「今後、このような事案に安全、迅速に対応してもらうためにも関係機関の相互の連携が必要。今後も、尽力しよう」とあいさつ。
 次回(2020年)の訓練開催地(日田市)の日田玖珠広域消防組合消防本部の荒川博光消防長が「各隊、各関係機関の連携により、訓練がスムーズに終了したと思います。近年、各地で甚大な被害をもたらす自然災害が起きています。その災害対応で、各隊の連携、情報共有化の難しさを体験しました。この問題を解決するには、今回のような訓練を通して、各機関の特徴を理解することが必要」と講評した。

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